被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

6/10北海道発 週末ボランティア隊募集

2011年05月31日 | 現地活動拠点後方支援

以下の「6/10北海道発 週末ボランティア隊」の募集は締め切りました

 

前回の5/27北海道発ボランティア隊の記事が岩手日報に掲載されました。
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201105/h1105292.html

道内から16名の方が参加し、うち学生は12名でした。寄せられた感想を一つご紹介します。

「帰ったら今回のことを話し、継続していくことが大切だと思う。
作業に時間がかかるということを実感し、これから自分ひとりではできないが、みんなと継続的に活動していきたいと思う。」

今回の募集も現地1泊2日の滞在ではありますが、大規模な被災地の長期支援の第一歩として、学生・一般を問わずぜひご参加ください。

★★ 6/10北海道発 週末ボランティア隊募集  ★★
主催:NPO法人ねおす  共同企画:東日本大震災市民支援ネットワーク・札幌 むすびば

週末を利用した、地域の片づけ・整備が中心のボランティア隊です。
現在、住民の方と詳細な場所の調整をすすめております。

◆集合解散 6月10日(金)~13日(月) ※行き苫小牧東港発、帰り苫小牧西港着
 集合 6月10日 苫小牧東港フェリーターミナル 18:50集合
  ・添乗員は黄色い「北海道 NPO法人ねおす」のスタッフジャンパーを着ております。
  ・苫小牧東港までの交通機関(別途自己負担)
    (苫小牧市営バス) JR苫小牧駅前バスターミナル 1番ホーム6番のりば 18:00発 大人700円(所要約40分)
 解散 6月13日 苫小牧西港 7:00着 下船後解散
  ・苫小牧西港からの交通機関(別途自己負担)
    (北海道中央バス) 苫小牧西港フェリーターミナル7:47発 → 札幌駅前バスターミナル9:35着 大人1,270円

◆日程 ※雨天の場合は状態により作業は行わず、現地を車でまわるなどの予定です。
 6/10 19:30 苫小牧東港発 新日本海フェリー 2等室
 6/11   7:45 秋田港着、チャーターバスで釜石市へ移動
     12:00頃 釜石市着、昼食、午後から片付け・整備作業
    夕方終了、宿泊場所(地域の集会所)へ移動、夕食、ミーティング
 6/12   朝食後移動、片付け・整備作業、昼食
     14:00頃終了、チャーターバスにて青森港へ
     22:00 青森港発 シルバーフェリー 2等室
 6/13  7:00 苫小牧西港着

◆応募条件
 ・18歳以上の健康な男女で、ボランティア保険天災プランに加入済み、または応募受付後に加入できる方。
  ボランティア保険は居住地や出発地の社会福祉協議会と一部大学で加入できます。天災プランへ加入下さい。保険料や補償額は加入先へお問い合わせ下さい。
   (札幌市の場合、北海道ボランティア市民活動センター札幌市社協市内各区社協ボランティア研修センター で加入できます。土日は加入できません。)
 ・受付時に未加入の方は、加入手続きを終えましたら、ねおす札幌事務所に「加入済み」をご連絡下さい。
 ・下記のボランティア説明会にできるだけ参加して下さい。今後、ねおすの支援活動のボランティアを検討されている方もぜひどうぞ。
   日時: 6月6日(月) 18時~19時30分
   場所: 北海道立市民活動促進センター(札幌市中央区北3条西7丁目道庁別館西棟1階)
   説明者: 荒井(ねおす)

◆費用 一般15,000円、学生10,000円 (この他、別途自己負担の保険代・交通費・食費の合計は、札幌発着で約6,000円です)
  ・フェリー代往復・宿泊代・食事代(4食:11日昼、夜、12日朝、昼)を含みます。食事は地元の方の手づくりのものです。
  ・参加費用はフェリー乗船後、添乗員にお支払い下さい。
  ・食事は10日夜、11日朝、12日夜は各自の負担になります。
   (10日夜、11日朝は各自乗船前に用意。または船内バイキング・・・夕食1,800円、朝食7時から1,000円。)
  ・入浴は往路、復路の船内で無料です。今回、現地では入浴はしません。
  ・チャーターバス代は前回は全額ねおすが支出しましたが、今回は「むずびば」さんの補助を受けて支出します。参加者負担はありません。

