被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

土嚢作りお手伝い

2012年08月30日 | 漁業復興支援

 

夜明け前の朝4時頃から土嚢作りのお手伝いをさせていただくために箱崎に向かいました。

土嚢の数が多いため、ローラーを使って運んだりといろいろな道具を使って作業を行いましたが

かなりの重労働でした。

日曜日以外は行っているとお聞きして驚きました・・・・

 

やはり朝4時前に起きるのはしんどいのが正直な気持ちでした・・・・・

しかし、すごく行ってよかったなと感じました。

 

被災して1年以上がたった今、みなさんで手を繋ぎながら前に進んでいることを体でも感じることができたからです!!

また、少しづつ漁のお仕事も再開している中でもまだまだお手伝いをさせていただくことはたくさんあるということもわかりました。

 

冗談交じりで漁師さんが言ってくれました。

「いつもは1500個作っているんだけど、来てくれたことで1700個作れるわ」と・・・・

冗談でもすごく嬉しくかったんです!

 

 

これからも少しづつお手伝いをさせていただければと思います。

 


漁師さんのお手伝い

2012年05月10日 | 漁業復興支援
震災より復帰を志す漁師さんのお手伝いを再開しました!!


ワカメの刈り取り作業が一段落した漁師さんの次の目標は、三陸ブランド牡蠣の復活です!

安定して出荷出来るまでは2~3年程かかりますが、質の良い牡蠣の生産のために、地道にお手伝いを続けます。

牡蠣養殖復活作戦!

2012年03月22日 | 漁業復興支援

わかめが本収穫の時期を迎えています。

まだまだ絶対量を足りませんが、ひとまず収穫できるところまできました。

 

さて、次に復活させようとしているのが、牡蠣です!

 

根浜の対岸、片岸漁港で作業をしました。

2月のうちにホタテ貝に牡蠣の種をつけて、海に置いておきました。

 

その牡蠣の子をロープに固定します。

 

漁師さんと話しながらの作業。

この日は「ハブ酒」と「マムシ酒」の話で盛り上がる。

 

海は風が強いので、テントはかかせません。

ただいま準備中。

 

 

計画では正月頃に食べられるとのこと。

その日を目指して、地道にがんばっています。

 

有原

 


根浜漁師さんの船「第八稲荷丸」進水式

2012年03月16日 | 漁業復興支援

2012年3月14日。

根浜漁師さんの船「第八稲荷丸」の進水式が行われました。

 

大漁旗がよく似合う

 

 

浜のお母さん方が作ったもちをまきました。

 

 

動画もあります。

 

http://www.youtube.com/watch?v=Mgi4UQmD7Js

 

http://www.youtube.com/watch?v=9R3CgIh3BJc

 

 

震災から1年。ついに自分の船を持つことができました!

感動的です。

 

今後も漁業支援を続けていきます。

夏にはわかめ養殖用の「土嚢ぶくろづくりリバイバル(2万個以上)」が開催される予定です。

君の力が必要だ。集え!釜石へ!!

 

有原


根浜海岸カキ養殖計画!

2012年02月03日 | 漁業復興支援

ねおす長期ボラの伊藤です。

 

今日は、根浜地区で漁師さんたちがカキ養殖の準備をすると聞いてお手伝いに行きました!

 

やっていた作業は、種カキをつける縄を束ねる仕事でした。

5本の縄を均等な長さで束ねていきます。ゆくゆくは、そこにカキの種が付けられて養殖場へと持っていかれます。

漁師さん達は、何気なくやっていますが色々とコツや決まりがあるそうです。・・・奥が深い!

