お茶碗とお箸

なにしてあそぼ

中之島の夕日かな

2007-11-07 11:13:20 | Weblog
事情で近所の銭湯に通うことになった
ずっと以前からあるお風呂屋さんだ

路地に入り 大きく(湯)とかいた暖簾をくぐると
湯気とせっけんのかおりがほんわり漂う
両側に一、二、三と墨で書いた ゲタ箱が並んでる

(男)ののれんを確認して がらりと戸を引くと
番台のおばさんが(こんばんわ)(こんばんわ~)(こんばんわ)??
と板の間の着替えの人もイスで湯冷ましするおじさんも
みんな挨拶してくれた(^。^)オヨヨ~
そう広くはないのだけど数人だからちょうどいい感じ

思ったより静か
男女をしきる大きな鏡、コーヒー牛乳、のっぽ扇風機がなつかしい
か~~ん こ~~んとガラスごしから聞こえる丸い音もいい
入ってくる人も出てくる人もまた みなあいさつしている

たっぷりとした湯にじわじわ体を漬けていく
ここの壁のタイル絵はどこかの海岸の風景で
(おれ いいとこに 来てんだよな~な~)なんて自己暗示にかける
がそれにしても熱い ふだんぬるま湯の生活習慣が身についてるからか

タオルは湯船につけないで下さい
湯船で体を洗わないで下さいと張ってある
公衆衛生の管轄だろうけど
だれも規則はやぶらない お行儀がいい

桶やイスをスミにおいてでていく
まったりとても気持ちいい 
サウナやジャグジーなどもいいけど
ここは人が気持ちいいのだ


茹蛸になってまた路地から通りに出た