被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

活気

2011年08月31日 | 地域社会起業育成支援

★忙しくなってきた・・・

漁師さんも

大工さんも

製材屋さんも

ロープを修理したり、土嚢を作ったり

改修・建築に走り回っている

製材の注文が止まない

★そんな気持ちの時期の人も・・・

真っ黒い津波がバァーと来て・・・

引き潮で流される人に助けを求められたが

どうすることもできなかった

今まで、あの時のことを何も

話してくれなかった方が

話すようになった

★進むためには・・・

まずは、片づけなければ

何も始めることはできない

富田


【ほぼ定員になりました】 8月25日掲載 「北海道発ボランティア隊」

2011年08月30日 | 現地活動拠点後方支援

8月25日掲載「北海道発ボランティア隊」のねおす車はほぼ定員になりました。8/30現在、往路C・復路Dのみ、各1名乗車できます。

キャンセル待ちの方と、個人でねおすボラセンにIN・OUT希望の方は、引き続きお問い合わせください。
 ★問合せ先:  ねおす札幌事務所(土日祝日はお休み) TEL:011-615-3923 メール:npo@neos.gr.jp

次回の説明会は9月3日(土)15時~16時、環境NGO ezorock 事務所中央区南9条西3丁目1-7で開催します。

今後、個人でねおすボラセンにIN・OUTを検討中の方もぜひご参加下さい。

前回の説明会では、8月に山梨からボランティア隊を組んでねおすボラセン入りした都留文科大学災害ボランティアチームVS(バーサス)の

活動写真を中心に説明いたしました。活動の報告は バーサスブログ にも掲載されています。ぜひご覧下さい。



釜石とのつながりは続く

2011年08月28日 | 地域社会起業育成支援

★新たな仲間たち

環境NGO ezorockさんの

地下鉄中島公園駅近くの事務所にて

8月29日からスタートする

「ねおす便」の説明会の様子

9名ほどの方が参加

学生は「今まで学業で忙しく行けなかった。

この夏季休業を利用して、是非現地の様子を見てみたい」

一般の方は「北海道から参加で、現地で活動できる団体はないかと

検索したら、ねおすさんだった。少しでも力になりたい」

★リピーターはやっぱり嬉しい

「あれからどうなったのか気になって・・・

また来ました。」

気にしてくれる人

また来てくれる人

その人たちの気持ち・期待を

裏切らないような活動を

今後も続けていきたい

富田


【募集】 北海道発ボランティア隊

2011年08月25日 | 現地活動拠点後方支援

大きな瓦礫撤去後の片付け作業が残っている地域の整備清掃ボランティア隊です。
地域の方や、他団体とも連携しながら行います。
作業のない日は、地域の農作業や仮設コミュニティづくりの活動の場合もあります。

以下の日程でねおす車が出ます。まだまだ人の力が必要ですので、ぜひご参加下さい。

【往路】苫小牧(西)港からフェリー乗船 → 翌朝八戸港着 → 車で釜石市へ

往路A 8月29日(月)シルバーフェリー24:00発
往路B 9月 6日(火)夜発
往路C 9月12日(月)夜発
往路D 9月19日(月)夜発

【復路】 釜石市を車で出発 → 八戸港からフェリー乗船 → 翌朝苫小牧(西)港着

復路A 8月31日(水)シルバーフェリー22:00発 9月1日7:00着
復路B 9月 8日(木)夜フェリー 9月9日朝着
復路C 9月14日(水)夜フェリー 9月15日朝着
復路D 9月21日(水)夜フェリー 9月22日朝着


【集合場所】
シルバーフェリー24:00発の場合
  →
札幌駅前バスターミナル15のりば 20:40 (21:00発の高速とまこまい号に乗車)、または苫小牧(西)港フェリーターミナル 22:40 集合


【申込問合せ先】 下記の電話番号またはメールアドレスへ、担当の中村までご連絡下さい。
ねおす札幌事務所(土日祝日はお休み) TEL:011-615-3923 メール:npo@neos.gr.jp

