公州（公山城）

旅の3日目は盛りだくさん…お次は秋晴れの公山城です！

扶余に遷都される前の64年間（475～538年）
公州＝当時は熊津（ウンジン）が百済の都でした。

世界文化遺産公山城は全長2,660メートルの巨大な城壁に囲まれた
王都の防衛施設で王宮もこの中にあったそうです！












錦西楼（城の西門にあたり1993年に復元）



城壁沿いに歩けば

公山亭



公州の町並みや美しい錦江の風景が見渡せます





地図で見るとアーチ門の背後の丘あたりが武寧王陵

武寧王は聖王のひとつ前、第25代の百済王
「帝王の娘スペクヒャン」でイ・ジェリョンが演じた王ですね♪

（2016．10．17.訪問）

扶余探訪

ドラマ「薯童謠（ソドンヨ）」を観て以来
百済の都・扶余（부여）訪問は長年の夢でした。

538年熊津（今の公州）から泗沘（今の扶余）に遷都したのは
第26代聖王（「帝王の娘スペクヒャン」のミョンノンですね）！

聖王と武王…Hyunjaeさんが2つのドラマで演じた王たちが生きた百済
倭国とも関わりの深い百済
その最後の都・扶余には百済滅亡に関連する哀しい遺跡が残っています。
そこはドラマ「階伯（ケベク）」の舞台でもあります！


「百済金銅大香炉」のモニュメントがお出迎え


百済歴史遺産地区（2015年世界文化遺産登録）


聖王の時代に建てられた定林寺（址）

百済王室のもっとも重要な大寺院だった


五重石塔だけが1400年前の姿を留める


石仏坐像（高麗時代）


定林寺址博物館内


扶蘇山城





三忠祠には

百済三大忠臣、成忠（ソンチュン）興首(フンス)、階伯(ケベク)の

位牌と肖像が祀られている（階伯将軍の肖像）


たわわに実るカリン


帆船（薯童号）に乗って白馬江クルーズ

扶蘇山…660年百済陥落の折
約3,000人の宮廷女官がこの断崖から白馬江に身を投げたという

岩肌に「落花岩」の赤い文字


船着場の中腹には皐蘭寺

命を捧げた女性たちの魂を慰めるために建立


百済滅亡の悲劇をのみ込んで

白馬江は静かに流れていた　（2016．10．17 訪問）

今回は扶余へのほんの足がかり
残念ながら休館だった国立扶余博物館
薯童（武王）と善花の伝説が残る宮南池…まだまだ私の夢は続きます♪