どうにもカラカラ音が消えないのでヘッドカバーを開けました。(^w^;
*4番EX辺りからの打音は前日に高濃度な自前材料と分散剤を50ccほど突っ込んでみたら大分消えました。理由は多分自前材料だと思われます。あれだけモリブデン入れたのに消えなかった打音がほぼノーマルレベルになった。w
■現状
NCP30 (2NZ-FE)
87,485km
前回E/G OIL:Castrol GTX 10W-30 交換10,000km以上
添加剤:SUMICO MOLYSPEED Gブラック
今回E/G OIL:Castrol GTX 10W-30 交換後90km (訂正しました)
添加剤:ダイゾー ニチモリ M-5パウダー + オリジナル配合
とりあえずヘッドカバーです汚い。www
さすが1万キロ以上無交換は伊達じゃないですね。
ただ左側のカムチェーン側が真っ黒なんですけどナニコレ。w
しかし、良く見てみると~。(・v・
新しいオイルが汚れを溶かしてる最中ですね。
剥離剤を塗った塗装みたいにペロペロと浮き上がってます。
交換から約90kmです。(訂正済み)
それとこのオイルの汚れはどうもピストンリングにも結構影響を与えてたっぽく、ここのところ湿度が高いのにオイル交換してからマフラーから出る水の量が激減しました。
PCVも経路が綺麗になってしまったせいか、ブローバイのキャッチタンクに結構オイルが溜まってます。
*新型PVC製キャッチタンクは完成してますが現状のタンクにペーパーウェスを突っ込んでおけば吸着してくれるので抜き取る手間もなくなり重宝してます。w
あれ? もしかしてPCVからガスが抜け易くなってエンジン内の湿気も抜け易く?
以前実験で意図的にPCVからのブローバイガス経路をインレットマニホールド側で1mm以下に絞ったら、キャッチタンクに乳化したオイルが溜まってたのは通過するガスが流速低過ぎてキャッチタンクで冷えた結果だと思う。
しかしPCVからのガスが減っても結局エアクリーナー側に近い、より太いパイプから吸い込まれるから一緒なのでは???
冷却水は減ってないしそっちの可能性はないので、結局新油にしたら水の排出が減った、なら逆に水の排出が増えたらオイル交換の目安の一つになるって感じなんだろうか、まあこの辺りは適当に。w
んで次はヘッド側、カムシャフトです。d(・v・
メッチャ銀色のチェーンローラーとスプロケット当たり面、モロにモリブデン粉末被ったのか。w
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茶色いだけで、重要な部分のスラッジ固着っぽいのはありません。
下の写真は上の写真の中にある赤い丸と同じくキャップの上です。
中央に見えるキャップの真ん中の出っ張り、写真で見て上側に灰色の部分があります。
これは新油投入前に粉末のまま突っ込んだモリブデンの沈殿物なんですが結構問題なさそう。www
この後にバルブクリアランスチェックしましたが、ラッシュアジャスターは正常で、IN側0.2mm、EX側0.25mmで均一でした。
実際は0.05刻みのゲージを使っているのでスルッと入った上限の数値となっています。
ついでに上の写真で見えるボルトは真ん中が凹んでるのでオイルが溜まっていますが、ウェスで拭き取ってみるとモリブデンが薄っすらと付着しているだけでスラッジの類はありませんでした。
これはエンジンを高温な状態にしないなだらかな加減速が中心だからかもしれませんね。
そして本題、心臓に良くないカラカラ音です。
最初はマフラーカバーにゆるみや小石でも挟まったのかと思い下回りからチェックしましたが上から聞こえてきます。
よーく耳を近付けて聞いてみると、カムチェーンの模様。www
(最近はタイミングベルトの名称の流れからタイミングチェーンと呼ばれているっぽい)
そしてこれだ。(・・;
どうもこのくらい遊びが出ると、あのジャラジャラとした嫌な音が発生するっぽい。
ってか、遊び多過ぎでしょ。(・v・;
これについてネットで調べた結果、どうもたるんだチェーンがケースに接触して出す音らしい。
今時手動調整な訳も無く当然自動なんですが、基本的に油圧で押している状態で、ある程度の範囲で動くとノッチが引っ掛かり戻らなくなり遊びの範囲を狭くしています。
しかし今まで乗ってきてこんな音が出たのは初めてなので、最初のノッチを乗り越えるのに9万キロ近く掛かっている事になります。w
そしてネット情報によるなら、自然にノッチを超えるのを待つか(いつになるw)、それとも強制的にテンショナーを押して超えさせるとありました。
今回は確認作業で既にカバーも取り付けてしまった後で知ったので、テンショナーに関してはまた次回ですね。
しかしケースに当たって音が出てるって事はケースが削れている筈で、削れカスがエンジン内を。。。(・・;
早めにノッチ進めよう。w
さあ次は助手席下の引き出しレール修理です。
とりあえずこちらを。
写真下側が前方になります。
緑は前回修理してある場所。
赤は既に外れてしまった場所。
青は健在だけど時間の問題っぽい。w
修理にアーク溶接を使うのでバッテリーを充電中。
並列で充電を終えたら直列にして24Vを得ます。
そして燃えやすい場所をカバーする。新聞紙で。www。
カバーしたらスプレーで水をかけておく。
できた。
こんな感じ。
仕上がりの悪さは職人じゃないので勘弁して欲しい。w
左下は穴が開いてる。
大丈夫かな??
まあ大丈夫だろう、あと10年以上戦えるかも?w
ついでにエンジンルームをいつもよりも入念に見てみたらこんな。
自作のPCV経由ブローバイのインレットマニホールド側ジョイント。
上の面が若干内側に凹んでる。
一応熱湯排水に耐える製品だけど、負圧には勝てないようだ。
新品または補強した対策部品に切り替える必要は今のところ無いかな。
それと左側に見えるインレットマニホールドに貼りつけられたアルミテープ。
端っこの方がちょこっと剥がれて浮いてた。
奥側に少し見えるアルミテープもヘッドに近いせいか、写真で見る左右両側が浮いてたので適当に押し付けたら直った。w
よく考えたらエアフローセンサー部にも貼ってあるので、吸気管内で剥がれるのは不味いから早めにチェックしようか。(・・
全く問題なかった。
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