◆持ち物
 学生の方は学生証必須(有効期限内のもの。できれば旅客運賃割引証 または在学証明書を1通)、
 寝袋・マット、長靴(薄手のものは中敷きを)や登山靴など丈夫で汚れてよい靴、軍手2、マスク、帽子、
 上下分かれた雨具、薄手のフリーズなどの防寒具、汚れても良い服装、水筒、着替え、タオル、洗面道具
  ・あればご持参下さい → 作業服、厚手ゴム手袋、薄手ゴム手袋、防塵マスク、防臭マスク、目薬
  ・荷物の大きさは今回はマイクロバスのため、ややコンパクトにお願いします。食器は不要です。

◆定員 学生・一般計17名

◆申込締切 定員になり次第締切
 ・申込者には添乗員の連絡先電話番号などをご連絡いたします。
 ・急なキャンセルの場合は実費負担が発生する場合があります。

◆申込方法  ねおす札幌事務所へ電話・Fax・メールにて以下をご連絡下さい。
 ①「学生」 or 「一般」
 ②お名前と性別
 ③ご住所
 ④携帯電話番号
 ⑤携帯メールアドレス
 ⑥緊急連絡先の電話番号を一つ(ボランティア隊参加を伝えた方の電話番号)
 ⑦生年月日
 ⑧ボランティア保険 加入有無
 ⑨6月6日のボランティア説明会への参加有無
 ⑩所属または学校名

◆申込受付・問合せ
 ねおす札幌事務所(電話は平日10時~17時)  担当:中村
 TEL:011-615-3923 FAX:011-615-3914 メール:npo@neos.gr.jp

 

★★ 6/17開催 『復興支援フォーラム』の参加者も上記連絡先で受付中です。 ★★

チラシのダウンロードはこちら

 

 

 

※現地コーディネーター(被災者)の活動は、札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成を受けました。ありがとうございました。

 

 

 


ボランティアつれづれ

2011年05月31日 | 地域社会起業育成支援

★ねおすのボランティアセンター

この3ヶ月ほどで全国各地から、様々な想いを持った方が

ねおすの釜石にあるボランティアセンターに

何百人に来てくれたでしようか。

ねおすの現地の活動をしながら、寝食を共にしている特殊な拠点です。

長い人で1ヶ月いる方もいれば、1日しかいない方もいます。

いつもボランティアができる仕事があるわけではありまん。

いつもボランティアがしたいことをできるとは限りません。

こちらも、現地の方の聞き取りを通じて、現地のニーズを知っているつもりです。

そして、現地のことを知っているつもりです。

しかし、現地のニーズとボランティアのニーズをうまく

マッチングすることができていないことが多々あるのが現状です。

悔しいです。

ねおすのミッションは釜石を地域ツーリズムを手法に、

まちづくりに貢献していくことです。

つまり、

ボランティア→釜石の復興に関わった人→釜石ファン

に変化させたいんです。

★番外編

■もんじぃ危機一髪

ねおすにはもんじぃという老兵ボランティアがいます。

専門は瓦礫撤去ですが、料理も得意です。

そんな彼ですが、

ねおすの活動で月1で行っている釜石市箱崎の婦人5名を、

通院と買い物の送迎日のことです。

その日は台風の影響で高波が来ていました。

箱崎に通じる海岸線一本道。

その道は震災の津波の影響で、道路が半分壊れていました。

もんじぃ号の前を走る軽自動、高波に煽られてガス欠。

その後ろで1分間、様子を見て、波がない隙に、

通りぬけました。

その直後に、その道は通行止めになりました。

富田桂太

 

 


釜石ファンを増やしたいんです!!

