昨年から実施しております、ESDについての取り組みの勉強会を行いました。
ESDってなに?
Education for Sustainable Developmentです
「持続可能な開発のための教育」と訳します。
人であるとか、資源であるとか、社会的な問題とか
様々な資源の問題点を様々な繋がりで持続的に解消していきましょう。
そのための学びと言う事です。
栃木では人材育成や、人間同士のつながりを作る事を目的としております。
昨年の栃木での取り組みは、ウチダザリガニを中心に外来種についての啓発活動の補助や「人のつながり作り」を実施
今年は、環境保全について勉強をしよう!と言う事になり、今回の勉強会を開催しました。
動物園・水族館の保全に対する取組と
地域での保全に対する取組を対比出来る様に講演を依頼。
動物園・水族館部門では、那須どうぶつ王国の園長が講演。
那須どうぶつ王国では、ツシマヤマネコやニホンライチョウの保護増殖事業に参加しております。
現在・動物園・水族館ではどのような取り組みが行われているのかを講演。
地域では・・・
平成理研勤務の高橋様にご協力を頂きました。
ご自分か活動しているフィールドの保全への取り組みをお話し。
子どもたちとの距離感や、写真にもあるように子供たちの真剣なまなざし、興味を引き出す事の大切さを教えて頂きました。
講演の後は、グループワークです。
主催の那須高原自然学校・事務局長
じゃんけんでグループ分け
様々な分野の方が参加され、講演を聞いて「いいね!」と思った所や
質問事項を抽出していきます。
どんな意見が出るのか、園長も高橋さんも興味津々の様
思わずにやりとしてしまう質問も?
質問タイムです。
いいね!と言う意見では
動物園での取り組みとして、ツシマヤマネコ米を使用してお客様が気軽に保全に参加できる事を評価頂きました。
ツシマヤマネコ米が食べられる「ヤマネコテラス」はコチラ
地域の方は、伝える方の子どもたちの距離感が非常に良いと好評!
質問は、動物園も地域も次の展開についてのお話しが多かったです。
ESDとは、「持続可能」を考えねばなりませんので、
地域の保全をして、次の世代がどの様に参加してくれるのか
動物園は、増えた生き物をどの様にして野生に戻すのかと言う事を継続的に考え
地域の協力も得て実施していかなければならないのですね。
講演時間は45分ずつと大変短かったのですが
多くの学びが得られる日となりました。