ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年1月17日。気温マイナス20度の中のデモ

2021-01-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月17日。マイナス20度の気温でも、反政府デモ活動は続いています。雪の上に白赤白の旗の絵を描いたり、雪だるまに旗を待たせたり、ショッポングモールの吹き抜けでフラッシュモブをしたり、いわゆるムペンバ効果を利用して、お湯と赤い色をつけた水をマイナス20度の森の中でまいて、白赤白のシンボルマークを作って動画にしたり、さまざまなアイデアが出ています。

 白赤白の旗を掲げたら、罰金刑になりますが、何処吹く風といった状況です。

 またベラルーシ以外の多くの都市でも、ベラルーシ反政府デモ集会が行われています。

 白赤白の旗を掲げたら、罰金刑になりますが、何処吹く風といった状況です。

 政府の方も国旗を車につけて、車列で更新する政府支持デモを再開しました。

 

 アイスホッケー世界選手権大会ですが、3社目のスポンサー企業が、正式にスポンサーから下りました。会場がミンスクでなくなったら、またスポンサーに復帰すると思いますが・・・。

 今回はドイツのリキモリオイル社(LIQUI MOLY)です。

 今週中には会場をどうするのか決定されますが、どうなることでしょう。

 

 反政府デモ集会でも「ミンスク大会反対!」のシュプレヒコールが起こっています。

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者22万5461人。死者数1582人

2021-01-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月17日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は225461人になりました。1日の新規感染者数は1924人です。1900人台のままですね・・・。先週の4連休の人出が影響しているとするとこの傾向があと1週間は続きそうです・・・。

 死者数は1582人です。

 209308人が回復しました。

 

 バスの車内案内のディスプレイでは(車内案内が設置されているバスとそうでないバスがあります。)ほとんど常時「乗車中はマスクをしましょう。」「手を洗いましょう。」「スマホの画面をきれいにふきましょう。」といったコロナ感染対策方法が流されています。

 それはそれでいいのですが、罰則、罰金があるわけでもないので、マスクなしでバスに乗っている人もいます。最近は少数派になりましたが・・・。 

 


2021年1月16日。気温マイナス20度

2021-01-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月16日。1月8日が振替休日になったので、今日はその振替労働日です。

 今日は気温がさらに下がりましたが、幸いバスのドアは故障していませんでした。

 

 ベラルーシのハイテクノロジーパークにあるIT企業は、ベラルーシ国旗を掲揚するよう通達がありました。

 

 現在60社を超えるIT企業が拠点をリトアニアに移そうと検討中だそうです。

 

 国際アイスホッケー連盟会長は、今年のアイスホッケー世界選手権大会がミンスクで開催されるチャンスは小さい、と発言しました。いよいよ暗雲が立ち込めてきた感じです。もし別の開催場所に変更になった場合、今度はベラルーシのチームが参加をボイコットしそうです。もっとも、ベラルーシ一国がボイコットより、大多数の国がボイコットのほうが、傷が深くなりますからね・・・。

  チェコの自動車メーカーシュコダ・オートはミンスクが今年のアイスホッケー世界選手権大会の会場になる場合、スポンサーを下りることを公表しました。

 同じくニベアも。他の企業も「今年はスポンサーやめます。コロナのせいで事業成績がよくないし。」と決定する可能性があります。

 スポーンサー離れが一番の原因で、アイスホッケー世界選手権大会が開催できなくなるかもしれません。

 

  自宅の窓のブラインドが白と赤だった男性が拘束され、裁判になりました。

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者22万3537人。死者数1573人

2021-01-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月16日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は223537人になりました。1日の新規感染者数は1933人になりました。

 死者数は1573人です。

 207766人が回復しました。

 423万件を超える検査数となりました。

 

 ミンスク市内の児童図書館で司書の集団感染が起こりましたが、ニュースにもならず、閉館にもならず、他の市立図書館から司書の応援を頼んで、平常通り開館しています。

 来館者はもちろん、クラスターが発生している図書館だとは知りません。

 私が務めている図書館司書は、距離的に遠いので、その図書館には応援に行ってないのですが、応援申請が来て、そこへ行かなといけなくなった人は気の毒です。

 そして人ごとでもなく、同じようなことがすぐ身近で起きるかもしれません。

 


2021年1月15日。気温マイナス15度

2021-01-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月15日、気温がマイナス15度に冷え込んでいます。今朝は出勤しようとトロリーバスに乗ろうとしたら、寒さのせいでドアが壊れて開かなくなったので、乗客が自分で開け閉めを手動でしていました。