2011年05月29日 | 地域社会起業育成支援

27日北海道発ボランティア隊2日目

★里山特別オプション

朝6:00から近所の9分咲きくらいの桜並木を歩きました。

小雨のなか、マイナスイオンをたっぷりでした。

1時間半で4kmの山道を歩きました。

★世界遺産になろうとしている橋野高炉跡

 

その散歩の最後には日本最古の洋式高炉跡が・・・

釜石市出身のIさんがガイドしてくれました。

日本の近代産業歴史という点では、北海道の夕張などの

と炭鉱と同じ匂い、雰囲気を感じました。

★支縁物資

ありがたいことに地域の中で活動していると、

自然と物が集まってきます。

こちらが、支援物資を送っていると思っていましたが、

一方通行ではお互い疲れてしまいます。

富田桂太


つながっていける

2011年05月28日 | 地域社会起業育成支援

★27日北海道発ボランティア隊★

■~つもりにならないためには・・・

見てわかること、感じることがある。

見ても分からないこと、感じられないことがある。

そんなことに気づくだけでもいいかもしれない。

■スタート地点に立つために・・・

共感してくれる人。

行動してくれる人。

続けてくれる人。

まだまだ仲間が不足しています。

■釜石が好き

ボランティアが宿泊している集会所で、地元のお母さんた

ちが作ってくれた地元料理を食べました。

「実家に帰った時みたいだ!」と感激していました。

■24人分の体験

一人で24人分の体験ができる。

同じ体験をしているのに、感じ方や視点が異なる。

さらに、自分の気持ちの整理もできる。

富田桂太

 

※現地コーディネーター(被災者)の活動は、札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成を受けました。ありがとうございました。


微調整

2011年05月27日 | 地域社会起業育成支援

■ライトエースのラジエーター

 ★2ヶ月半の闘走の証!!

ラジエーターのランプが1週間前くらいから付いているので、

修理しに行きました。

おそらく、燃料を自分たちで入れていたからでしよう。

フィルターに水が入っていたようです。

■ボランティア隊の受け入れ調整

 ★最終微調整で受け入れ万全!!

28日から20名ほどのボランティアが北海道から釜石に来ます。

おそらく今は日本海上にいるでしよう。

明日の作業場は片岸です。

お弁当や炊き出しなどは橋野町の方々や宝来館の方々と調整をしています。

地元の方々とともにボランティアを受け入れます。

富田桂太

 


喜んでくれたら、嬉しい

2011年05月26日 | 交流の場創出

 ■青空喫茶

 靴(運動靴系)やバック(手さげ)や夏服が不足してます・・・・ 

 特に、ジャージやくつ下がありません。

 ★女子大生手作り割烹着・袋が大好評!!

 

 「上手にできてるわね~」

 「手作りはやっぱり嬉しいわね~」

 と、とても喜んでいるようでした。 

 北海道の藤女子大学の学生から送っていただいたものです。

 ★太陽光エネルギーが大活躍!!

 前々から、野外の活動では活躍していました。

 伊藤組土健さんから送っていただいたソーラーパネルです。

 蓄電もできるので、天気のいい日は外に置いて、充電しています。

 

■ボランティア受け入れ態勢の調整

 ★ボランティア隊の作業場を下見

 大きいものはあまりありせんでした。

 が、細かいものを拾っていくには、人の手が必要です。

 

■仮設への移動状況

 決まって入居する方がいる一方で、

 抽選結果の電話を避難所でまだかまだかと待っている方もいます。

 一人暮らしの高齢者の方などは、

 避難所の集団生活でなくなることへの寂しさもあるようです。

 

富田桂太

 

 


ボランティアの仕込み

2011年05月25日 | 地域社会起業育成支援

支援ボランティアをすべきことは、目の前に見えるカタチである場合もありますが、私達自身でニーズを探し、役割を見つけてゆく思考過程・調査が必要です。 

 

今、被災者の皆さんは何を困っているのだろう? それがわかっても、私達にできることは何だろう? どうしたら、そのニーズに応えることができるだろう?

  

その試行錯誤の連続です。 今日決めた明日の予定が当日変わることもあります。被災地現場は日々動いています。 なかなか予定通りにはいきません。

 

以下、今日の現地、柏崎の業務報告から抜粋です。 

 

28.29日の作業場所について

 
撤去・お片づけ作業は、被災者と直接、お会いしニーズを聞き、了解を得ながら進めています。見渡す限り片付けなければいけない場所なのですが、それらはみな、所有者がいる土地や家財です。 また、「業務」として行政から委託され賃金が支払われる撤去活動も始まっていますので、その兼ね合いもあります。

 

 

ここのところは、被災者でもあるKKさんが地域との窓口になって頂いています。KKさんは平日はK土建で片付けをしています。 今日はボランティアとして作業ができる場所をK土建の責任者の方と打ち合わせて来ました。

