ベラルーシでコロナウイルス感染者数が増えています。あと1週間でピークが来るとか5月上旬だろうとかいろいろな予測がされています。
私の娘は現在国立ベラルーシ医大の1年生なのですが、10日も前からオンライン授業に切り替わり、毎日自宅で勉強しています。
先日、クラスでディスカッションの授業があり、スカイプで行われたのですが、テーマが感染病でした。
同じクラスの学生の一人がこの授業のために一人でプログラムを作って、今後のベラルーシでの感染者数の予測を算出し、クラスのみんなでディスカッションすることになりました。
その学生によると、まず2020年3月6日から4月12日までのベラルーシ保健省が発表した感染者数(累計)と死者数(累計)を算出するための基本データとして入力。
ただし、保健省がこの期間毎日きっちり発表していたわけではなく、非常事態省が発表した日もあります。
発表がなかった日はたぶんこれぐらいの感染者だったろうという数字を(悪く言えば当てずっぽうで)入力した日もあります。
死者数に関しては発表がなかった日は、その日は死者は増えなかったとして、前日の死者数をそのまま入力しています。
また今後も今までと同じように、政府が都市封鎖や全国一斉休校などの大がかりな対策はしない、という条件下での計算です。
このようにして、感染者数がどのように増えていくのか、致死率が変わらなかったとして、死者数がどれぐらい増えるか計算し、4月13日以降の予測を弾き出しました。
それを娘から見せてもらったのですが、それによると、
4月13日の予測は感染者2952人。実際は2919人。予測死者数は29人。実際は29人。
4月14日の予測は感染者3353人。実際は3281人。予測死者数は33人。実際は33人。
4月15日の予測は感染者3785人。実際は3728人。予測死者数は37人。実際は36人。
4月16日の予測は感染者4250人。実際は4204人。予測死者数は41人。実際は40人。
4月17日の予測は感染者4753人。実際は4779人。。予測者死者数は45人。実際は42人。
・・・とあまり誤差がないのです。
それはもちろん、
「感染者数3000人を超える日? 4月14日じゃない? あ、当たった。 感染者数4000人を超える日? 4月16日じゃない? あ、当たった。」
というような予想を前日にするのは素人の私でもできることです。
でもこの一医大生の予測は今のことろかなり正確なので、今後の予測を見てみましょう。
それによると、感染者数が・・・
5000人を超えるのは4月18日。死者数が50人を超えるのも4月18日。
6000人を超えるのは4月20日。
7000人を超えるのは4月21日。
8000人を超えるのは4月23日。
9000人を超えるのは4月24日。
10000人を超えるのは4月25日。死者数が100人を超えるのは4月26日。
15000人を超えるのは4月29日。
20000人を超えるのは5月3日。死者数が200人を超えるのは5月4日。
25000人を超えるのは5月5日。
30000人を超えるのは5月8日。死者数が300人を超えるのは5月9日。
40000人を超えるのは5月11日。
45000人を超えるのは5月13日。死者数が400人を超えるのは5月13日。
50000人を超えるのは5月14日。
55000人を超えるのは5月15日。死者数が500人を超えるのは5月16日。
60000人を超えるのは5月17日。
5月17日以降の予測は計算していません。
この数字だけ見ていると怖くなりますが、本当に的中するかどうかは分かりません。
ディスカッション授業の中でもいろいろ意見が出されて、「当たらない」という意見のほうが多かったようです。
私も、この数字を見ていて、大多数の人が軽症を発症することにより、ある種の『集団免疫』が出てくるはずなので、感染する機会が減ってくることは計算の中に入れていないのか、と思いました。すると、そのことについては条件に入れていないそうで、これだと毎日、新しい日がやってきたら、その日がピークになってしまいます。いつまで経っても減少しない計算になっています。
というわけで、私は、実際にはこんなに感染者は増えない、という意見に賛成なのですが、ディスカッション授業の中で担当教官も、「この予測は当たらない。」という考えを示したそうです。
その理由は、コロナウイルスが変異することを条件の中に入れていないから、だそうです。
そして、変異すると毒性の高いウイルスに変わってしまうので、その感染者の増加についても考慮に入れないといけないから、学生の予測より、感染者が増える可能性もあると担当教官は言ったそうです。
つまり、予測よりもっと多くの人が感染するので、「この予測は当たらない」んだそうです。