 こんなに寒いのに、反政府デモ活動は延々続いています。300人が雪野原でダンスのフラッシュモブをしたり、雪だるまデモ隊やじゃがいもデモ隊を大量に作ったりしています。

 

 自分が住む団地デモ集会を呼びかけるチャットの運営者が身柄拘束されました。

 

 反政府デモ活動に参加した人、白赤白の旗を掲げた人に対する罰金刑の額が値上げされることが検討されています。

 

 ポーランドで反政府派を支援するベラルーシ人団体BYSOLは、ベラルーシ内務省が、ブレスト州イワツェヴィチ市に、反政府デモ活動家を無期限で収容する、強制収容所を設立を計画していると話す内務省幹部の声を録音した音声をネット上公開しました。

 録音そのものは去年の10月らしいですが、今のところそのような強制収容所は完成していません。第二次世界大戦中のナチスドイツによる強制収容所を思い出してしまいました。

 

 ベラルーシ大統領は、自分を含むベラルーシの高官に対するEUからの制裁措置に対して、同じようにお返ししなくてはならない、それを近いうちに始めると発言しました。


ベラルーシのコロナウイルス感染者22万1604人。死者数1564人

2021-01-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月15日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は221604人になりました。とうとう22万人台です。1日の新規感染者数は1941人です。1900人台から減りませんねえ・・・

 死者数は1564人です。

 204500人が回復しました。

 421万件を超える検査数となりました。

 

 1月5日に新規感染者数が急に1200人台に急減し、翌日にはまた戻った・・・というあの日は何だったのか考えると、これは実際には1月1日の結果が4日遅れで発表されたということでは?と思うようになりました。つまり全ての結果発表が4日ずれているということです。そして1月1日は検査機関が正月休みで、通常の数ほど検査をこなせなかったので、新規感染者数も1200人台に減ってしまった、ということではないでしょうか。(あくまで私の想像です。)

  


2021年1月14日。正教のお正月 

2021-01-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 正教のお正月は旧正月とも呼ばれます。

 今日も新聞社一社の新聞が街中の新聞スタンドを販売されることが禁止されました。メディア側が理由を尋ねてもノーコメントです。

 ブレストの地方紙が印刷所から印刷を拒否され、紙媒体での新聞は発行できなくなりました。

 メディアの一つベラパンが今日、家宅捜索を受けました。

 昨日、警察に連行された出版社の編集長は、今日解放されました。

 

 ヨーロッパジャーナリスト連盟が、国際アイスホッケー連盟に、2021年アイスホッケー世界選手権大会をミンスクで開催しないことを求めました。

 

昨日(1月13日)のニュース。

ビテプスクで、朝、森の中でノルディックウォーキングを楽しんでいた高齢の女性4人が身柄拘束されました。

・・・の続報です。実際には6人が身柄拘束され、一人は解放されましたが5人は取り調べを受けて留置所に入っています。

 この6人は健康のためノルディックウォーキングをしていただけと主張していますが、地元警察は、反政府活動のピケをしていたとしています。(朝の森の中で? だとしたら、どうして一人は解放されたのか?と疑問が残りますね。)


ベラルーシのコロナウイルス感染者21万9663人。死者数1554人

2021-01-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月14日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は219663人になりました。1日の新規感染者数は1967人です。またこの数が増えてしまいました・・・。

 死者数は1554人です。

 202446人が回復しました。

 

 自宅での自己隔離ですが、今までは健康のため、散歩を目的とした外出は認められていました。しかしそれも禁止になりました。

 ベラルーシ保健省は、コロナウイルス第二波について、「感染者数はもっと増えると予測していたが、意外とそれを下回っている。」と感染症拡大対策に効果が出ていることを力説しました。

 ここ一ヶ月の間にベラルーシ国立文化芸術大学の教員4人が死去しました。死因は公表されている人もいますが、COVID-19だそうです。


2021年1月13日。正教の大晦日

2021-01-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月13日。今日は正教の大晦日です。

 ビテプスクで、朝、森の中でノルディックウォーキングを楽しんでいた高齢の女性4人が身柄拘束されました。警察で取り調べを受けていますが、理由ははっきりしていません。このうちの一人の女性の息子は地元の政治家で、反政府デモに参加したため、現在勾留中だそうです。しかし、他3人までなぜ拘束されないといけないのかよく分かりません。まさか森の中で高齢女性が毎朝ウォーキングをしながら、反政府デモの相談をしていたのでしょうか???

