極貧糖尿生活始まる

極度の貧乏と、戦いながら、糖尿に打ち勝つことを決めた中年男の徒然日記

金がなくて、手術が できない(涙)!

2011-04-22 08:58:10 | 日記
しばらくぶりの更新になってしまいました。

実は、前回の投稿で、手術決定!などと、いきりこんで、書いてしまったものの、
みなさんも、お分かりのとおり、極貧である、わたくし、猫山には、
手術費が、ないのです。

医者に、緊急手術が必要と伝えられてから、早5日資金を調達するため、市役所や、
病院の相談員のもとへ行き、状況を説明したのですが、どうにも、こうにも、話は、
進んでいくどころか、ひどくなるばかり、、。

社会福祉協議会なる機関にも電話してみたが、あっさり、
断られてしまう。
”もしもし、あのー社会福祉資金の申請手続きをしたいのですが、、、厚生省の人に勧められたんですけど”
最初は、さわやかな声で話していた、事務員の声色が、私の状況を察した瞬間に、大きく変わる。
”猫山さんねー。福祉資金はね、タダで配ってるんじゃないんですよ!
あなた、返すお金ないのに、借りようっていうんですか
どう考えても、あなた無理でしょう!

あっさり、私の要請は、切り捨てられてしまったのであった。

あんまりだ。ひどすぎる。事務員の心無い言葉が、心にぐっさりと、
つきささった。

そりゃあ、お金が、ないのは、自分が悪い
そんなことは、百も承知だ。

だけど、どうしても、今、やらなければいけない手術にお金が
必要なのだ。実際、オーバーでもなんでもなく、放っておいたら、
眼がみえなくなってしまう
かもしれないのだ。
だけど、役所は、そんなこと知ったこっちゃないとばかりに
相手にしてくれない。


極貧、猫山、今回ばかりは、あまりのつらさに、一瞬、自暴自棄
なりかけた。
気がつけば、ほとんど、見えない状態が、ずっと続いている左目から、
涙が溢れてきている事に気がついた。

おお、そうか、そうか、俺は、まだ、いきてるんでいっ!と
左目が私に訴えてるようで、なぜか、胸が熱くなった。

なんて、感動している間もなく、訪問者がやってきた。

猫山さーん!集金です!
ゲッ!こんなときに限って、突然、電気の集金がやってきたのであった。


”困るんですよ。ちゃんと期日までに、払っていただかないと。
今度、また遅れたら、電気とまりますからね

必死になって、電気屋を追い返そうとしていると、今度は、ガス屋がやってきた。
”猫山さーん、また支払い、遅れてますよ。どうにかしてくださいよ”

八方塞とは、こういうことをいうのかと、我ながら納得、、、。
しかし、金がないときに限って、こんな風に金を回収する人間が集まってくるのは、どうも、おかしい。
どうしたことだろう?

なんて、首をかしげていたら、今度は、なんと、新聞屋までやってきた

”ちょっと、猫山さん!引越しするって、本当ですか?
先月文、まだなんですけど、引越しする前にお願いしますよ
一瞬、自分の耳を疑った。

ひっこしー?
手術代も、ままならないのに、引越しするような金が、あるわけがない。

すると、横にいた、電気屋が、突然、口を挟む。
”私も聞いたんですよ。なんか、近いうちに、どこか遠くへ引っ越されると、、”

なっ、なんだってー
一体、誰がそんなデマを!

答えは、簡単であった

裏の意地悪ばあさんの仕業であることは、すぐに判明した。
よく、よく、聞いてみると、私が、今月中にでも、夜逃げをするようだと
情報を流したらしい。

ばあさんめ!性懲りもなく、また、やりやがったな。
その瞬間、私の頭に一揆に血がのぼるのを感じた。

無性に腹が立った私は、とりあえず、3人の集金屋を追い返し、またもや、誓いをたてることにしたのであった。

だが、今回は、意気込みが違う

”婆さんめっ!
俺は、絶対に糖尿に勝って、この左目で、あんたと闘うからな
おぼえてろっ!ふんっ!おとといきやがれってんだ!”

なぜだか、分からないが、体の底から、力がみなぎってくるのを
感じた。それと、同時に、根拠は、まったくないのだが、
希望の光が見えてきたような気がした

極貧、猫山、手術費の調達を目指し、まだまだ、あきらめません。
そんなこんなで、明日に続く