 

予定する作業現場は、国道45号線とJR線路の間です。手で拾えるようなゴミや瓦礫をカゴに入れ、線路の反対側に集める作業です。長い範囲であり、週末作業は正味一日なので2日間とも同じ場所の作業になるでしょう。


トイレ、駐車スペース確認OK。
ヘルメット10個をK土建さんが用意してくださることになりました。
作業に向けて、もんじぃ指導のもと、ちゅんが道具準備。 

 

 

青空喫茶
・明日の青空喫茶IN赤浜地区の準備。新拠点の橋野保育園が手狭なため、物資保管が課題。

 

■ネットワーキング 

釜石のある保育園に北海道から支援に来ているOさん、Sさんが来訪。震災後すぐにお二人が務める同じ系列の釜石の保育園に支援に入り、支援物資の仕分け、配達、子どもの心のケアなど現在は保育所運営の補助をしています。北海道から、釜石へ支援に来ているもの同士、協力し合えることがあれば・・・という話を頂きました。

 

宿泊者
・もんじぃ@釧野外教育センター、Tさん@岩木山自然学校から ちゅん@ねおすインターンシップ生、じょい@ねおす

 

・  ■明日の予定
青空喫茶開店、都留文科大学受け入れ準備  明日は、四名で実施です。

 

  

  ボランティアとしてやれること、やるべきことはたくさんあります。が・・・、それには、事前の調整が必要なのです。

 

  そのプロセスにも関われる長期(1週間以上)に渡ってボランティアセンターに入れるれる方を求めています。
2~3日だけですと、なかなか地域に関わりながらボランティア活動をすることはできません。

 

  65日出発の14陣があります。戻りは615日です。 10日間くらいご一緒できる方がいらっしゃいましたら、本部までご照会願います。

 

  PS 中学生、高校生向けの夏服は今も集めています。

    なかなか集まりません。 こちらも 引き続きご協力のほどよろしくお願い致します。

 

   高木


※コーディネーターの活動及び拠点維持は『赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」』の助成を受けました。
 ありがとうございました。


お花見

2011年05月24日 | 地域社会起業育成支援

上栗林集会所に避難している片岸地区の方を招待して、
青ノ木地区で八重桜のお花見をしました。
実施した経緯としては、
「青ノ木地区の方がこの桜が満開になったら、
ぜひ被災された方にも見てもらいたい」
「避難している方々もちょくちょくこの桜を見に出かけていた」
という声を聞いたことから始まりました。

現地に到着すると期待以上の八重桜の満開さに歓声を上げるみなさん。

少し濃いピンクなので、遠くから見ると燃えているようです。

とりあえずお昼の時間まで橋野高炉跡や桜を見ながら、周りを散策。

そして名もない救援隊の加藤さんよりいただいた臼、杵、蒸篭を使った

おもちつきも大変盛り上がりました!

昼食は橋野地区のお母さん方が作ってくださった

チラシ寿司と山菜汁、おかずなども旬の味覚をふんだんに使った

もので大変おいしかったです!ありがとうございました!

「桜の下で食べる」

「みんなで食べる」

これが揃えば、おいしい料理がますますおいしくなりますね!

昼食後は片岸地区の方の歌っこと手拍子に合わせて、栗林小学校に避難している踊りの先生である古川さん「南部の俵積み唄」と「釜石小唄」を踊っていただきました。

満開の桜をバックに踊る古川さん。

震災後、久しぶりに踊ったとのことでしたが、

とても華やかで、お見事な舞でした。

手拍子を打ちながら、歌を歌うみなさん。

息がぴったりで、心もひとつ。

久しぶりに踊ってくださりうれしそうな古川さん。(栗林小学校に避難しています)

久しぶりに料理を手伝ってうれしかったと言ってくださった

栗林小学校に避難している小山さん。

お腹いっぱい、胸もいっぱいになった片岸地区のみなさん。

いろいろな立場や想いを持ったスタッフも合わせて、合計38人の方が参加。

みんな、幸せいっぱいの笑顔を見せていました。

言葉で表現しきれず、残念ですが、

本当にいい雰囲気のお花見でした。

柏崎


ねおす主催 『復興支援フォーラム』 を 6/17 札幌市内で開催します

2011年05月24日 | 現地活動拠点後方支援

いつも皆さまからのご理解とご協力をありがとうございます。


 これまでの活動報告を兼ね、『復興支援フォーラム』の開催が決定しました。
 支援活動を支えてくださる方々、今後ボランティアとして参画したい方々、すでに
 活動を展開している団体や個人など、多数のご参加をお待ちしております。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

