南房総館山・なぎさの自然詩

布袋石と夕焼け空


台風一過の館山湾の夕空には色んな形の雲が浮かんでいました。



S字型の雲は何かのサインみたいにも見えます。



夕日が反射したような一筋の赤い雲。



夕日の近くを飛んでいたウミネコ。



環天頂アークっぽいのも出ていました。



虹色の光が薄らと見えていましたが、暫くしたら消えてしまいました。


そして今日のビーチコーミングではイルカの耳骨を拾いました。
その形が布袋様に似ている事から布袋石とも呼ばれています。



こんな感じに漂着していて、見覚えのある石だと思ってひっくり返して見ると白い石灰の付いた黒いイルカの耳骨でした。
黒い耳骨を拾うのは2度目なのですが、本来白い骨が黒く変色しているのは、化石化しているのではないかと思っています。
この海岸から近い場所では縄文時代の遺跡が発掘されており、丸木舟も出土しています。
もしかしたら、この耳骨は海岸に漂着したイルカを縄文人が食べたものかもしれず、長い時間を経て私の手元にあると思うと感慨深いです。
昨日の台風の影響で海底がかき混ぜられて出てきたのかもしれないと思いました。
今年はイルカの耳骨に出会う機会が多くて、個人的にはとても幸運な年になりそうで凄く嬉しいです。





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「漂着物」カテゴリーもっと見る