縞三毛猫ちゃんとテニス

気ままな猫ちゃんと、
テニスについて考えるブログ

ヘルパンギーナ流行

2014-08-01 12:41:47 | 病気
ヘルパンギーナが各地で流行のようです。


ヘルパンギーナ(Herpangina )

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹を特徴とし、
夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎であり、いわゆる夏かぜの代表的疾患である。
その大多数はエンテロウイルス属、流行性のものは特にA群コクサッキーウイルスの感染によるものである。

臨床症状
2~4 日の潜伏期を経過し、突然の発熱に続いて咽頭粘膜の発赤が顕著となり、
口腔内に直径1~2mm 、大きいものでは5mmほどの紅暈で囲まれた小水疱が出現する。
小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴う。
発熱については2 ~4 日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失する。
ほとんどは予後良好である。
まれには無菌性髄膜炎、急性心筋炎などを合併することがある。



治療・予防
通常は対症療法のみであり、発熱や頭痛などに対してはアセトアミノフェンなどを用いることもある。
時には脱水に対する治療が必要なこともある。
特異的な予防法はないが、感染者との密接な接触を避けること、
流行時にうがいや手指の消毒を励行することなどである。

学校保健法における取り扱い
「学校長の判断によって出席停止の扱いをするもの」とはならない。
したがって、欠席者が多くなり、授業などに支障をきたしそうな場合、
流行の大きさ、あるいは合併症の発生などから保護者の間で不安が多い場合など、
「学校長が学校医と相談をして第3 種学校伝染病としての扱いをすることがあり得る病気」と解釈される。
本症では、主症状から回復した後も、ウイルスは長期にわたって便から排泄されることがあるので、
急性期のみの登校登園停止による学校・幼稚園・保育園などでの厳密な流行阻止効果は期待ができない。
本症の大部分は軽症疾患であり、登校登園については手足口病と同様、流行阻止の目的というよりも
患者本人の状態によって判断すべきであると考えられる。


文章は国立感染症研究所感染症情報センターホームページより引用
 








最新の画像もっと見る

コメントを投稿