あじちゃんのぼやき。。

ぶつぶつ。。思うままに。。

なんだかうれしくて

2007-01-13 21:20:26 | Weblog
今まで土曜日はほとんどプールに行くことはなかったのね
でも今日はなんとなく行きたくて行ってきました
平日はお昼頃に行くと空いているんだけど土曜日は混んでた
コースが空くまでウォーキングしていたんだけどやっぱり泳ごうとスピードコースに入ったとたんに隣のコースで泳いでいた男性が立ち上がったの
お互い顔を見てあれ?って感じで

あ~~N先生ですか?
あ・・Tさんの娘さん?

と。。同時に言ったの~

N先生とは母が乳ガンになったときに担当医だった外科の先生です
乳ガンとわかって手術したり退院後も定期的に通い転移して入院し最後を看取ってくれた先生です
約4年間お世話になりました
最初に手術したときにあと4年と言われて本当にその通りでした

母とはなぜか気が合い真言密教に興味があるとかでその話題が多かったようです
肺とせき髄に転移したときは私と先生の間で転移したことを告知するのはやめようと言うことになりました
でも母は気がついていたようで先生には延命措置はしないでくれと頼んでいたそうです
「死ぬのは怖くないけど苦しいのがいやだから絶対苦しくならないようにしてください」とお願いしていたそうです
だからとにかくモルヒネでほとんど眠っていた感じでした

転移して入院したときにあと3ヶ月って言われたけれどきっかり1ヶ月で亡くなりました
最後は先生が付きっきりで目を落とした瞬間
先生はうろたえて(私にはそう見えました)目を落とした時間を見るのを忘れたくらいでした

N先生は京都の出身でこちらの方と結婚されているんだけど水泳もしていたんです
当時 「何年かかるかわからないけど京都までの距離を泳ぎたい」
って言ってました
今日偶然お会いして「京都まで泳げましたか?」って聞くと
「京都は越して今は広島くらいです」って すごい~

「先生 昨年母の十三回忌でした」って言うと
「そんなになるのかあ お母さんに貰ったお香今でももったいなくて使わないでとってあるよ」って。。。
そう言えば母が先生に上等なお香をあげたって言ってたたことを思い出しました

「いつもね ここのプールに来るとTさんの娘さんは元気かなって思い出すんだよ」って・・・

先生は近隣の町営のプールに行っていたのは知っていました
でもそこは冬は閉館になってしまうので冬はここの市営プールに行くってことも思い出しました
だけど私は土日はあまりプールに行かないので会えなかったんですね~

去年健康診断でひっかかったことを話すと大笑いされたけど(笑)
骨折して入院したことや結婚したことなんかを話したら喜んで聞いてくれました
総合病院の外科部長になったってことも病院の職員紹介みたいので見ていたけれどさっき病院のHPを見てびっくり
なんと院長になってました~

そんなことも知らずに「先生は外来に出てるんですか?」って聞いたら
「週に1回出てるよ」って
私ったら「あまりそういうことで先生にはお世話になりたくないけど」って言っちゃいました

なんだか。。母のこと 私のことを覚えてくれていたことがと~~ってもうれしかった~

コメント (4)
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