さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

おかげさまで ってないのかねぇ

2012-09-22 04:37:02 | 介護
昨日両親のお世話になってる介護施設から「おかあさんの長期入所の順番が来ました」と連絡が入った。
。。と言うことは昨日、どなたかおばあちゃんが亡くなられたって事だ。合掌。。

それでまた問題が勃発した。
今まではショートで入ってる母と長期入所の父が「ショート」の老人を預かるお部屋で一緒に暮らして来た。
こ難しい父に対する施設側の配慮だと思う。
でも今回、母は空いた部屋が長期の4人べやの1つなもので、そちらに移る事になった。
そりゃ・・当たり前なのだが 神経質で自己中な母のこと。。。きっとまた何がしら不満が出てくるだろうけど
今は父のストレスの方が大きい。

2人部屋の片方に爺さんの気に入らない人が入ってくると思い込んで騒ぎ出した。
爺さんは施設に入ってから 血糖値の管理でオヤツも自分で持たせて貰えないし、ジュースを自販機で買って飲んだり、
職員さんにオヤツを買ってきて貰おうと再三にわたって私にお金をくれ!と催促する。

だけど、お金を持たせると買い物に行けると思って施設を脱走したり、お金があれば強気になって態度もでかくなり何をやらかすか解らないから
爺さんの要求をあの手この手でかわしてるから、私にたいして「ワシのお金を娘が盗った!」と
いつも息巻いてる。
ちゃんと話をしてもすぐ忘れてしまい、頭の中には「娘がワシの金を盗った」からお金を持たせて貰えないということだけ
残っている。
ありとあらゆる人に(たまーーにしか行かない私の娘にさえ・・)娘がワシの乗っていた車を盗った(2度の人身事故をしたことは忘れてる)
免許証を取り上げた! と苦情を言う。
自分は独りで暮らせるのに「こんなところに入れた」と思ってる。

「こんなところ」に入れるまでどんな苦労があってヘトヘトになったのか?理解してない。
まぁ・・無理もない。理解できてれば介護施設に入れてないもん。

昨日もその話になった
「わしゃ ここを出る。こんなところにゃ もう居りとうない。」
「出てどうするん?」
「家に帰って独りで暮らす!!」
「独りで暮らすって冷蔵庫の中には何にも無いし食べるもんないよ!(食べる事ばかり考えてる)」
「世話ぁねえ 隣のオバン(90歳)に世話って食わしてもらう」
「あのおばさん、自分でご飯ができんから弁当をとってるんよ」
「じゃあ・・ミフネのオバンに頼む」
「あのおばさん、透析を受けて弱って細ーーくなってるから人の世話どころじゃないよ」
「じゃぁ カーチャンがおろうが。。」
「カーチャン(おじさん)はもう死んじゃったよ」
「ほうか・・・・」
「世話ぁねぇ 高松の方にいきゃあ だれでも食わせてくれる」
(どうやって家に帰ったり、高松の方へ行くのかねぇ・・)

爺さんの頭の中に住んでる人達はまだまだ若くて 元気に暮らしてると思ってる。
そして自分が訪問すればいつでも快く 世話?をしてくれると思い込んでる。
実際には90歳が近かったり、重い病気になったりして他人の事など世話が出来る状態じゃないことは
理解できないようすだ。
一緒にいる母にも再三に亘ってドジくるもんだから 母も体も心も疲れ果てて、
「あーー!わたしゃやっと爺さんから開放される」と別の部屋になることを喜んでいるが、
彼女も神経質だから4人もいる部屋では またグジグジが出るだろうなぁ。。

介護施設にいるおかげで気温の変化に弱い心臓も調子よく、食べたいばっかりのおやつの管理もしてもらって
糖尿の高血糖や低血糖も落ち着いて 本当に一人で4人の両親を面倒みてる私ではできないような有難い
生活をさせて貰ってるのに そんな有り難さはわかってない。

困ったもんだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