さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

夜明け前 蝉がいっせいに鳴き出した

2013-07-23 04:44:22 | 田舎暮らし
夏のこの時間、とっても好きだ。
わたし、田舎に帰ってきたせいか?
それとも年を取ったせいか?
昔の子供のころをよく思い出すようになった。

昭和30年代の田舎で育ったので(物心がついたのは30年代半ば以降だろうが。。)
日本が高度成長時代に入る時代だったように思う。
テレビが田舎にも普及し始めたり・・
親がバタバタ(バイク)から車に買い替えたり。。

ただ・・その前の数年間・・若い親は貧しくて、おまけに大家族で。。
家の中はいつもゴタゴタと人間関係がしてたように記憶してる。

婿養子の父は長期間 私を連れて実家や兄弟の家を転々と大工仕事をしながら家を空けた。
私は幼少期のほとんどを父方の兄弟の家の叔母達のお世話になったと思う。
この母に似ない難しい性格はその所為だ(笑)
いとこ会なるものをやってるが、17人もいるいとこたちと会うと年の近いいとこたちとは
まるで兄弟のように思うのはそのせいだろう。懐かしい。

そうだそうだ夜明け前の話だった。
実家にいる時、私をかわいがってくれた祖父が 田圃の水を見回った早朝、
いろんな手土産?を持って帰ってくれた。
それは 野兎の赤ちゃんだったり、大きなくさ亀だったり、羽化したばかりの鬼やんまだったりした。
そしてこの時期、旧盆で七夕をする地域だったので、毎年、若竹を切って来て、
町に七夕の短冊を買いにでかけ、イグサのような細い草を刈って来て 七夕の準備をしてくれた。
それは私の為?なのか? 自分が楽しむ為なのか?わからないが、毎年続いた。

庭先に杭を打ち、七夕をくくりつけ、祖母が牡丹餅を作ってくれ、
割りばしと、大きくなりすぎたキュウリやナスで動物を作って飾るように用意してくれた。
私も孫が出来たのでそんなことをしてやりたいなぁ~♪って思うが、孫は遠い。

門先には干ぴょうが干され、梅干しが干され・・

夕涼みの台の上には食べ切れないサイズのスイカが並べられ・・
「おねしょをするなや?」という祖父の声が聞こえるような気がする この時間帯だ。

おひさまがジリジリと顔を出す前の時間帯 ミンミン蝉が鳴き出す時間帯。
ドラえもんの機械があれば・・あの懐かしい時に帰ってじいちゃんやばあちゃんに逢って来たい。


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2 コメント

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夜明け前 (まほろば)
2013-07-23 22:23:47
おせわさま。

 夜明け前は、トイレに行きたくなって、とてつもない夢をみる。すごく怖い夢だったり、恐ろしかったりする。すっきりとトイレに行けばいいのに・・・もどかしくなって、なおさらこわい夢になったりする。

 そそ、最近は・・・「かなかな・・」の声と、カラスの巣立ちの声で起こされる。

 お盆前の七夕か・・。そういう時期があったなぁ・・。なすびの牛に、キュウリの馬か・・・。よく覚えていないけれど。

 里芋の葉っぱの水滴をお集めてきて、それで下手な習字をしたような。昭和は遠くなりにけりだな。
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子供みたい(笑) (お転婆ぁ)
2013-07-24 06:11:24
トイレを我慢してると・・ってところが・・わはは

私は怖い夢っていったら蛇がたくさん居るところに落ちたり・・親(の顔)が裏の溝を流れていってしまうのを幼いころから何度も見た。
なんの潜在意識かなぁ・・

今朝も近くの山からピーヒョ!!ピーピーと大きな声をしてなく鳥がいるけど、あれってカラスの赤ちゃん?

里芋の葉っぱねぇ・・そそ!! それです。
お習字教室に通ってほめてもらったっけ!!
芸は身を助ける。いま・・のし袋の表書き、書けるもん!!(笑)

遠きよき時代でしたね。うんうん!!
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