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毎日 寒いですね。 でも・・なんとなく春の気配も感じられるから 不思議。
家の前の空き地に「オオイヌノフグリ」が咲いていましたし、タンポポも短いながらも花を咲かせています・
先日は主人と私の実家の山に登りました。目的は「椎茸の原木」を切り出すこと。
30数年ぶりに上がった「古屋敷」は竹やぶに・・「先祖墓」はただの窪地に・・
時の流れを実感しました。
我先祖は「平家の落人」とか「上杉の落人」とか・・(笑)
あいにく私は詳しくは覚えていませんが、
ずっと故郷に近く住んでいた妹は色々と知ってるようです。
ただ・・確かに落人らしい佇まいを想像させるような処です。
山の中に先人たちが積み上げた石の段々の田畑跡があちこちに残っています。
竹林になる前のまだ・・水田の思い出が目の前に浮かびました。
今はもう居ない人たちの声が聞こえるようで・・
レンゲ畑だったところ・・山から馬を使って木を切り出していた時の声。。
一輪車を押して米を運んだ細い道。。
田植えの時の風景。。色んなモノが浮かびながらの。。現実は山の中。。。
山になってしまった故郷だった。
結局何もしないで山を降り、今度は峠の方から山に上がってみた。
かつて・2つの谷を見下ろす事の出来た峠は既に道はなく・・ただの小笹の生えた山に戻っていた。
結局、しいたけの原木は手に入らずに。。。
峠から実家の家を見下ろす事になった。
受け継ぎべき地球をみるにつけ・・心は重く沈み・・
色々と思うことばかり・・
帰りの道・・ふと空港に立ち寄ってみた。駐車場から見ると丁度東京便が着くらしくたくさんの人が
カメラを構えて待っていた。着いたのは 上記の新型ジャンボ787。
携帯で撮ったのだけれど・・これが現実の私の生きてる時代なのだ。
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