 ~ 復興支援フォーラム ~ まだ終わっていない!被災地支援

   3・11東日本大震災 被災地支援の報告と「これから」

-----------------------------------------------------------------------------------------------

 3・11 東日本大震災が発生し、100日を迎えます。被災地の様子を伝える報道は明る
い話題が増えています。しかし、被災地から遠くに住む私達が求めている情報は「徐々に
復興している被災地」になっていませんか?
 経済・社会に与えた未曽有の災害は、多くの人々の暮らしの未来への道筋を絶ったまま
です。被災地支援は続ける必要があります。
 これまでのねおすの支援活動の報告と「これから」の支援の在り方を考えるフォーラムを
開催します。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

●日時:2011年6月17日(金) 18:00~(開場17:30~)

●会場:札幌市「かでる2・7」 4F 大会議室

    札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル

●定員:200名

●参加費:無料

●お申し込み方法:お電話、FAX、メールにて承ります。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

《フォーラムの内容》

○ねおすの活動報告
○現地からの声~岩手県釜石市より~ 宝来館 女将 岩崎昭子
○ボランティアとして関わって
○被災から未来へ「自然学校という仕組みによる復興支援の可能性」
 講師:西村 仁志(
同志社大学政策学部准教授、環境共育事務所カラーズ

※フォーラム後に懇親会もご用意しております。ぜひご参加ください。(要申込)

チラシのダウンロードは こちら です。

 


アースディ EZO 2011 in 大通公園

2011年05月23日 | 地域社会起業育成支援

アースデイとは、地球のことを考え、行動する世界最大の地球フェスティバル。
アースデイEZO は、2007年からスタート。メイン会場は大通公園で、今年は5月22日(日)に開催されました。

2011年のテーマは『ひとつからはじまる』。

今一度原点に立ち戻り、みんなが手を取り合って再出発をしようという決意を込めたテーマです。

ねおすは東北支援ブースに、活動パネルと 『 復興の狼煙 』 ポスターを掲示しました。
現地入りしたスタッフ(荒井・齋藤)の報告会もあり、公園を通りかかった方々にも聴いて頂きました。

 

アースデイ実行委員会は、「割ぽう着プロジェクト」と東北の「うまいもの」を販売するコーナーを用意し、
他の展示ブースでも「福島を応援してます!」など、背景にさまざまな支援活動を感じました。

 

今日は肌寒く、ねおすのスタッフジャンパーを着こんでいました。
「ねおすさん、がんばっているね」
と声をかけて頂きました。

募金へのご協力ありがとうございました。
ねおすにも貴重な報告の機会でした。

 

中村


久しぶりの子どもたち

2011年05月22日 | 子どもの居場所づくり

今朝は激しい雨の音で起きました。

あいにくの雨ではありましたが、

今日は久しぶりの子どもの活動日であり、初めて橋野で行う日。

子どものケア活動はしばらくお休みをしていましたが、

土日に活動してもらいたいという声がありましたので、

土日のどちらかは実施しようということになりました。

私自身も久しぶりに子どもたちと一緒の時間を過ごせるのを楽しみにしていました!

本当は外で遊びたかったという気持ちもありましたが、

雨ということもあり、今日は中での活動。

今日は、ホーマックの遠藤さんがいらっしゃり、

「かみねっこん」づくりを体験しました。

かみねっこんとは

紙で根っこをコンパクトにしっかり守るという意味から名づけられた植樹方法です。

要するに木の赤ちゃんのおうちづくり。

小さい子でも簡単に作れますし、

話しながら作業ができるので、会話も進み、

楽しそうに木の赤ちゃんのおうちづくりをしていました。

避難所にいる子たちだけでなく、

橋野保育所近くにいる子どもたちも参加してくれたので、

とてもにぎやかにな時間となりました。

苗木はまだ植えていませんが、

少しずつ作っていき、いずれの植樹に使っていけたらという

遠藤さんの思いから、行いました。

たくさんの木が津波により、倒されてしまったり、

山火事で燃えてしまったいますので、

大切なことかもしれませんね。

もとの緑いっぱいの釜石に戻りますように。

心からそう願います。

 

