さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

意地っ張り

2017-06-28 22:17:33 | 介護
今日、ばあちゃんちの庭の草むしりをしてたら、ふと、ばあちゃんの(姑の)「家政婦を頼もうか」と爺と息子と話していたのを思い出した。
舌癌と加齢とじいさんの世話で、自分の力では生活が回せなくなっても(嫌いな嫁の)世話にはなりたくない一心から出たアイデアだったのだろう。意地っ張りな嫁、姑だったのだ。お互いに。
たまにばあちゃん家に顔を出すと、「あんた、もう帰られぇ」とよく言われた。
気に入らない嫁の滞在拒否、追い出しであった。
「そちらがそうなら、行かないわ」でほんの近くなのに数ヵ月も行かない事もあった。
家政婦を頼めるかどうか、探したらしい。だが、金額もさることながら、24時間も居てくれる人はいない。
その代替えに、ばあちゃんのお姉さんの子が来ることになった。
それから。。一番辛かったのは、姪子さんだったかも知れない。
全てが済んで、両親が逝った今頃、あの当時の心の葛藤を思い出した。
お互いが意地っ張りだったと思う。
先に老いる者の負け。今度は私が先に老いる。いい経験をしたのだから、コマシな姑で居よっと。

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4 コメント

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深い・・・ (ルイコ)
2017-06-28 23:00:22
 ただただ草を黙々と戸っている時にも意外と頭ははたらいていますよね。
 世の中、順番通りにいかないことも有るけど、舅・姑が見せてくれてたのは、やがて行く道なんだということなんですね。
 
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たいへんでしたね (ようちゃんばあば)
2017-06-29 07:21:54
以前 ブログの更新をよくされているころの 終わりごろに
舌癌のお姑さんが 嫁のあなたに世話されるのを拒否されて 
ご自分の姪御さんを連れてきて身の回りをさせると決めた
そんな話を よく覚えています。
姪御さんも よく応じられましたよね。
うちも 両親そろって 90を過ぎて 今までの約20年
骨折や大病を繰り返してきたけど 今現在 元気といえば元気 
自分のことは自分でできて  頭もしゃんとしています。
90歳を超えて (92と94) 年を取っていくのも怖いだろうな
と想像します。
そして いつ何があるかわからない 日々です。
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ルイコさま (てちこ)
2017-06-29 14:57:57
小林真央さんのように、癌になって小さな子供達を置いて行かなければならない辛さを思うと、あの報道を見た時は思わず涙が溢れてしまいました。

だけれど、自分の親も含めて、老人介護の辛さはまったく別のものがありますね。
未熟な人間が、今まで自由気ままに生きていたのに、嫁姑の確執、他家に嫁に行ったものの、生活習慣の違い、考え方の違い、それも20代の可愛いお嫁さんからずっとならともかく、50歳近くなって、自分たちの生活が確立されてからの、関わりはお互いにカチン!カチン!の連続でした。
もっと、人間的に賢い嫁姑であったなら。。。そう思えます。
自分も姑になりました。なかなか夫の実家に来たがらない嫁も1人します(笑)。 また自分の実家よりも遠慮なく動ける嫁も一人います。(笑)
嫁に出した娘も1人います。
三人三様、大きな心で接することが出来たら。。と思います。
時には女性4人でツルむ楽しさもありますもんね!(^_-)-☆
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ようちゃんばあばさま (てちこ)
2017-06-29 15:19:59
本当にあの頃は、このブログのおかげで心が救われていました。
自分の父の荒行は書くことが出来ました。(笑)恥ずかしくても書くことで、本当にキレそうになる自分を見つめ直すことが出来たものです。
だけど、片や、嫁ぎ先の親の事はなかなか書くことが出来ませんでした。ブログを更新しなくなってから。。が、本当に辛かったです。
親だけでなく、介護に全く手を貸そうとしなかった夫、自由にしてるのに義理の同じ年の妹、そちらも悔しい思いをしました。
その子供たちをかばおうとする義父母。。悔しかったです。
娘が居るのに、なぜか?姪? なぜ?お金を払えば。。それでいい?

ようちゃんばあばさんのご両親は賢いし、幸せです。
それは、ご自分たちが、手塩にかけて、子供や孫を育てて来られ、ご自分たちも節度のある生活を送って来られたからこそある、今の温かい日々の暮らし。
親子でも時には、声を荒げる事も、クタクタになる事もあると思います。でも・・実の親子は、後が残りません。数時間もすれば・普通に会話も出来る。きっとそんな事のほうが多いでしょう。
父は、グループホームに入り、口数も減り、もう腹を割った会話はできなくなりました。
母は、あの施設で頭も体も、元気で要介護3です。ただ・・心は、歳の所為と、自立神経失調症で、時々の自分勝手な主張を繰り返して電話してきます。
それでも、自分が日々抱えているのではないので、救われています。
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