猫山さんの日記

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ノートPCのキーボードの反応が悪い

2022-04-15 | 日記

貸出用のノートPCや選挙受付用など、常時使うわけではないけれど、
ないと困る用途のパソコンとして、5年リースが完了したノートPCを使っている。
去年は職員のPCの一部をリース替えする予定だったけれど、できなかった。
ギガスクールで生徒全員にChromeBookを導入した結果、
デスクトップとタブレットPCが余っていたから。
でもWindowsタブレットは事務用には向いてないよね。
液晶が小さいし、キーボードを別途用意しないといけないし。
ノートパソコンじゃなくてデスクトップに入れ替えてよいか交渉したり、
入れ替え対象年ではないところにもノートからデスクトップに変えてと交渉したり、
なんとかノートPCをかき集め、セットアップと設置も自分でやったりと、
大変な目にあった。
でも、ギガスクールが順調にスタートできたから我慢しよう。

今日は手元にノートPCがなくなってしまったので、古いのを引っ張り出してきた。
2014年に導入した、NECのPC-VK25TXZDHだ。
10台のうち7台はキーボードの反応が悪くて、
例えばqwertyuiop@[とタイプすると、w以外は反応しなかったりする。
かなり強くタイプしても、半分くらいのキーが反応しない。
ぎゅーっ、とひとつずつ押し込んでもひとつかふたつは反応しない。
ぐりぐりぐりー!、と押すとやっと反応する。
これではWindowsにログインするだけで疲れてしまうよ。

このキーボード、直せないかなあ。
本体からキーボードを取り外してみた。
型番はMP-12U60J0-9201と書いてある。
ネット上にいくつか出品されているけれど、6000円と高い!
持って帰って分解してみよう。

背面に貼ってある銀色のアルミをドライヤーで温めてはがした。
キーボードの表面と裏面がツメで留めてあるのが見える。
隙間にドライバーを入れてツメ周辺に力を入れると、ツメがはずれた。
キートップを外し、パンタグラフも外すとメンブレンのシートを取り出せた。
シートの上にシリコンのラバーカップというのが乗っかっている。
ラバーカップの下にある配線にテスターを当ててみたけれど、反応がない。
電極はシートの表面ではなく、内面にあるようだ。
良く見ると、シートは2枚か3枚重ねられているようで、間に空間がある。
キーを押すとラバーカップに圧迫されて空間がふさがり、上下のシートにある
電極が接触するのだろう。
シートはぴったりと接着されていて、はがせそうにない。
これでは電極をクリーニングできない。
直すのは無理かも。