新車時から調子がおかしかった電圧と異常動作する機器類の原因が分かった。(・v・;
新車で入庫して以来ずっと電気機器系で異常が続いていた私のbBですが、先日の車検整備で帰って来てから更に調子が悪くなったのでチョコチョコと様子見と手入れをしていました。
んで、バッテリーの電解液が車検前の自主点検で規定値上限できれいに揃っていたのに車検後は上限から15mmほど上まで補水されてしまって噴き出した希硫酸がバッテリーホルダーを腐食させて白くなっていたので洗浄とグリスで保護、そして多過ぎる電解液の抜き取りをしました。
抜き取った電解液は透明できれいなものでしたが、何故かポツポツと油のようなものが浮いてる。(・・;
補水用のキャップも内部に落ち込む部分が灰色の油のようなもので汚れてたりして、よくわかりませんがウェスでふき取っておきました。
そしてここが今回の記事の本文です。(・v・;
新車時から気になっていたバッテリーマイナス端子から延びるボディーアース線。
実はこのボディーアース線が曲者だった。
パッと見では金属端子がボディに6mmボルトで固定されているのですが、どう見てもボディの塗装を挟んで固定されています。
まあ、見えない部分は金属同士で接触しているんだろうなと、特に確認もせずにそう信じてました。
しかし、今回気になってボルトを外してみると、端子から固定ボルトを通じて、しかもボルトには意図的にボディのナットを齧(かじ)るように加工して強制的に金属同士で接触させています。
ところが、どうもこのボルトとボディナットの接触面が余り良くない状態になっていた模様。
新車時からアイドリングの充電電圧が12Vちょいだったのが、今回この部分に手を加えることで14Vちょうどに改善されました。
たしか2000年辺りに車関係でアーシングなんてのが流行ってた気がするけど、まさにこれ。
きちんとアースしないなんてトヨタはあほかw
さて実際にどうなっているかを説明。
まずこのbBはさっきのボディーアースの端子がただの真っ平だったという事、そして端子とボディが直接接触せずにボルトを通じて接触させようとしていたという事。
このボルトも塗装したボディのナット部に齧るようにネジに対し縦に大きく溝が彫られてボディ側ナットの塗装を削りながら接触するように作られたもので、これ自体も効力が低かった模様。
これが私が整備士していた頃の日産だったなら、アース端子のボディ接触面がボディに傷をつけるくらいにスパイクが刺さっていました。
これでアース端子から直接ボディに電流が流れていたと。
つまり、発電してもエンジンへつながるアース線からも流れが悪いのか、きちんと14V以上の充電電圧にならない程度の抵抗が発生していたわけで、このボディーアース端子とボディが直接接触するようにボディ側の塗装を紙ヤスリで削り落として端子側も接触面をヤスリで酸化被膜を削り磨き上げ直接接触させました。
実際にはグリスを塗ったくり、風雨による錆で接触不良が発生するのを防いでいますがそれはバッテリー端子と同じです。(・v・
アーシングと呼ばれるチューンが流行っていたけど、要はバッテリーとボディーアース、エンジンアースを通じ、機器にきちんとした通電があれば良いだけの話です。
アーシングチューンは板金塗装などで上にあるようなトラブルが発生したことに端を発して起きた流行なのだと思います。
そしてこれだけで充電電圧の正常化を果たした私のbBは、以下の症状がその場で改善されたのを確認しました。(ちょっと笑う
・電子ドアロックが安定してきちんと動作(ロック)する。w
・ヘッドライト点灯時、ウィンカーを焚いても釣られて暗くならない。w
・エンジンの回転ばらつきが多少改善した。w
・新車時からの充電電圧12Vちょいから14Vになった。www
酷いなぁ、新車購入したNetzのお店で充電電圧が12Vとかおかしいから見てくれって頼んだのに、それが普通です問題なしって帰ってきたし。w
まあそれ以来信頼できない店ってことで行ってませんが。(^w^;
つまるところこのパターンなら同世代bB全般で発生しているはずで、他のもこんな感じだったのかな。どうなんでしょ?
あと気になるのがエンジン側につながってるアース線です。
こっちは多分、ギアケース辺りにつながってるだろうから、そこからいくつか別部品で接続を経由してこちら同様通電不良の恐れがあるかな?
可能ならエンジン降ろしてヘッドの分解チェックついでにオルタネータからエンジンアースまでの接触箇所にチェック入れてみたいけど、今はそんな余裕ないのでとりあえずこれでまた放置かな。
うーん、もし少し余裕ができたら太い配線と端子買ってきて、カシメ部分の半田付けと端子の接触面に半田を馴染ませてボディとの接触をより密にしたアーシングチューンとかしてやりたいかな。
今回作業した部分もカシメ部分は半田付けなんてされてなかったのでこれ以上の劣化を防ぐのにグリスを練り込んでおきましたけどね。(・・
bBの設計が100%コンピューター上で行われて試作が無かったと言われているけど、こういった過去からの極基本的な部分は全く反映されないと言うのは何ででしょうね。
それ故にまさかこんな所がっ、て事になった訳で。。。
トヨタの思想?が80%の完成でOKっていうのがあるけど、それって今もなのかな~と。少し思った。(・・
あとついでに充電とは関係ないけど、エンジンの回転ばらつきに関してスロットルボディを外してチェックしてみたら、吸入側は問題ないとして、その裏のインテークマニホールド側は真っ黒だった。
見た目はほんとに真っ黒で、ウェスでゴシゴシと強めに拭いたらきれいに落ちました。(・・;
試しに直接汚れに触ってみると習字で使う墨汁みたいな感じで、しっとりと濡れています。
乾燥してない。w
おかげでスロットルバルブの軸辺りにこびり付いていたのも歯ブラシで軽くこすっただけで簡単に落ちましたけど。
ただ、丸いバルブ板の側面、スロットルボディの内面に当たる部分にもこの汚れが付着して層になっていたので、少し浮いていたっぽく、一部汚れが薄い部分から空気が漏れていた可能性がある。
それをきれいにふき取って今はピッチリとしてますけど。(・・
まあ、これでまた暫く様子を見てみよう。
今の走行距離はもう直ぐ8万キロって感じだし。いろいろ問題出てもおかしくはないかな。
ただし、車検する度に調子が悪くなるような、無理にトラブルを作られる気もないけど! ^w^)ノシ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます