ドラムのチューニング

　先日、息子のドラム教室の日、初めてクリスマスプレゼントのスネアドラムを持参い致しました。

　何故かといいますと、スネアのチューニングの仕方が全く解らないからです。

　息子は、彼なりにチューニングを行ったのですが、それが良いのか悪いのかの判断が出来ないことと、どうも余韻が気に入らないのです。

　その余韻は、ミュートを買って解消したのですが、どうも納得がいかない。

　で、練習日に持っていけば、先生が診てくれるだろうと企み、もって行きました。

　もしかして先生は『他の生徒の授業の妨げになる』と断わるかも知れないと思っていたのですが、さすが先生もドラム小僧。スネアを出すと、目がキラキラと輝き、『へー、へー』と言いながら嘗め回すように見て、叩きながらチューニングを始めたのです。

　どうやら、全体的にテンションが緩かった様で、どんどん締めていく。それもびっくるする位！そして、一つ判明！
　あれだけ余韻が気になってミュートを付けて解消したのに、チューニングによってそのミュートが必要が無くなってしまいました。

　どんどん締まった響きのある音に変わっていき、ドラムってチューニングでこんなにも変わるんだと、感動してしまいました。

　レッスンの帰り道、息子に『チューニングで音が良くなって良かったな』と言うと、『まだ甘いな、俺好みじゃない』などと言い出す！

　なんてゆう事言い出すんだと、ビックリしましたが、意外と子供の耳は凄いのかもしれません。本当にそう思っているのかも知れません。

　帰宅後、彼なりにチューニングをしてましたが、『できねー！』とわめいておりました。

やっぱガキでした。


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