老人施設を探すことに・・

ここのところ　加齢で身体の不自由さが多くなった母の精神状態がよくない　っていうか・・
不安から　しょっちゅう気分が悪くなるみたいだ。

もともとちょっと鬱っぽい処があって、若いときから突然「苦しいぃ」と言い出すことはあった。
誰もどうしようもなくて・・その対処方法も解らなくて・・あちこちの医療機関にかかってたみたいだけど・
私は　２５年間故郷を離れあまり接点が無かったので　現状を知らなかった。

故郷に帰っても最初の数年間は　実家に行く回数も少なく（私は母とはあまり仲が良くなかったと思う）
私自身　完全に精神的親離れもできていたし　親の事に興味も関心もなかったので　どうでもよかったし・・
親の「老い」に対して無知だったこともある。

処が昨年　父が不整脈（心房細動）を起こし生死の境目を見た頃から・・一気に親の介護が必要になったので
実家に通うことが多くなった。
今は私はほとんど毎日、妹は週１位、従兄は１０日に１度位　で親の様子を看に行ってる。
それにヘルパーさんが週３回　訪問看護師さんが週１回　母のディサービスが週１回。
それでも・・やいやい言ってくる事が多くなった。
夜中、明け方お構いなく電話がかかってくる。

従兄が「介護施設を探して入れよう」と言い出し・・母はすぐ乗った。
父は「ワシャ　どこにも行かん！」とここ数ヶ月ずっとごねてたが　父の兄（伯父）が９２歳で介護施設に入っていて
従姉が見てるのだが、先日今年のお米ができた！と持ってきてくれた時に　介護施設の話になったらしく、
父の方から「そんなんだったら・・ワシも行こうか？　兄貴も居るし・・」と言い出した。

行こうか！って入れるものではないが・・これから寒くなると心臓にも悪いし・・腰の悪い　母は寒さで今以上に動きが悪くなるし
日々の生活全般に　二人だけで暮らす限界が来てるから・・本気で介護施設を探すことになった。

準備が悪いと言われれば　それだけのものかもしれないが・・親が自宅がいい！　ここから出る気はない！とごねる限りは
やはり・・本気で介護施設を　考えられなかった。
母の勤務していた　「特養」には申し込みはしてあったけど・・

昨日・・イラチの従兄から「お前みたいに　のほほん！　おっとり　おっとりで物事を考えてたら間に合わん！」と
叱られ・・凹んだ。
だけど・・一番　身近で看てる私だからこそ・・両親の気持ちがわかるから・・踏み切れなかったっていうのは言い訳？
妹も手を貸してくれれば・・まだまイケると思ったし・・　ただ・・最近の母をみては・・
「急加速で　弱ってきたな」とは思ってた。　やっぱり私が後手か？

昨日は従姉の処に相談に行き、帰りに実家に寄って　「二人で同じ介護施設に入る方が希望なのか？　
それとも別々の処が希望なのか？」と二人に尋ねた。　二人とも私には普段・・「別々がいい・・もう・・うんざりだ！」と嘆いて居たからだ。
そんなことは従姉たちは知る由もなし・・・
まずは二人の気持ちから　確かめなくちゃ。　本音を聞かせて欲しいこと。２７日に従姉と介護施設に出かける約束をしたからそれまでに心を決めて欲しい事をを二人に話した。
そして、空き家になる実家の家の事、先祖の仏様の永代供養の事、親の頭のしっかりしてるうちに、きちんと聞いておきたい事も改めて考えておいて欲しい事も伝えた。
残念な事に・・妹と二人で話しが聞けない。　妹にも伝えなくちゃ・・急展開な介護施設。その他の事。

しっかりしなくちゃ。。ね。

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