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さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

逃げ出した!(笑)

2010-08-06 13:16:12 | Weblog
老人の世話って本当に難しい。
今日は両親の定期健診の日だった。
先日からご機嫌の悪い父はこんな日だけ・・医院まで運んでほしいらしい。

処がだ・・・
医院に出かけたものの・・今日は担当の先生がお休みの日だった。
ほかの先生でもどーせお薬を貰って触診して貰って・・だけのことなのに・気に入らない様子だった。
待合室に居る間、父が言った。「免許証を貰いに行こうな?」
「おとうちゃん、もう・・免許証要らんが・・」
「いんにゃ・・お前にばっかり世話掛けるから自分で運転する。車も手配する」
「だめじゃ!もう車に乗っちゃおえん! 今度は人でもやったらどうするん!」「車が無かったら不便でかなわん!」
「タクシーで動けばいいじゃん」「自由にならん!!!」
「タクシーの方が安全で 経費も安くつくよ・・」
これが気に入らなかったのだろう。

母と話をしてるとふぃっと出て行った。ん?だれか知り合いでも居たかな?と思ったけどなかなか帰って来ない。

あれっ?と思って表に出てみたがどこにも姿が無い。
隣の薬局に行ってみたが「今日はまだ来てませんよ」と言われ・・
もしかしてぇ???と思った。家まで歩いてるかと見たが姿は見えない。
家まで・・というが車で15分もかかる。気温は30度を超してる。

ちょっと焦って来た。母に話して家までの道を車で帰ってみようと思い、ふと農機さやんに立ち寄ってるかと。。
「来てないでぇ・・どうかしたん?」事情を話してたらそこにたまたま居た行きつけの医院のケアマネさんが仲間に連絡を取ってくれた。
「おじいさんなぁ・・介護タクシーで送ったって言ってますよぉ」

はぁ・・・良かったぁ この気温では長時間は危ないと思ってたので本当に額の汗ぬぐう思いだった。
長年お世話になってる農機具やさんなので、父の性格も状況もわかってくれてるのでいろいろ話をした。
話を聞いてくれるだけでも楽になった。ましてケアマネさんも居てくれて「楽になったじゃろう?」といって貰えて本当に落ち着いた。

「これから・・もっともっと難しくなるよ」
本当に実感。まさか・・・一言も言わずに医院から抜け出すとは思わなかった。
徘徊ではないけれど(これが徘徊につながっていくのか?)・・なんとも自分勝手な行動である。

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2 コメント

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びっくりしましたねえ (ようちゃんばあば)
2010-08-06 20:47:04
農機具屋さんって 国道沿いの?
うちもむかしは 毎日 父が通ってましたよ。

これからもっと・・・ケアマネさんはいろんな人を見てるんですものねえ。
話を聞いてもらえてよかった。
でも 寿命が縮まりましたね。
うちも むかし 車にのってお酒を買いに行くばかりして 家では酔って転んでいた頃・・・父が母に 
「ようこが わしを犯罪者のようにいう」と愚痴っていたそうです。
最近は あまり物をお互い言わず 母を真ん中に中継しています。
母も大変です。
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いろんなことがあるんですねーー (あかね)
2010-08-09 06:12:33
子供の頃から頼りにして生きていた「父」がまったく別に生物になったような気がしています。
私が25歳から50才になるくらいまで殆ど父の実態を知らずに(笑)暮らしてきましたので、
つまり大人になった私が 大人の目で父を観察したことがあまりなかったんですよね?
年に1,2回しか・・しかも何時間かしか会うことが無かったので・・四半世紀ぶりにじっくり親と向き合って・・ひでーーーな!こりゃ!の親の実態を知りました。

いろんなわがままをしていろんな人に迷惑を掛けていたんだなと思います。
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