新車時から右側ふたつ共ドアロックの動きが非常に弱かったので、年数も背負ったしそろそろ分解してもいいかとダメ元でやってみました。d(・v・
これが運転席側ドアロックのアクチュエータ
車両から取り外すのにコネクターと小さなネジ2本外すだけでOK。
作業前にブレーキクリーナーを使ってキレイにしてあります。
殻割り
ドリルにリューター用の回転のこぎりを取り付けて無理やり開ける。
中身。
あれ?何かおかしい。
変な場所
どうやら最初から部品が付いていないようだ。
仕様なのだろうか。
今回の肝。
調整したスプリング 左は調整後 右は切断したあまり。
加工前のスプリングでは初期荷重高すぎでアクチュエータの動作を阻害していた。
右後ろも同じく切断している。
スプリングは短くすると全体の柔軟性は低下するが、初期荷重がほぼ無いに等しい程度に仕上げたので動作範囲では加工前よりはマシだと思われる。
接着。
乾燥しても柔軟性のある接着剤で固定、半日乾かす。
車両に取り付ける前に動作確認をしたが正常に動いた。
中立位置へもスムーズに戻っている。
今回の作業は経年変化で劣化したのではなく新車で動作不良を起こしていたアクチュエータの修正である。
ネット上でアクチュエータの交換報告している記事を見るが普通は劣化と思うだろうし私がやったようなこんな修理はしない。
左側のドアロックでは動作不良の症状は全く出ていないので組み立てラインで設計とは異なる部品を間違えて組んだ可能性が濃厚だろう。
もし同じ症状でお金をかけずに修理を試みるなら殻割りで失敗する可能性はあるけどやってみても良いのではないかと。
しかしそれは個人での話であり業者が選択する作業ではないのでこんなことを業者に頼んだりしないようにしましょう。
多分こちらの作業代のほうが部品代よりも高くなる気がするのでそれなら新品を入れたほうがマシだと思う。
私の場合はダメ元で割ってみたら不良品が二つも組み込まれていたのを偶々見つけたに過ぎないのです。
今回は文章が硬すぎた。 ・v・)ノシ
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