※ 乗車人数によりキャンセル待ちの場合があります。 ※長期滞在の方を優先いたします
※ 往路、または復路の日程が合わない場合は、自己負担額を加え、バス・JR・フェリーを利用することも可能ですので、お問い合わせ下さい。
※ ボランティア活動保険天災プランには各自必ず加入下さい。
※ 次の①~⑩の項目をご連絡下さい。
 ①「学生」 or 「一般」 
 ②お名前と性別
 ③ご住所
 ④携帯電話番号と携帯メールアドレス
 ⑤緊急連絡先の電話番号を一つ(ボランティア隊参加を伝えた方の電話番号)
 ⑥生年月日
 ⑦往路A~D、復路A~Dの希望パターン (例: 往路Bで復路C)
 ⑧ボランティア活動保険天災プラン 加入有無
 ⑨これまでのボランティア隊参加有無、または「環境NGO ezorock」登録済み有無
 ⑩所属または学校名

【定員】 各回5~6名

【参加費】 滞在期間に関係なく 一般15,000円 学生10,000円 を予定 (札幌~フェリーミナル往復のバス料金含む)

【持ち物】
学生の方は学生証必須、寝袋、軍手・マスク複数、帽子、上下分かれた雨具、汚れても良い服装(薄手の長袖・長ズボンも)、
水筒、着替え、タオル、洗面道具、健康保険証(コピー可)
・あればご持参下さい → 長靴か登山靴、作業服、厚手ゴム手袋、薄手ゴム手袋、虫よけ・虫さされ薬
・食器は不要です。長靴、安全靴、ゴーグル、マットは拠点にもあります。


なお、事前説明会は8月27日(土)19時から、環境NGO ezorock事務所(中央区南9条西3丁目1-7)で開催します。



ねおす釜石栗橋ボラセンキャンプを過ごして

2011年08月24日 | 子どもの居場所づくり

また遊びたい。一緒にたんけんしたい。一緒に夕飯作って、夜はテントに泊ろう。

また朝が来て、新しい友達もやってきて、たんけんした場所案内しよう。

★8月9日


★8月10日
ねおす釜石栗橋ボラセン_20110810_橋野高炉跡にて
 


★8月11日

 

鵜住居地域の子ども達は、ライフジャケットを着たものの、最初はどう遊んだらいいか身体はすぐ動きませんでした。

きっかけをつくってくれたのは、北海道のイエティくらぶ(ねおす主催)の子ども達でした。

先日、室蘭から参加した小学6年生のお子さんから感想文を送って頂きました。

一部をご紹介させて下さい。栗橋ねおすボラセンキャンプで過ごし、感じたことです。

「キャンプ三日目は、世界遺産登録候補の橋野高炉跡を見学しました。鉄を作るためには、鉄鉱石と水路と木炭がなければできないため、山奥に作られたそうです。世界遺産になるかもしれない高炉にさそわれたので感動しました。午後は被害が大槌町に行き、津波のあと火災がおきた商店街や港を見てきました。電柱がたおれていたり建て物がくずれたり、港近くのじばんが1mさがっていたり、学校の時計は津波にあってから少しおくれた4時16分で止まっていたのでびっくりしました。津波が一瞬で人の大切な物を流した現状を見てすごく恐かったです。津波が起きた時間にいた人はもっと恐かったと思います。ぼくは、被さいにあった人になにをすればいいか考えました。自分が、やくにたてる事をすれば、みんな喜んでくれると思います。ふれあい運動公園で出会った人はすごく明るくて笑って話しをしてくれてぼくは、こんな状況なのに前向きに笑ってることがすてきだと思いました。」

 

ボラセンキャンプ開催にあたっては、下見・計画・募集・当日と地域の方に大変お世話になりました。

採りたてのきゅうりやトマトを届けて頂いたり、流しそうめん用に手づくりのめんつゆを頂いたり、

昔遊んだ場所を教えて頂いたり、歴史深い地域のことを教えて頂いたり・・・

まだまだ書ききれません。いつもあたたかく見守っていただいています。ありがとうございます。

また、「海の楽校」の長谷川先生、「岩木山自然学校」の高田先生、ボランティアさんもお力添えをありがとうございました。

 

