栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

Blushing Groomになれなかった男(2)

2014-12-10 16:26:24 | 配合論

「ミスプロにナスキロ(Secretariat)とハイインロー(Tudor Minstrel)とTom Foolを入れて、しかもNorthern DancerもHail to Reasonも持たないのでなかなか使い勝手のいい血なのですが、日本でこの血を引くG1勝ち馬はカフェオリンポスとゴスホークケンぐらいかな?(その後ベストウォーリアが南部杯勝ち) あんまり大物が出る血ではないんですよね~」

と、下記エントリでGone Westについて書いたんですが、ショウナンアデラ(母父Elusive Quality)の1400mでも持ったままでフワッと先頭に立ってしまうあの感じ、ダノングラシアス(母父Grand Slam)の1400mでタメても鋭敏に斬れすぎるあの感じ、阪神外マイルをバキューンと決めるにはちょっと軽すぎるんじゃないかという印象もあるあの脚は、やっぱりGone Westなんやろうなあ…と私なんかは思うのです

ちなみにGone Westを父系に持つ馬の収得賞金ベスト10は、ケイアイガーベラ、リトルゲルダ、ザフォリア、メジャーカフェ、カフェオリンポス、ザカリヤ、ビクトリーテツニー、ノーブルジュエリー、ドスライス、ダノンムロー、アスコットシチー

Gone Westを母系に持つ馬の収得賞金ベスト10は、ラヴェリータ、マルカシェンク、ベストウォーリア、ザレマ、アドマイヤサガス、トーホウオルビス、エアマックール、ワイルドシャウト、レオンビスティー、コスモシンドラー

今年のJFは、Gone West考が一つのテーマではあるでしょう

Blushing Groomになれなかった男
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/31dd46b64d53806d1f54098a3023dd16

コメント (8)
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