またまた蝉の話だが。(^_−)−☆
岡山には ミンミン蝉ももちろんいるが、他県の都市部ではあまり 聞かなった 鳴き声の持ち主がにぃにぃ蝉さん。
ここ山が近くの住まいでは、 家の庭木にも 沢山のにぃにぃ蝉が住んでいる。
一昨日から ばあちゃんちの庭の草取りに精を出してるが、樹木の下の草の中に羽化したばかりのにぃにぃ蝉が落ちていた。
普通はもっと早い時間に羽化を終え、とうの昔に ジージー言ってなきゃいけないのに、羽化に失敗したのか、抜け殻を羽につけたまま 肢体不自由蝉になっていた。
6本挿し木したトマトが一本だけ 育たないで枯れた。
先日 ご近所の80代の女性が亡くなった。肝臓ガンだそうだけど、あっと言う間に 亡くなられた。
私が、あんな物静かで 穏やか人になれたら良いなぁ💕って憧れる 人だった。
いつもニコニコと口数少なく、よく動かれる人だった。
ピク(猫)が若くして逝ってしまったように、個々の寿命があるのだろうと 草抜きをしながら 思った。
にぃにぃ蝉の鳴き声は 幼い頃の実家の思い出と、晩年の姑さんを思わせる。
癌で余命僅かになり、死を悟った姑は 、広縁で パジャマのまま アルバムを広げる毎日だった。穏やかな声で
「来たんか」って声を掛けてくれるようになったその声と にぃにぃ蝉の鳴き声が重なる。
自分自身も老いを感じるようになって、一生というものを考えるようになった。
後どれくらいの人生があるのかな?
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