一昨日入江泰吉の「萬葉讃歌」についてお話しましたが
万葉集といえば忘れられない思い出があります。
大学に入って間もない頃「古都愛好会」のメンバーたちと
奈良の明日香村を散策したことがあります。
コースはすっかり記憶から遠ざかってしまいましたが
甘樫丘に登って草むらに腰かけ、遠くに大和三山を眺めていた時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/38/08412f6759e63e99a6833c478eb3249f.jpg)
左が耳成山、右が天の香具山
4年生の先輩が突然歌い始めました。
「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登りたち 国見をすれば
国原は 煙立ち立つ 海原は 鷗立ち立つ うまし国ぞ あきづしま 大和の国は」
舒明天皇の国見歌を諳んじているなんて…
それとも、後輩達に披露しようと準備していたのかもしれません。
不思議にもこの1コマだけが頭に焼き付いています。
この情景、どなたか覚えてないですか?
よほど印象的だったのか、数年後、私自身が読んだ歌
甘樫の 丘に登りて 国見歌
歌ひし友は いずこにいかに (quilt)
聞くところによると、この先輩は随分前に他界されたとか(_ _。)
麓に蘇我蝦夷、入鹿親子の大邸宅があったという丘
飛鳥歴史公園として整備され
私達が見た素朴な丘の風景はすっかり変わってしまったようです。
大好きな明日香、斑鳩、室生…
300年ぶりに再建された興福寺の中金堂
悲劇の大津皇子が眠るという二上山あたりも訪ねてみたい
大和はまだまだ魅力がいっぱいですね|´∀`●)
万葉集といえば忘れられない思い出があります。
大学に入って間もない頃「古都愛好会」のメンバーたちと
奈良の明日香村を散策したことがあります。
コースはすっかり記憶から遠ざかってしまいましたが
甘樫丘に登って草むらに腰かけ、遠くに大和三山を眺めていた時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/38/08412f6759e63e99a6833c478eb3249f.jpg)
左が耳成山、右が天の香具山
4年生の先輩が突然歌い始めました。
「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登りたち 国見をすれば
国原は 煙立ち立つ 海原は 鷗立ち立つ うまし国ぞ あきづしま 大和の国は」
舒明天皇の国見歌を諳んじているなんて…
それとも、後輩達に披露しようと準備していたのかもしれません。
不思議にもこの1コマだけが頭に焼き付いています。
この情景、どなたか覚えてないですか?
よほど印象的だったのか、数年後、私自身が読んだ歌
甘樫の 丘に登りて 国見歌
歌ひし友は いずこにいかに (quilt)
聞くところによると、この先輩は随分前に他界されたとか(_ _。)
麓に蘇我蝦夷、入鹿親子の大邸宅があったという丘
飛鳥歴史公園として整備され
私達が見た素朴な丘の風景はすっかり変わってしまったようです。
大好きな明日香、斑鳩、室生…
300年ぶりに再建された興福寺の中金堂
悲劇の大津皇子が眠るという二上山あたりも訪ねてみたい
大和はまだまだ魅力がいっぱいですね|´∀`●)