当面の演劇活動について
新型コロナがもう少し収束し、薬やワクチンによって共存が普通になるまでは役者として京都での積極的な活動はひかえることにしました。
しばらくは遠方からでもできることを三毛猫座の劇団員としてやっていけたらと思っています。
以下、詳細な理由です。
大した内容ではないしわりとネガティブな内容なので読まなくても大丈夫です。ただ今考えていることを書いておこうと思います。
写真:劇団三毛猫座「アンドロイドは毒をも喰らう」より
撮影:諏訪原早紀
活動の縮小は今年の春頃から考えていました。
自宅から京都までの距離が結構あり、ただでさえ通うのは大変だったのですがそこに新型コロナによる精神的な負担が増えたのが一番の理由です。
普段の仕事柄、絶対に感染するわけにはいかないので日々葛藤。恐怖と罪悪感に潰されそうでした。
公演時期だけ京都に部屋を借りるなどもしてみましたが出費が半端ないし、そこまで自分を削って演劇をやる意味ってなに…?と思ってしまった。
今年8月に「アンドロイドは毒をも喰らう」の公演がありましたが、それは2年前にもう決まっていたことなので、とりあえずこの8月の公演までは…と決めて活動をしていました。お誘いもあって9月にも公演に参加しましたが、それも無事終演。
ということで、しばらくは京都に行かず地元からでもできることをやっていけたらと思っています。
スケジュール次第では役者としても活動できるかもしれないのでそこは要相談で…!
じゃあ京都ではやらないけど地元では?
そこは迷っていて、地元だから安全というわけではないので。結局地元でも感染対策に神経すり減らすのは同じなんだろうなあと思います。
ただ「県をまたぐ移動」という罪悪感がなくなるのは結構大きいので、機会があれば地元で役者活動できたらいいなと考えています。
それ以前に役者を続けるかどうかを悩んでいますが。
とにもかくにも自分にできることをやっていきたいです。
今後も劇団三毛猫座を何卒よろしくお願いいたします。