 

 今日もまたジャーナリストが逮捕されました。

 去年、ベラルーシでは6紙の新聞が、廃刊や休刊に追い込まれました。しかし、インターネットニュースでの配信は続けています。

 

 ゴメリに住む5人の子どもがいる家族。年上の3人はすでに成人で独立しています。二人の未成年の子どもと父、母がいっしょに暮らしていたのですが、この両親が9月に反政府デモに参加。身柄拘束されました。その間、子どもをみる保護者が家にいないので、子どもも連行されてしまいました。両親は留置所へ。子ども二人は、ペットを入れるためのケージに入れられました。

 この一家はその後身柄を解放されましたが、先日人権保護団体の支援により、リトアニアに引っ越しました。その際、長年飼っていた犬も連れて行きたかったのですが、犬権(?)は支援されていないのか、ベラルーシに残されることになりました。今、ネット上でこの犬の新しい飼い主を探しています。

 

 国際アイスホッケー連盟会長は、今のところ今年開催される世界選手権大会の会場をミンスクから別の都市に変更する予定はない、と発表しました。

 今後の予想ですが、ボイコットする国が大量に出てきて、世界選手権大会そのものが成立しない可能性があります。連盟の会長は責任を取って解任でしょう。

 もっとも私が思うには、政治的な理由ではなく、夏の東京五輪すら開催が危ぶまれているぐらいなので、アイスホッケーの世界選手権大会もコロナウイルスのせいで、開催できなくなるのでは? とこちらのほうが可能性が高いと思います。

 ミンスクでの開催は安全だとベラルーシ大統領は自分が保証する、といったことを発言していますが、ホッケー会場に消毒液を置いておくレベルかもしれません。

 他のヨーロッパ諸国が、厳しい対策を打ち出して、人の移動もままならない状態なのに、ベラルーシは特に何も対策をしていませんし、感染者数も減っていません。

 この感染対策をしていない態度のほうが、スポーツの試合の開催の足かせになると思いますが・・・。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者21万7696人。死者数1544人

2021-01-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月13日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は217696人になりました。1日の新規感染者数は1972人です。また1900人台に戻ってしまいました・・・。

 死者数は1544人です。

 200132人が回復しました。

 

 ベラルーシは1月7日から10日まで4連休だったので、潜伏期間を考えると今月24日ぐらいまでずっとピークが続くのでは・・・というのが私の予想です。都市封鎖や営業時間短縮などの対策はしていませんし・・・。

 ベラルーシでは8月の大統領選挙の後、花火が反政府デモに使われるのを防ぐために販売禁止になったのに、年末のクリスマス前には一部禁止が解かれました。

 当然クリスマスに花火を打ち上げたりカウントダウンに使う人もいましたし、そもそも市役所主催の花火大会が行われ、政府主催のカウントダウンコンサートまで開催していたので、他のヨーロッパ諸国(パーティー禁止、花火販売禁止)のコロナ対策と比べると、差がありすぎます。ベラルーシはそんなに死亡率が高いわけじゃないから、というのが根拠なのでしょうが・・・。


2021年1月12日、気温マイナス4度

2021-01-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月12日、さまざまな余波が続いています。

 9日にルカシェンコ大統領とその三男にインタビューをして、10日に内容を発表したロシアのジャーナリスト。現在、いわゆる「炎上」そして脅迫まがいの言葉を受けていることを発表しました。

 このインタビューはルカシェンコ大統領の自宅のダイニングルームで文字通りアットホームな雰囲気の中で行われました。三男は普段着のセーター姿でしたしね。そして「こんなところで普段この親子は食事しているんですよ。」とダイニングルームを公開しました。そしてジャーナリストにクレープをごちそう。楽しいティータイム、和やかな雰囲気の中での取材・・・という演出が見られました。が、このクレープを3人のお皿に取り分けるお給仕をしていたのが、大統領報道官だったので、そこだけアットホーム感がなくなっていました。

 さらには、飼っている犬(真っ白のスピッツ)をテーブルの上に乗せて、並べてあるお皿の間を歩かせたりする大統領。インタビューの間、幸い吠えることなく、テーブルの端のほうで横になってしましたが、クレープに犬の毛がくっつかないの?と思います。(私は犬がその上を歩いているテーブルの上で食事したくないです。自分がふだん可愛がっている犬でも嫌です。)