私は何とかこれまでの対策が効果を出す、あるいは新しい対策を打ち出して、感染者数が予測を下回るほうを願っています。
私の娘は現在国立ベラルーシ医大の1年生なのですが、10日も前からオンライン授業に切り替わり、毎日自宅で勉強しています。
先日、クラスでディスカッションの授業があり、スカイプで行われたのですが、テーマが感染病でした。
同じクラスの学生の一人がこの授業のために一人でプログラムを作って、今後のベラルーシでの感染者数の予測を算出し、クラスのみんなでディスカッションすることになりました。
その学生によると、まず2020年3月6日から4月12日までのベラルーシ保健省が発表した感染者数(累計)と死者数(累計)を算出するための基本データとして入力。
ただし、保健省がこの期間毎日きっちり発表していたわけではなく、非常事態省が発表した日もあります。
発表がなかった日はたぶんこれぐらいの感染者だったろうという数字を(悪く言えば当てずっぽうで)入力した日もあります。
死者数に関しては発表がなかった日は、その日は死者は増えなかったとして、前日の死者数をそのまま入力しています。
また今後も今までと同じように、政府が都市封鎖や全国一斉休校などの大がかりな対策はしない、という条件下での計算です。
このようにして、感染者数がどのように増えていくのか、致死率が変わらなかったとして、死者数がどれぐらい増えるか計算し、4月13日以降の予測を弾き出しました。
それを娘から見せてもらったのですが、それによると、
4月13日の予測は感染者2952人。実際は2919人。予測死者数は29人。実際は29人。
4月14日の予測は感染者3353人。実際は3281人。予測死者数は33人。実際は33人。
4月15日の予測は感染者3785人。実際は3728人。予測死者数は37人。実際は36人。
4月16日の予測は感染者4250人。実際は4204人。予測死者数は41人。実際は40人。
4月17日の予測は感染者4753人。実際は4779人。。予測者死者数は45人。実際は42人。
・・・とあまり誤差がないのです。
それはもちろん、
「感染者数3000人を超える日? 4月14日じゃない? あ、当たった。 感染者数4000人を超える日? 4月16日じゃない? あ、当たった。」
というような予想を前日にするのは素人の私でもできることです。
でもこの一医大生の予測は今のことろかなり正確なので、今後の予測を見てみましょう。
それによると、感染者数が・・・
5000人を超えるのは4月18日。死者数が50人を超えるのも4月18日。
6000人を超えるのは4月20日。
7000人を超えるのは4月21日。
8000人を超えるのは4月23日。
9000人を超えるのは4月24日。
10000人を超えるのは4月25日。死者数が100人を超えるのは4月26日。
15000人を超えるのは4月29日。
20000人を超えるのは5月3日。死者数が200人を超えるのは5月4日。
25000人を超えるのは5月5日。
30000人を超えるのは5月8日。死者数が300人を超えるのは5月9日。
40000人を超えるのは5月11日。
45000人を超えるのは5月13日。死者数が400人を超えるのは5月13日。
50000人を超えるのは5月14日。
55000人を超えるのは5月15日。死者数が500人を超えるのは5月16日。
60000人を超えるのは5月17日。
5月17日以降の予測は計算していません。
この数字だけ見ていると怖くなりますが、本当に的中するかどうかは分かりません。
ディスカッション授業の中でもいろいろ意見が出されて、「当たらない」という意見のほうが多かったようです。
私も、この数字を見ていて、大多数の人が軽症を発症することにより、ある種の『集団免疫』が出てくるはずなので、感染する機会が減ってくることは計算の中に入れていないのか、と思いました。すると、そのことについては条件に入れていないそうで、これだと毎日、新しい日がやってきたら、その日がピークになってしまいます。いつまで経っても減少しない計算になっています。
というわけで、私は、実際にはこんなに感染者は増えない、という意見に賛成なのですが、ディスカッション授業の中で担当教官も、「この予測は当たらない。」という考えを示したそうです。
その理由は、コロナウイルスが変異することを条件の中に入れていないから、だそうです。
そして、変異すると毒性の高いウイルスに変わってしまうので、その感染者の増加についても考慮に入れないといけないから、学生の予測より、感染者が増える可能性もあると担当教官は言ったそうです。
つまり、予測よりもっと多くの人が感染するので、「この予測は当たらない」んだそうです。
私は何とかこれまでの対策が効果を出す、あるいは新しい対策を打ち出して、感染者数が予測を下回るほうを願っています。