さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

素直に 行きたくないと言えば いいのに

2011-05-12 15:40:05 | 介護
先日の担当者会議に父本人も出席させた。
目的は
※ これだけの人々の手助けがあって ここにこうして居られる
※ 新しい施設にお世話になるにあたり、父本人を少しで理解して貰えたら良い

まだまだ・・しっかりしてる部分も残ってると思うし、
突然、介護施設を替わると言われても父本人も戸惑うだろうと思ったからだ・・

今までお世話になった訪問看護師さん ヘルパーステーションの管理者の方 新しくお世話になる施設の相談員さんに
看護婦さん、そして今お世話して下さってるケアマネさん、私、父。
ケアマネさんの司会で始まり、自己紹介までして 今までの経緯まで新しい施設の方に 皆さんが助言も含めて
爺さんの前で会議をしてみせた。

にも、関わらず・・私やケアマネさんに「ワシを牛や馬の品評会に掛ける様なことをした」(時代がわかるようなぁ)
とグチグチ言い出した。
そしてさっきもまた携帯電話をかけてきた。
「ワシは何にも聞いとらん・・誰が誰か挨拶もなかった!!」とご立腹。
「おとうちゃん、一緒の席で 何を聞ぃとったん? 皆さん、ちゃんとご挨拶も 自己紹介も
 今後どういう風になるかも話してくれたの 忘れたん?」
「ワシャ・・聞ぃとらん!! 犬や猫みたいに勝手に連れて行くんじゃ!!」
「アホかぁ? 私も傍に居ってちゃんと聞いてるがぁ アンタ!忘れたんじゃろ??」
「いいや・・聞いちゃぁおらん!!」
「アンタと私とどっちが記憶力良いと思う?」(しまった!! この言葉はヤバイ!!)

「もう・・やめりゃ・・ええ!!」(新しい介護施設には行かないの意)
「好きにせられ!(しなさい!の意)
新しい施設には行きたくない 不安がいっぱいだ!』と素直に言えば可愛いのに。。

すぐ忘れてしまうカスカスの頭でプライドだけはいっぱい残っていて 偉そうに言ってる。
「ワシャ・・町内会長をしよった。 会社で総務部長をしよった」
そんなもん、歳をとって自分の体が弱ってヒトの手を借りないと生きていけなくなったもんに
何の意味も無いじゃん!!

介護する以前の私なら・・そこで手を揉むだろう。
しかし、今更じいさんがなんといってゴテようが引き下がりはしない。
また・・ひと勝負だな。 


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