 

 ベラルーシ大統領は改めて、アイスホッケー世界選手権大会は予定通りミンスクが会場だと述べましたが、国際アイスホッケー連盟は最終決定をまだ決めかねているようで、公式な発表はありません。

 もし、国際アイスホッケー連盟が予定通りミンスク開催を認めたら、連盟長の辞任を求める声が上がるとも言われています。

 

 リトアニア外務省が、ベラルーシの国名を変更する用意があると発表しました。もっともリトアニア語表記を変更する、ということで、ベラルーシが自国の国名を変更するというわけではありません。

 日本でもグルジアのことをジョージアと名称変更しましたね。

 これはジョージア政府が依頼したからですが、リトアニアがベラルーシのリトアニア語での表記を変更するのはベラルーシ政府からの依頼ではありません。

 今リトアニア滞在中のチハノフスカヤ氏の依頼ということです。

 結局、国名が気に入らんとかそういう意味ではなく、リトアニア政府はチハノフスカヤ氏を、真のベラルーシ大統領(政府代表)と見なしていますよ、というパフォーマンスのようにとれます。

 

 ミンスクでは団地の駐車場に車を駐車していて、その車の上に雪が降り積もったままだったり、車の周りの雪かきをちゃんとしなかった場合、車の所有者は罰金を支払わないといけないことになりました。

 

 白赤白の雪だるまを使って反政府デモ活動をしないように警察が警察犬といっしょに団地内をパトロールしているそうです。

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者21万5724人。死者数1535人

2021-01-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月12日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は215724人になりました。1日の新規感染者数は1731人です。少しですが減りました。

 死者数は1535人です。

 197851人が回復しました。

 

 ベラルーシでは法律が変わり、コロナウイルスに感染防止の自己隔離を理由とした長期休暇(有給)を認めることになりました。

 例えば、今は感染していないし健康だし、長期休暇(平均の長さは26日間)を夏に取ろうと思っていたけど、今コロナウイルス感染拡大が広がっているので、自宅で自己隔離したいから出勤したくない、なので今長期休暇をくださいと届けを出したら、それを認めないといけなくなりました。

 本当に休暇申請した人が一ヶ月自宅で自己隔離をばっちりするかどうかどうかはわかりませんし、違反した際の罰則はありません。

 また病欠届けを出すために、医者の署名と公印が必要でしたが、3日以内なら、医師の署名と公印がなくても病欠扱いになる(その分の給料は引かれない)ことも決定しました。

 病院での医師の負担軽減のためだと思われます。また病欠中に雇用契約期間が終わるのは認められず、病欠期間は雇用契約の中には計上されないことにもなりました。

 


2021年1月11日。菓子類の値上げ

2021-01-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月11日。

 ベラルーシではこれから菓子類にかけられる税金が10%から20%に引き揚げられることになりました。

 クッキーやケーキ、ウエハース、ポテトチップスなど庶民のためのお菓子の値段が上がります。

 主に小麦粉を使ったお菓子を中心に値上がりするようです。

 ちなみに、日本人は意外に思われるでしょうが、ベラルーシは気候が寒くて小麦がほとんど成長しないので、小麦はほとんど輸入なのです。(製粉はベラルーシ国内でしています。)輸入品なので、それを使ったクッキーやケーキの値段が上がるのは今のベラルーシの経済状況からすると当然なのかなと思ったりします。

 ポテトチップスの材料のじゃがいもはベラルーシで大量に栽培されているのに、税金がかけられるのですね・・・。おかずになる食べ物ではない(生活必需的な食品ではない)から、ある意味贅沢品扱いで、それで税金をたくさんかけてもいいだろう・・・という考えなのかもしれません。

 日本で例えるなら、白米に20%の税金、お餅に10%の税金、というパターンと、白米に10%の税金、お餅に20%の税金というパターンだったら、絶対前者のほうに大反対の声が上がるでしょう。

 

 今日、国際アイスホッケー連盟代表がミンスクを訪れ、世界選手権大会の会場をミンスクで継続するのかどうか話し合っています。

 代表は「2014年とは状況が変わった。」と言及。(2014年、ベラルーシで初めてアイスホッケー世界選手権大会が開催されたことを指します。)

