さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

立場が代わると・・

2010-08-16 07:15:51 | Weblog
忙しいお盆でした。
若い時、子供たちを連れて旦那の実家、自分の実家に帰省する時は、それなりに忙しい思いをし、嫁ぎ先での生活観の違いから気まずい、堅苦しい思いをし・・盆正月って大っきらい!!と思っていました。
お姑さんは昔料理ばっかり作り、それは子供たちの口に合わず、せっかく作ってもらってるのにあまり量を食べませんでした。当然、お姑さんの苦労を知るわけもなく・・わがまま気ままの私は「もう・・こんな料理を作って!!」とぶーたれ・・
なんで私たちに帰れ!帰れ!としつこく声を掛けながらお布団1つ干してなかったの?と怒り・・・

だけど・・いざ自分が姑の立場になり、息子たちが家族を連れて帰ってくる立場になると・・
迎える立場のおしゅうとめさんの苦労が初めてわかりました。
シーツを洗い、お布団を干し、家の隅々まで掃除をし、何度もある食事の献立を考え、悪戯盛りの孫の危険物回避も練り、地域の夏祭り準備でいい加減忙しい夫の手も借り、自分も仕事に行き、おまけに両方の老親の介護用事も入り・・
本当にヘロヘロになるまで動いた。
普段、二人だけの生活と違い、すべてがケタ違いな時間と手間がかかりました。
そして・・今頃になって一生懸命迎える準備をして下さったお姑さんの苦労も気遣いもわかりました。
おばあちゃんは、おじいちゃんの面倒を看ながら・・お赤飯を炊いて持ってきてくださり、子供たちは喜んで食べさせてもらいましたよ。

事件もありました。
疲れ切って14日の夜中・・つい・・寝てしまった私の耳に階下で激しいやり取りが聞こえました。
それまでは久しぶりに会った兄弟や嫁たちの和やかな話声が聞こえていて夜更かしをして楽しんでるものと思っていましたが、お酒の過ぎた次男が自分の嫁をなじったのか?誰かと比較したのか?次男夫婦が喧嘩を始めたようでした。
あまりの剣幕に階下に下りてみてビックリ・・
怒鳴っているのは27歳になる次男の嫁・・食卓いすを持ち上げて次男を叩いています。
次男は口を利いてはいますが、手は出していません・・結構言い返しています。激高してる嫁は今度は拳骨で息子を殴り始めました。
我が家では暴力行為はこれまで家庭内で一切ありませんでしたので、驚いて声も出ませんでした。
泣きながら何度も殴っています。だけどそれまでの経緯のわからない私はすぐに止められませんでした。
気の強い子だとは思っていましたが暴力を振る子だとは思いませんでした。
聞けば・・自分たちの家庭でも、どちらも気に入らないことがあると殴り合いをしてるとか?
それも嫁の方から手を出すとか・・・嫁からの回数が多い事も聞きました。

暴力を振るってる嫁に手出しをすることはせず・・落ち着きなさい!止めなさいと声掛けて事情を聞きました。
みんなの前で自分を愚弄した、辱しめたと言うのです。次男が嫁より自分の兄貴の方が大切だと言ったというのです。
兄貴は自分にとってはとても大切な存在であり、心の支えであったりする!といったことが気に入らなかったようでした。

わたしから見れば・・それは嫁、子供とかとは次元の違う大切さだと思うし・・それで愚弄だとか辱めだとかとは違うと思うのですが・・・
同じ女性の立場から見て・・あの子の中に他の不満があってそれが噴出したのだろうと思いました。
だけど、家庭内で暴力は絶対にいけません!! 親が暴力的喧嘩をしていたり、子供の前で喧嘩をすることが、どれだけ子供の心に傷が行くか?話して聞かせましたが、「自分は一切悪くない!」と言い張ります。
確かに私の息子はそんな立派な出来のいい息子だとは思いません。だけどお互いがそれを納得して結婚したのですから・・

嫁の主張を黙って聞いていて・・人生の先輩としてそのやり方は間違っていると思うこと。それは私が次男の母だから思うことではなく、公平な立場で見てもちょっとやり方、考え方が違うよ!といいましたが、まったく聞き入れませんでした。

まぁ・・興奮してるときに何を言っても無理ですから・・とりあえず・・すこし・・体を休めて眠りなさいといい・・電気を切り静かにさせて・・横になること・・数十分。
階下にいるバロンが変な泣き方をしました。
ん?と思って降りてみると閉めたはずの玄関の鍵が開いています。
犬を庭に出し・・裏の駐車場に行ってみると次男の車から・・光が漏れています。
息子が憔悴しきった顔で頭を抱えて座っていました。尋ねると頭の後頭部がうずくこと、気分が悪いこと、などを訴えます。まぁ・・かなり拳固で殴られてたからなぁ・・・結構飲んでたからなぁ・・・椅子で殴られてたからなぁ・・
短気な息子がよく反撃しなかったなぁ・・あまり飲み過ぎて体が動かなかったのか?我慢したのか? などなど思いました。
私も気が短い方だし・・体格もいいし・・嫁を殴ろうと思えば叩くことも出来た。だけど・・それでは何の解決にも繫がらないし・・大人気ないもんなぁ。だけど目の前で息子が嫁に殴られてるのを見るのはショックだったよ。
まぁ・・それはさておき、腕にあちこち傷が出来、背中も椅子で殴られ。。目の周りは腫れ・・頭が痛くて気分がわるいのなら・・少し様子を見て嘔吐でも来るようなら受診するべきか? なんて思って家の中に居たのでは他の人間のわかるからと車に乗せて家を出た
少し・・時間を置いたが気分も治らず・・頭痛も止まらず・・で家に帰り、眠っている主人を起こし事情を相談した処・・あまり気分が悪いようなら夜間救急に酒の飲んで転んだと言って看てもらってこい! といわれ・・夜間救急のお世話になった始末である。
はぁ・・・わが人生暴力沙汰は初めての経験である。 嫁さんの実家、両親も暴力振るうのかしら?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