今日はRPA共同研究の会議に参加した。
4つの市が取り組み状況を発表して情報を共有したんだけど、
それぞれアプローチが異なっていて面白かった。
どうやら専用ブラウザを使う基幹システムや、
仮想ブラウザを使うインターネット系のシステムでの構築は、
適用分野としてはふさわしくないみたい。
構築が難しすぎて、一般職員に広められない。
業務フロー全体を作るのも難易度が上がってしまう。
結局のところ最初からわかっていたことだけど、
単純な繰り返し作業を自動化するのに向いている。
それがなかなかないんだよねー。
でも、今日ひらめいたことがある。
ひとつひとつはわずかな作業でも全所属からかき集めれば価値がある。
Excelで支払額を計算した表を元に財務伝票を起票するというのは、よくある作業だ。
だからシナリオとExcelの標準フォーマットをこちらで作っておいて、
必要事項を入力した標準Excel表を共有フォルダに放り込んでもらう。
共有フォルダを監視しておいて、そこにフォルダが登録されたら
RPAシナリオを呼び出せば良い。
そうすれば職員それぞれがRPAのシナリオ作成なんて気にしなくて良くなる。
問題はRPAのライセンスだ。
1つしかないので、基幹系ネットワークと行政系ネットワークの片方でしか使えない。
帰り際、昨日の昼インターネットが遅かった原因を調査した。
こういう時のために、squidのログはApacheのCommon形式にしてある。
そうすれば、ApacheLogViewerというフリーソフトで手軽に見れる。
ログが1GBを超えちゃうときは、分割するか他の方法で集計する。
昼休みは暇つぶしでWeb閲覧が増えると思っていたけれど、
意外にも業務時間中の6割近くまで減っている。
どうやら昼休みの閲覧を控えてという要請にちゃんと応じてくれているようだ。
だとすると、昼休みのネットの混雑原因は何だろう。
ログをよく見たけれど、何も見つからない。
他市町村のアクセスが増加し、セキュリティクラウドが混雑していたのだろうか。
週明けにセキュリティクラウドへ問い合わせてみよう。
ところで、ログの中にひとつ気になるものを見つけた。
県のあるサイトから一日中休むことなくCSVファイルをダウンロードしている。
毎日30~40GBで、帯域に直すと4Mbpsくらいだ。
犯人はロビーに置いてある誰にも見られていない表示装置のようだ。
zoomやteamsでも1Mbpsあれば通信できるのだから、故障しているんじゃないかな。
担当課に県への問い合わせを依頼した。
まさか、そういう仕様だなんてことないよね。
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