 ベラルーシ大統領は「ミンスクでの開催が絶対安心安全だと協会長に説明する。」

と話しています。

 安心安全です!とミンスクで開催したところで、ミンスクが会場なら参加しませんと決めている国もあるので、結局ほとんどの参加国がボイコットしたら、スポーツの試合として成立しないのですが・・・。

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者21万3993人。死者数1526人

2021-01-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月11日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は213993人になりました。1日の新規感染者数は1792人です。一応1700人台になりました。

 死者数は1526人です。

 196284人が回復しました。

 413万件の検査数となりました。

 

 

 


2021年1月10日。気温マイナス5度

2021-01-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月10日。天気予報ではマイナス10度にまで気温が下がるということでしたが、そんなに寒くありませんでした。

 4連休最終日。明日から学校が始まります。

 図書館は開館日なので出勤しましたが、帰宅途中、酔っ払ってふらふらしている人がいつもより目立ちました。

 

 今年のアイスホッケー世界選手権大会ですが、すでに7カ国で、完全ボイコットするか、会場がミンスク以外の都市(ベラルーシ以外の都市)に変更されたら参加しようか、協議中だそうです。

 

 ロシアのジャーナリストの取材に答えて、ベラルーシ大統領は、今年の年末までに新しい憲法の草案を完成させる予定だと述べました。野党はこの新憲法自体に反対しています。ますます大統領の権限が強まる可能性があるからです。

 ジャーナリストの取材には大統領の三男も答えて、自分も父から5日遅れでコロナウイルスに罹患していたことを話しました。つまり夏に2人とも感染していて今は回復したということですね。

 親子で定期的に政治の話をしているのだそうです。三男(高校1年生)は、「父には父なりの考えがある。」「私たち親子は性格がよく似ている。」などと話しました。インタビュアーは、「(三男)はおとなしく、控えめ。」と人物像について感想を書いていましたが、読んでいて、私は「?」になりました。

 それより、この三男がどこで勉強しているのか謎で、そこのところ質問してほしかったのですが、質問したけれど警備上の都合により答えなかったのか何なのか、分かりませんでした。

 ロシアのセレブ子弟が通っている高校に偽名を使って入学しているという噂(ロシアメディア発の報道)もありましたが、ベラルーシでよく目撃されていて、一応ロシアの高校に籍はあるけど、実際はほとんど通学せず、ベラルーシにいるというのが真相なのかな?と思いました。家で家庭教師と勉強しているのかもしれませんね。ベラルーシの高校は家庭学習を認めているので、別に大統領の子弟でなくても、家で自分で勉強している高校生も少数派ですがいます。要するに高校の卒業試験でいい点数を取れたらいいということです。

 そうしていた人たちに話を聞いたことがあるのですが、理由を聞いたら、

「自分は大学進学を目指して、勉強がしたいので教室で必ず一番前の席に座われるよう先生に頼んでいたが、教室の後ろのほうで自分以外の生徒が、ずっと騒いでいる、ノートをちぎってぶつけ合っている、もちろん先生の言うことも聞かないという状態だったので、うるさくて勉強にならない。あきらめて、家で勉強しますからと学校側に申請して、それから通学はせず。高校卒業試験では学年1位の成績で、その後大学受験に合格。」

「通っていた高校の数学のレベルが低くて、大学入試のときにいい点数が取れないと思ったので、数学だけ家で勉強。幸いおばあちゃんが元数学教師だったので、おばあちゃんに教えてもらった。その後大学入試で数学は高得点で、希望していた大学に合格。」

「子どものときから勉強がよくできていた。飛び級をしたことがある。高校になると先生ができない子どものレベルに合わせた授業をするので、自分は物足りなく感じ、体育以外の授業に出るのはやめます、と学校側に申請したら認められた。家で受験用の勉強ばかりした結果、大学に合格。」

 日本だと高校にいろいろなレベルがあるので、高校入試のときに進学校に入ろうとするのですが、ベラルーシの高校(もちろん公立)はあまり差がないので、高校生になってから、「この高校じゃ大学に行けない。」と気がついて、高校自体に通うのをやめる・・・と言う人が多いのでしょう。

 しかも生徒の自由や保護者の意見が優先されるので、家庭学習を認めます、通学しなくても退学処分にはなりませんという法律がちゃんとあるのはすばらしいことですね。

(ベラルーシの政府反対派は「ベラルーシに自由を!」と訴えていますが、私からすると日本の子どもほうがよっぽど不自由な人生を送っていますよ。訴えようともしません。)