お月様が公転している

ゲームのこと、お芝居のこと、日々のことなど

今週末

2021-03-25 16:49:11 | 演劇

久しぶりの日記です。

今週末、京都で演劇の本番があるので京都に滞在中です。長期滞在はお金がかかってしゃあないです。

今回はギャラリーで朗読劇をします。
海、鯨がモチーフの作品。青く奥行きのある空間を作りました。


ありがたいことにすでにチケット完売の回もあるようです。

どんな作品か、YouTubeですこし聞けるようになっていますのでよければぜひ聞いてみてください!
👇


あれよあれよと本番間近。
3月がすごい速さでかけていきます。

この頃様々なことで悩むことが多く、ずっともやもやしています。
春は暖かくなって気持ちがいい反面、年度の切り替わりでなんとなく落ち着かない時期です。

とりあえず公演を無事に終えられるように頑張ります!










100

2021-03-11 12:00:00 | 日記

ブログを始めて今日で一年になります。
偶然にも100記事目です。

ブログはTwitterなどのSNSよりも腰を据えて自分の思いや考えを記録できるのが良いなと思います。
他の人のブログを読むのも楽しいです。

世の中の流れとしては〈ブログの流行→より手軽なSNSの流行〉ですが、一通りSNSを触って感じたのは、ブログの方が時間の流れがゆっくりで落ち着きます。
又、文字制限を気にしなくていいので思ったことを全て書けます。そのほうが内容の齟齬が生まれることも少ないです。

文章を書くのが得意でもなければ上手でもなく、面白い記事を書けるわけでもありませんが、自分の胸の内を出力する場として今後もブログを続けられたらなと思っております。

******

3.11から10年。

災害というものは実際に体験しないと、つらさや悲しみ、苦労は絶対にわからないと思っています。
3.11当時高校生だった私は、どれだけ被災者の気持ちに寄り添ってもそれは偽善だと思っていました。想像しても想像でしかなく、被災地から遠いところにいる私たちは普通に生活していたから。
だから酷い話ですがしょせん他人事で、安全地帯にいる私が被災地に同情するのは逆に無神経ではないかと、あの頃は考えていました。
できること(募金)をして、あとは悲惨な光景をテレビでただ眺めるだけ。

南海トラフ地震など身近なところで大地震が起きたら、その時に初めて私は震災というものを理解できるのでしょう。
そして高校生の頃の「他人事だ」という考えが、自分に跳ね返ってくるに違いありません。

新型コロナも同じ。
自分が罹患しないと本当の怖さはわかりません。
他人事だと思っていたら罹患して「皆さん気をつけてください、コロナを侮ってはいけません」などと言っている人をテレビで見ます。
今更なにを言ってるんだろうと思ってしまうのですが、そういう私も経験したことがなく結局は他人事なんですよね。
だからといってコロナは身をもって経験したくないし、誰かにうつしたくないので、気を緩めずに対策を続けたいです。









朱の白日夢【終】

2021-03-09 15:19:52 | 演劇

今回は動画更新のお知らせだけです。

の白日夢
13.夢路晃太郎
14.ことの終わり


朗読劇の13、14話目をアップいたしました。ようやくこれで完結です!

「めでたしめでたし」だったかどうかはぜひ動画でご確認ください。
個人的にとても好きな終わり方です。
「愛」には色んな形がある、と言った〈なずな〉の言葉が響きます。




☑️の白日夢とは?
探偵とその助手のもとに、小説家である女性からとある依頼が舞い込む。それは、行方不明になっている恋人の捜索。
各々の愛情が渦巻き、意外な結末をむかえることに。
劇団三毛猫座が2015年に京都で上演した舞台作品。今回、朗読劇として再編してYouTubeにて配信中!

☑️おわりに
最後まで配信にお付き合いいただきありがとうございました。コロナ禍のなか、何かできることをやってみようと思い、始めた企画でした。今後も思うような活動ができないかもしれませんが、自分たちが表現したいものを、形式にこだわらず作り続けたいと思っております。
どうぞ劇団三毛猫座をよろしくお願いいたします。




鯨骨生物群集

2021-03-07 21:17:07 | 演劇

「鯨骨生物群集」
深海において沈降した鯨の死骸を中心に形成される生物群集のこと。

写真の、集まっている私たちがそのようにも見えます。


劇団三毛猫座 朗読公演
くじらの昇る海底

3月27、28日に京都で公演する作品のお稽古がいよいよ始まりました。

まずは台本の読み合わせ。
コロナ禍のなか、家でひとりで読むことはあっても、人と読み合わせするのは久しぶりなのでとても楽しいです。

朗読の声と声が重なり、歌声も重なる。そこへ今後、打楽器の演奏も加わります。
どんな風にできあがるかはまだ私にもわかりませんが、大切に作り上げていきたいです。
何卒よろしくお願いいたします。

