色んな行事、学校にはあります。
しかし現在はおそらく無いであろう行事・・・。
それは夏休みが終わり、新学期が始まってすぐに行われました。
始業式と兼ねてた時もあったようです。
体育館に全校児童集合。
そして学年に一人ずつ「優勝、○○さん!」と呼ばれ、体育館の舞台にあがります。
そう。
今じゃお目にかかれない「黒んぼ大会の優勝者発表」です。
暑い夏でも元気にたくさん遊んで(その割には夏休みの宿題多かったなw)真っ黒に日焼けした子に贈る賞なのです。
私の学年では毎年、とある女の子が優勝していました。
確かにその女の子、全体的に黒かったです。
彼女は普通の日本人の名前でした。
しかし、今思うとハーフと言うよりクォーターだったのかもしれません。
1年中、お肌が日焼けしたように黒っぽい感じでしたから。
私の学年では、そこまで日焼けした子がいなかったため毎年ずっと、その子が優勝でした。
副賞で文房具(だと思う)なども貰ってました。
4~5年生にもなると「○○さん、地黒なのにね~いつも優勝なんてズルくない?」と、ひそひそ話が出てきていました。
いい加減、単に肌の黒い子を選んでいるだけのバカげた行事ということに気付け!と私も思いましたよ。
他の学年では該当する子がいなくて、普通に日焼けした子も選ばれてもいました。
(担任の先生が独断と偏見で選んでたようです)
で、ある年から(私が6年生の時か卒業後だったか?)黒んぼ大会が無くなりました。
子供や父兄に知らせることも無く、突然です。
先生方、闇に葬りましたね?
今思うに、誰かの親が苦言を発したのでしょう。
うちの親ではありませんよ。
とにかく、本当にバカバカしい行事でしたね。