 

先程、束にした縄の先を熱で溶かしまとめる作業を体験させていただきました。

単純そうな作業ですが、思いのほか技術が必要で漁師さんと僕らの仕上がりに大きな差が・・・。熟練の技に驚きです。

手伝いに来たつもりが、色々と勉強させてもらうことになりました。

 

・カキについて

せっかくなのでカキについて漁師さんに聞きました。

カキは、1月・2月にこの種付けの作業をして、秋冬に1年ものが取れるそうです。ただ、その年のものは小さいらしく2年ものが大きく味も良いのだそうです。

カキは、海水だけでは育たず山から流れる真水も重要なのだとか。カキ養殖は、海だけでなく山との共存がとても大切な仕事だと言っていました。これもまた奥の深い話ですね。

釜石の川には、鉄分が豊富でとってもおいしいカキが取れます!!2年後、釜石に来て食べたいものです♪

 

最後には、お昼ごはんをご馳走になりました!

 

全てがなくなった漁港。

それでも漁師さんは、漁師であり続けています。その姿に、とても力強さを感じました。

 

これからも根浜の漁師さんのお手伝いをしていく予定なので、定期的に様子を伝えていきます。


はやどりわかめ!!

2012年01月30日 | 漁業復興支援

先日、釜石東部漁協さんの「わかめの間引き」作業に行ってきました。

 

ここまで来るのに、たくさんの苦労がありました。

船や道具が流され、一から、いやむしろマイナスからのスタートだったかもしれません。

我々ねおすは、ロープ結びや土嚢づくりなどでお手伝いをしてきました。

ついに、ここまできました。

 

 

ということでしゅっぱーつ!!

 

 

「ガレキだ!」

 

ロープにからまっていました。

 

 

 

こんなに育ってます。

 

ナイフで間引きをする姿。かっこいいですね。

 

 

わずか、1年足らずでここまで間引きできるようになりました。

 

間引きしたわかめは「はやどりわかめ」とも言われ、やわらかいのが特徴です。

しゃぶしゃぶでいただくのが、一番とのこと。

ということで早速。

お湯につけると、鮮やかな緑色に!

 

 

こんなにおいしいわかめは初めてです。

今まで自分は本当のわかめを知りませんでした。

ごめんなさい。

 

そのままの塩味に海を感じ

醤油をかけて驚き

わさび醤油でノックアウト

ポン酢でしめて、どんとはれ

 

はやどりわかめ恐るべし

 

 

漁協のみなさんは、「手伝ってくれたみなさんに是非食べて欲しい」と言っていました。

本収穫が待ち遠しいです。

 

 

有原

 

 

 

 


‘にわか漁師’再来

2011年11月07日 | 漁業復興支援

「にわか漁師すっぺし!」

 

今日は久々に箱崎漁港で‘にわか漁師’

ねおすスタッフとボランティアさん6名で、土のう袋づくりのお手伝いをしてきました。

 

すでに目標の2万個を突破し、一度は終了していた土のう作業ですが、ここに来て数が不足したため、新たに1600個の土のう袋を作りました。

作業の途中で袋も足りなくなったので、1ヶ月ぶりにロープを結ぶ作業も行ないましたが、完全に結び方を忘れていたため、教えてもらいながら作業をこなしました。

 

完成した土のう袋はワカメやホタテの養殖作業や定置網漁で使います。

2万個の土のう袋を沈める作業は、この大きなクレーン船で行ないます。

近隣の船の手配が今年は難しかったため、遠く九州から来てくれているそうです。

1日の作業量が4千~5千個なので、順調に進めば1週間程度で完了しますが、今日と明日は海が荒れる予報のため中止。あさってから作業を再開し、今週末には全ての土のう袋が海底に沈む予定です。

 

浜は今日も少しずつ再生へ向けて動いています・・・!

