たとえば前2走が5→2着の馬と2→5着の馬が同じレースに出走すると、前者が人気になることのほうが多いでしょう
それは前走のほうが前々走より印象に残っているからで、これは馬券を買う側に限った話ではなく、馬に乗る側の心理にもある程度当てはまることではないかと
今年のエリ女の場合、前哨戦というべき秋華賞と府中牝馬Sと京都大賞典がいずれもHペースの前崩れで、秋華賞の先行勢は皆出てこず、府中牝馬で外枠で引っかかったブラボーデイジーは「今回は前にカベを作って折り合いたい」とコメントしていました
そして大賞典で競った2頭のコメントは、クイーンスプマンテ陣営が「今度はハナを切りにいく」、テイエムプリキュア陣営が「今度は番手でもかまわない」
どの先行馬も「前回と同じ轍は踏まない」という主旨のコメントは出していたわけですなあ…
ユタカオー×テーストというのはサクラバクシンオーやサクラキャンドルやトゥナンテと同じで、バクシンオーのイメージが強いのでスピードに優れた配合と思われがちですが、母になれば十分に中距離のスタミナを伝える血統で、たとえばトニービン×サクラユタカオー×ノーザンテーストという配合形には目黒記念3着のダディーズドリームや中山金杯2着のタフグレイスがいます
ユタカオーは秋天や毎日王冠で圧倒的なスピードを見せつけたわけですが、「その世代のトップクラスの中距離スピードは、次世代では中距離のスタミナになりうる(スピード劣化の法則)」という笠説にならえば、母父ユタカオーがスピードというより持続力に長けていても不思議はありません
実際ユタカオーのNasrullah的な柔らかさは、母父としては動きの緩慢さとして伝わることが多く、ダイタクリーヴァなんかも一流のマイラーとしてはちょっと動きがダラッとしていたんですよね
クイーンスプマンテは洋芝2600mで逃げて2戦2勝(みなみ北海道Sと八甲田山特別)。そのときの上がりが12.6-13.3、11.6-12.6。そして今日の上がりが12.2-12.9
前走の失敗を糧に、普段着のスタミナ頼みの逃げに徹したからこその大金星でした
それは前走のほうが前々走より印象に残っているからで、これは馬券を買う側に限った話ではなく、馬に乗る側の心理にもある程度当てはまることではないかと
今年のエリ女の場合、前哨戦というべき秋華賞と府中牝馬Sと京都大賞典がいずれもHペースの前崩れで、秋華賞の先行勢は皆出てこず、府中牝馬で外枠で引っかかったブラボーデイジーは「今回は前にカベを作って折り合いたい」とコメントしていました
そして大賞典で競った2頭のコメントは、クイーンスプマンテ陣営が「今度はハナを切りにいく」、テイエムプリキュア陣営が「今度は番手でもかまわない」
どの先行馬も「前回と同じ轍は踏まない」という主旨のコメントは出していたわけですなあ…
ユタカオー×テーストというのはサクラバクシンオーやサクラキャンドルやトゥナンテと同じで、バクシンオーのイメージが強いのでスピードに優れた配合と思われがちですが、母になれば十分に中距離のスタミナを伝える血統で、たとえばトニービン×サクラユタカオー×ノーザンテーストという配合形には目黒記念3着のダディーズドリームや中山金杯2着のタフグレイスがいます
ユタカオーは秋天や毎日王冠で圧倒的なスピードを見せつけたわけですが、「その世代のトップクラスの中距離スピードは、次世代では中距離のスタミナになりうる(スピード劣化の法則)」という笠説にならえば、母父ユタカオーがスピードというより持続力に長けていても不思議はありません
実際ユタカオーのNasrullah的な柔らかさは、母父としては動きの緩慢さとして伝わることが多く、ダイタクリーヴァなんかも一流のマイラーとしてはちょっと動きがダラッとしていたんですよね
クイーンスプマンテは洋芝2600mで逃げて2戦2勝(みなみ北海道Sと八甲田山特別)。そのときの上がりが12.6-13.3、11.6-12.6。そして今日の上がりが12.2-12.9
前走の失敗を糧に、普段着のスタミナ頼みの逃げに徹したからこその大金星でした