チケット発売中です

公演の詳細はこちら

今回はチラシは作らずDMだけ用意しました。

銀!
画像では伝わりづらいですが、きらきらしてとても綺麗です。







真面目すぎるのだろうか

2021-03-06 13:52:00 | 日記

自動車の免許をとってまもなく2年。

しかし未だ車を持っていなくて、家族の車をたまに運転するだけです。なので未だに運転に余裕がなく慣れません。駐車は超ド下手です。

車を運転するにあたっていつも思うことがあります。

「私は法律を破らなければならないのか」

法定速度を忠実に守っている人は世の中にどれほどいるのだろうか。
教習所の先生がおっしゃった話を忘れられません。「これは本当に申し訳ない。これから免許をとる君たちは道路交通法を学ぶ一方、今現在免許をもって運転している大人の多くがそれを守れていない。勝手ながら申し訳ない」と。
私は「まったくだな」と思いました。

何故、法律を守って真面目に運転している者が煽られたり注意されなければならないのだろう。

***

教習所に通っていたときの頃。
高速教習の後、戻りは一般道を運転していました。
平日だったため、お仕事中のトラックが多く走っていました。

私は速度を守って走行していたのですが、先生に「ごめん。もうちょいスピード出してあげて」と言われました。
トラック運転手さんからしたら生活がかかっているので、ちんたら走られたらたまったもんじゃないでしょう。理解はできます。
しかし、私のなかで矛盾が深まるばかりでした。

***

車の運転が上手な知人が言いました。
「法律通りに運転したら逆に事故が起きる」

速度制限が50のところでその通り50で走っていたときのこと。
私の前を走っている人は50以上で走行していたので、車間距離には余裕がありました。
知人には「もう少しスピードを出して前の車についていったほうがいい」と言われました。
そうでなければわき道から車が急に無理やり入ってきたりして事故のリスクがあがるからだ、とのことです。

確かに言ってることには納得できます。
でも、そのために私が法定速度を破らなければならないのか?
多少スピードが出ていても警察は見てみぬふりをして、捕まることはないでしょうが、
私の中にある正しくありたい心は傷ついていく。

***

同乗者に言われました。
「なんで今の行かんかったん!?」

信号が赤に変わるかまだ変わらないか、という微妙な場面。
「ここの信号は青長いから行けるって」と同乗者に言われて行けるかなと思ってしまった私がいけないのですが、ある程度のスピードを保ったまま、交差点手前まで来たとき信号が変わり、私はブレーキを踏みました。
急ブレーキほどではないですが、強めにブレーキを踏んでしまいました。
バックミラーで後ろを見ると、後ろの車との距離が近く、下手すると突っ込まれたかもしれない。

「危ないやんか。なんで行ってしまわんかったんや」と怒られたのですが、まだ交差点に進入してはいなかったし、止まれたから止まったわけです。
確かに後ろの人にもびっくりさせて、危なかったのは事実。

しかし、私は思いました。
後ろの人がちゃんと車間距離開けとけば良いだけの話では?
私にくっついて信号行ってしまおうと思ってたんじゃないの?

もちろんもし事故が起きたら怪我をして痛いし車がへこむし裁判沙汰になったりして大変で、そんなことなら多少無理にでも行ってしまったほうが良い、という考えも納得できる。

そして私がもっと早くに止まろうと判断すればよかったわけですが、判断が遅れたとはいえ、信号が変わったから止まっただけ。
怒られるような悪いことはしてないのでは…

***

親が運転する車に乗っていて「この車遅い!」とか「今の行けるやろ!」とか子供の頃から聞いて育っていました。

今はその言葉が全て自分に向けられているように思えます。周囲の運転者にもそのように思われているかもしれないと想像すると、とてもしんどい。

私がゲームをしていると「なんかワケわからんな。よくそんなのできるな。絶対できんわー」と言われるのですが私からすれば車の運転のほうが「よくそんなのできるな」って思います。
ゲームで間違っても誰も死なない。
車は間違ったら誰かが死ぬんですよ。

皆がきちんとルールを守ればきっと事故は起きない。
皆が守らないから、守ってる人が危険を被る。

お笑いコンビのロザンの宇治原さんが、「ルールを守ってる人がカッコいい」はずなのに何故か「無茶な運転ができる人が運転上手でカッコいい」風潮があると以前言っていました。

ほんとにその通りだと思いましたが

私は真面目を通り越して変なんでしょうか。
うーん