 

伊藤

 


九州からの贈り物

2011年10月24日 | 漁業復興支援

★大分県中津市→釜石市箱崎漁港

船三隻

船外機三機

備品類などなど

の寄贈式に立ち会いました

東北の漁師さんを支援しようと

動いていています

事前に現地に出向き

現地のニーズに合わせた

モノを支援してくれています

★モノだけではなく人も行きかう

この支援活動は

「海のまちねっと」というネットワークが

行っている

大分、神奈川、東京、愛知、福岡

それぞれの地域が

それぞれの役割を

担っている

11月には、

ボランティアさんがツアーで

漁師さんの作業を

お手伝いに来てくれる

予定になっている

富田

 


2万個土嚢佳境

2011年10月12日 | 漁業復興支援

★あと三日で・・・

9月22日から始まった作業も

終わりが見えてきた

ねおすボラ計18人

遠野まごころネットボラ計58人

みなさんのおかげで

45kgの重りが山のように

この重りが海の中で

わかめが流されないように

してくれる

★「食べに来て!!」「送るからね!!」

作業をボランティアさんに

手伝ってもらっているが、

そのお返しが今はまだ出来ない

定置網で獲った魚は

食べさせてあげられるが、

自分たちが育てたものは

まだ何もない

養殖漁師の

複雑な気持ちもある

★これからも大忙し

わかめの種そうじ2回目

わかめを本ロープに巻きつける

土嚢をつける

11月中旬からホタテの作業開始

12月アワビ漁解禁

富田

 

 


3,000個/20,000個

2011年09月30日 | 漁業復興支援

★待ってた砂利が一気に届く

入らなくて、もどかしい状況から

一転

5日間ほど作業できるほどの

量がダンプで次々と

積まれていく

★平均年齢60代後半

イチからの準備

慣れない協働

毎日の重労働

お手伝いに行かないわけにはいかない

遠野まごころネットさんにも

人員要請をお願いして、なんとか

お手伝いに行けている状態です

富田


一方通行ではない

2011年09月24日 | 漁業復興支援

★地元の方が地元を案内

9月22~24日のわかめボラスタツアー

は、ボランティア作業はもちろんだが

地域の方と参加者の出会いの場

づくりが目的だと考えている

★おもてなし

漁師風の御返しで、大槌湾のクルージング

★受け入れ側の気持ち

ボランティアさんに対して、地元もただ感謝しているだけではない

この街を知って、学んで、楽しんで、帰ってもらいたい

そして、ボランティアさんとの交流を通じて、

そのボラの方の地元へ行ってみたいと思う

富田


のれん作業スタート

2011年09月20日 | 漁業復興支援

★あめ

本日9月20日8:30から

わかめの種掃除

=のれん作業が始まる予定だった

しかし、またしても台風の影響で

あいにくの雨

のれんは晴れた日に

掃除から天日干しまで

一気にやらないといけない

★人手が一気に必要

同じ漁港内の定置網漁

は、道具も船も準備も終わり

漁を再開している

サバやスルメが水揚げされている

しかし、養殖漁のほうは

砂利やロープを待っている状態で

作業が進まない

また、土嚢つくりはかなりの力仕事

さらに、この状況に追い打ちをかけるのが

わかめを養殖し始めなければならない

リミットがあること

10月末に

土嚢2万個、のれん、ロープの手入れ・・・・

間に合わないと

また1年・・・

富田


レクチャー→社会科見学→さんま刺し交流会

2011年09月11日 | 漁業復興支援

★都留文科大学の学生も免許皆伝

丁寧な指導と

若い柔軟な頭

がマッチし、仕事が捗りました

★総出

次の仕事の資材が届くのが、まだ未定

やれる仕事が、土嚢の袋作りのみ

だったので、

午前中で一気にフィニッシュ

★定置網漁も見学

釜石漁港から取れたてのさんま刺しの差し入れが

届くまで、時間が空いたので

おのおのぶらぶら

海がない県の出身者が多かったので

、海があることだけで

テンションは上がっていました

★さんま刺し

仕事がひと段落ついて、明日が

休みということもあり、

粋な計らいを受けることができました

学生は箸が止まらない

★いろんなはなし

津波を目の前でみていたはなし

三陸わかめ漁師さんのしごとのはなし

生まれ育った土地のはなし

家族のはなし

富田