いよいよ・・ステージＵＰの模様

こっちの婆ちゃん、６月に入る前から固形の食べ物が食べられなくなって　殆ど流動食になっている。
それでも　現役で生涯を終えたいと気丈に頑張ってる。
91歳の半ボケ爺ちゃんの面倒をみ、嫁さんには世話にならん！！と長い事　頑張っていたが
さすがに最近は私を宛にしなくてはならなくなった。
顎を冷やす氷の作り方が解らない、ミキサーの使い方が解らない・　医者に薬を貰いに行って欲しい。
いろいろと言ってくるようになった・
体には麻薬の痛み止めのパッチが２つも貼ってある。それにまだ痛み止めの麻薬も飲んでる。
訪問介護士さんも週２で来てもらってる。そんなにも痛いのに　まだ気丈に頑張ってる
体重は34キロを切った。それでもまだ家に居たいと言い切る。
私も旦那も「たとえ田んぼでコロっと逝ってもいいから」と承知の上でばあちゃんの好きにして貰ってる。

昨日訪看さんから電話がかかって来た。
「おばあちゃん、今日の訪問看護でみたら　口の中が異常に変化して　このままでは呼吸困難を起こす危険性が出てきました。
20日の医大の受診を待っていられません。こちらの方から医大に電話しておきましたので、明日、10時に受診してください」との事。
勿論、旦那に電話しました。
「明日は仕事が・・・」バカタレ！！「そんな事言ってる場合じゃないでしょ！！」
やつは逃げてる！！
訪問介護士の電話番号を言って直接話をして貰った。　やっと自分が行くそうな。
今日の午前中、二人はでかけ、じいちゃんはディサービスに行った。
その間に、私は実家の管理に出かけた。ちょっと数日は行けないだろうから・・
結果、やっぱりばあちゃんは医大に入院することになり、胃瘻の処置をすることになった。
この頃の胃瘻はずっと寝たきりにならなくて良いそうで処置ができたら、体調がよくなったら帰宅出来る可能性もあるらしい。
ただし・・体調が良くなったら・・という事で口腔癌の出血が始まったら　そこでおしまい。
そうなったら・・もう退院は出来ない。
まぁばあちゃんは医大に置いてもらえるし、あとはターミナルでその施設に預ける事になるから、それはそれでもう心配はない？
問題はジイチャンだ。

昨日も「ちょっと来てくれ！」っていうから　爺ちゃんの話を聞きに行ったよ。
ありゃ・・惚けてんのか？　それとも年寄りってあんなものなのか？
昔の話をグジグジネチネチと話し始める。挙げ句うちの旦那との喧嘩の話を私に持ってくる
Ｅがああ言うた！　こう言うた！と　それで聞いてたけど頭きたから「じいちゃん！！アンタが育てたんでしょ！！！」って言ってやったよ。
私の旦那は私が育てたんじゃないよ。　操ってるけど・・(笑)
年寄りの話は傾聴せよ！とはヘルパーの研修で習った。だけどぉ・・・・
身内の場合・・無理！！　仕事じゃないもん。
その爺ちゃんもばあちゃんが看れなくなれば介護施設にお願いしようと旦那が言い出した。
先日来　親子で色々言い合いをして旦那が「あんなボケ！毎日看れるもんかっ！」って言い出してた。
確かにネチッコイ！！　だが　旦那よ　アンタも似てるんだぜぃ　じいちゃんに！！

いよいよ・・終末医療に入る。乗り切れますように。。