今後の子どものケア活動については保護者のニーズを聞きながら、

実施していきたいと考えています。

 

柏崎

 

 

 


八重桜が咲き始めました。

2011年05月19日 | 交流の場創出
久しぶりの栗林小学校での青空喫茶。
避難所の方、自宅避難されている方がたくさんきてくださいました。
長くいてくれたみどりなどのスタッフに会いに来てくださる方もいらっしゃり、
物資を取りに来るのもそうですが、
人に会いに、お話をしにくる方もいるようです。

今回青空喫茶が必要とされていることを知り、
地区長さんにおねがいして、快く場所を紹介いていただきました。
今では顔も覚えてもらったので、
雑談にも花が咲きます。



花と言えば、
橋野町の青ノ木地区というところの八重桜が少しずつ咲き始めました。
ぱーっと開いているものもあれば、
まだ三分咲きのものもあり、まだまばらですが、
遠くから見ると赤々としてきれいです。
今週の土日から満開だということを近所の方にお聞きしました。

青ノ木の方々もこの桜をみてほしいという思いをいだいておりましたし、
避難所の方々も行きたいと思っていたようですので、
上栗林に避難している方、対象にお花見を企画!

お昼ごはんは橋野地区のお母さん方が用意してくださるので、
お花見をしながら、いただけたらなぁと思っています。
とても楽しみです!

柏崎

5/27北海道発 ボランティア隊募集

2011年05月19日 | 現地活動拠点後方支援

定員が間近です。平日の5月23日(月)10時から、お電話にてお問い合わせ下さい。

GW期間中の釜石・鵜住居ボランティア隊では16名(うち学生6名)の方からご参加頂きました。
参加後は「人の手が集まればできること体感でき、達成感がある。チームの仲間意識も自然と生まれた。」などのご意見を頂きました。

今回のボランティア隊は 環境NGO ezorock との共同企画になります。


★★ 5/27北海道発 ボランティア隊募集 ★★

週末を利用した、地域の片づけ・整備が中心のボランティア隊です。
現在、住民の方と詳細な場所の調整をすすめております。
6月発の週末ボランティア隊も予定しておりますが、今回の隊のみ参加受付いたします。

◆集合解散 5月27日(金)~30日(月) ※行き苫小牧東港発、帰り苫小牧西港着
 集合 5月27日 苫小牧東港フェリーターミナル 18:50集合
  ・添乗員は黄色い「北海道NPO法人ねおす」のスタッフジャンパーを着ております。
  ・苫小牧東港までの交通機関(別途自己負担)
    (バス)苫小牧市営バス JR苫小牧駅前バスターミナル 1番ホーム6番のりば 18:00発 大人700円(所要約40分)
 解散 5月30日 苫小牧西港 7:00着 下船後解散
  ・苫小牧西港からの交通機関(別途自己負担)
    (バス)北海道中央バス 苫小牧西港フェリーターミナル7:47発 → 札幌駅前バスターミナル9:35着 大人1,270円

◆日程 ※現地雨天の場合は状態により作業は行わず、カメラ撮影に配慮しながら、現地を車でまわります。
 5/27 19:30 苫小牧東港発 新日本海フェリー 2等室
 5/28 7:45 秋田港着 チャーターバスで釜石市へ移動
     12:00頃 釜石市着 昼食 午後から片付け・整備作業
    夕方終了、宿泊場所へ移動(地域の集会所予定)、夕食、ミーティング
 5/29   朝食後移動、片付け・整備作業、昼食
     14:00頃終了、チャーターバスにて青森港へ
     22:00 青森港発 シルバーフェリー 2等室
 5/30  7:00 苫小牧西港着

◆応募条件
 ・18歳以上の健康な男女で、ボランティア保険天災プランに加入済み、または応募受付後に加入できる方。
  ボランティア保険は居住地や出発地の社会福祉協議会と一部大学で加入できます。天災プランへ加入下さい。保険料や補償額は加入先へお問い合わせ下さい。
   (札幌市の場合、北海道ボランティア市民活動センター札幌市社会福祉協議会市内各区社協ボランティア研修センター で加入できます。土日は加入できません。)
 ・加入を証明する書類を27日午前中まで、Faxかメールの添付画像でお送り下さい(番号とアドレスは下記)。
 ・下記のボランティア説明会にできるだけ参加して下さい。また、事前にねおす支援ブログもご覧下さい。
   日時: 5月26日18時~19時
   場所: かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目)5階540会議室
   説明者: ねおす代表 高木

◆費用 一般15,000円、学生10,000円 (この他、別途自己負担の交通費・食費の合計は約6,000円です)
  ・フェリー代往復・宿泊代・食事代(4食:28日昼、夜、29日朝、昼)を含みます。
  ・参加費用はフェリー乗船後、添乗員にお支払い下さい。
  ・食事は27日夜、28日朝、29日夜は各自の負担になります。
   (27日夜、28日朝は各自乗船前に用意。または船内バイキング・・・夕食1,800円、朝食7時から1,000円。)
  ・入浴は往路、復路の船内で無料です。今回、現地では入浴はしません。

◆定員 ねおす受付分 学生・一般計10名 (環境ezorock 受付中10名、合計定員20名)

◆申込方法  ねおす札幌事務所へ電話・Fax・メールにて以下をご連絡下さい。
 ①「学生」 or 「一般」
 ②お名前と性別
 ③ご住所
 ④携帯電話番号
 ⑤携帯メールアドレス
 ⑥緊急連絡先の電話番号を一つ(ボランティア隊参加を伝えた方の電話番号)
 ⑦生年月日
 ⑧ボランティア保険 加入有無
 ⑨5月26日のボランティア説明会への参加有無


◆申込締切 定員になり次第締切
 ・申込者には添乗員の連絡先電話番号などをご連絡いたします。
 ・急なキャンセルの場合は実費負担が発生する場合があります。

◆持ち物
 学生の方は学生証必須(有効期限内のもの。できれば旅客運賃割引証 または在学証明書も1通)
 寝袋・マット、長靴(薄手のものは中敷きを)や登山靴など丈夫で汚れてよい靴、軍手2、マスク、
 上下分かれた雨具、薄手のフリーズなどの防寒具、汚れても良い服装、水筒、着替え、タオル、洗面道具

 ・あればご持参下さい → 鉄板の入った安全長靴、作業服、厚手ゴム手袋、薄手ゴム手袋、防塵マスク、防臭マスク、ゴーグル、目薬
 ・荷物の大きさは各自が運べる程度が目安です。記名をお願いします。食器は不要です。

◆問合せ・受付
 ねおす札幌事務(平日10時~17時)  担当:中村

TEL:011-615-3923 FAX:011-615-3914 メール:npo@neos.gr.jp

 

※現地コーディネーター(被災者)の活動は、札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成を受けました。ありがとうございました。

 


青空喫茶の今後

2011年05月19日 | 交流の場創出
栗林にある商店の駐車場で定点・毎日開催していた青空喫茶を閉店し、移動方式に変えています。これにはいくつかの理由がありました。

避難地域は農村地域であり、いつものように農繁期となり農業資材の保管や販売スペースが商店として必要になったこと。お店の売上にも多少の影響が出始めた、ニーズが多様化し本来、青空喫茶に照会があったことが、商店にも持ち込まれるようにもなり混在し始めた。例えば「冷蔵庫を欲しいなど」・・)。つまり、お店に影響が出始めた。

一般家庭に避難している家庭避難者も数多くいるのですが、歩くと遠く、車がないと自由な時間に出てこれない。定点開催では限られた避難者向けとなり、常連化してきた。

一方、定点開催がなくなり、対象としていた避難所の人が「外にでないで寝ている人が多くなったように感じる」との印象もあり、「楽しみがなくなった」と言ってくださる方々もいます。精神保健の観点からも意味があった定点喫茶でした。

今後、栗林地区に仮設住宅が建てられ入居が始まります。ここの暮らしもこれからどのようになるのか・・・。都会との被災地と違って、いろいろなお店が周辺に開店しつつ、人々の行き場所ができるということは考えられません。

再び、定点型の喫茶を開店する必要性も出てくると思います。