※キャンプで使用したテント、シュラフ、レインウェアは「NPO法人 北海道NPOファンド」からの
  助成を受けて購入いたしました。ありがとうございました。


夏物衣類や浴衣募集のご協力ありがとうございました

2011年08月22日 | 交流の場創出

大人用夏物衣類や中高生向け衣類、高齢者向けなど、学校・学生・各団体・町内会・会社単位のご協力も頂き、

たくさんの方から贈って頂きました。本当にありがとうございました。

また、6月末から募集開始した浴衣類は帯とセットにし、121着を大槌町PTAの方々へ、約15着を橋野こどもキャンプ参加者へ、

 42着を福島県双葉町役場(現在埼玉県加須市)に贈ることができました。手作りの浴衣や帯も混じっていました。

(現在は物資の募集は行っておりません)

 

夏休みの数日、釜石の橋野こどもキャンプのこども達は川でたくさん遊び、仮設住宅へ笑顔いっぱいで帰って行きました。

 

 

8月20日、北海道大沼のふくしまキッズのこども達はバスとJRで福島へ帰りました。涙と笑顔がまじってました。


重機のあと

2011年08月18日 | 地域社会起業育成支援

★砂に埋もれている

砂が1メートルほども被っている

ところもある

表面の大きいもの

だけではなく、

細かいものも

人の手で拾っていかないと

いけない

★元キャンプ場

この砂場が

芝生であったらしいです

想像できない

★元畑

雑草が生えていて

畳が流されてきていて

ガラスの破片が

土に・・・

取り除かないと

作物が育たない

富田


海に

2011年08月17日 | 漁業復興支援

★船外機到着

はるばる北海道寿都郡から岩手県釜石に

30馬力のエンジンが届きました

5月中旬 流された漁船が集まりだす

この頃から、

「船が修理し終わっても、船外機がないとどうしようもない・・・」

というお話を伺っていました

私たちも、その頃から知り合いの方々に

あたっていました

ようやく、渡すことができました

これから、海に出ているMさんの姿

を見ることができるようになります

富田

 


福島キッズin 黒松内

2011年08月16日 | 子どもの居場所づくり

黒松内町にも福島からの子ども達が到着しました。 32人がふたグループに分かれて4日間過ごします。

昨日の到着から・・・あいにくの雨模様。ともかくも身体を動かす場を確保・・。隣町寿都町の体育館をお借りしました。 午後はどんよりしたお天気でしたが、日本海の砂浜で海水浴。もちろんのこと、今年初めての海水浴の子ども達ばかりでした。


枯れてしまう前に

2011年08月14日 | 地域社会起業育成支援

★根が腐っている

津波で、海水を被ってしまった杉の木

根が腐っているので、乾燥して

芯が固く、なかなか倒れてくれない

地元の漁師さん達もブルを投入して

参戦してくれました

★鋼鉄の刃

砂や細かい石が皮に付着しているので

普通の刃では太刀打ちできない

★1人で100本

お盆休みを返上して

北海道から来て下さった森づくりNPOのKさん

最初は慣れない難敵に苦戦

しかし、感覚を掴むとバタバタと倒していました

これらの木は、今切らないと

すべて腐ってしまい、資材にはなりません

幅50cm、長さ20m、樹齢40年ほどの立派な木

このような木は釜石の海沿いに何千本とあります

今やるしかないのです

★防風林→自分の家の資材→植樹

この地域では、先祖代々から家の周りに森を所有している

新しく家を建てる時は、地域総出で助け合っていたそうです

しかし、最近はこの伝統もうまく受け継がれていなく

手入れが行き届いていない森が多い

富田

 


夏キャンプスタッフ

2011年08月13日 | 子どもの居場所づくり

★川遊び

 

川辺などは私たちが活動しやすいように

地域の方々に草刈りをしてくれていました

★滑り台の川

この場所も地域の方の紹介です

★砂鉄探し

この地区の自然に詳しい方に、

砂鉄の取り方を案内してもらいました

★竹クラフト

 竹も地域の方の家の所有林から

頂いたものです

★三日間で通算

 仮設入居の子ども・親28人

北海道からの子ども4人

岩木山自然学校の子どもたち12人

 どの子どもたちもこのフィールドでの

活動に満足して、「今度はいつやるの?」

、三日間連続で参加した子もいます

ボランティアの方々にも

大変助けられてた上での、活動であった

と考えています

ありがとうございます。

この活動が、今夏だけではなく

今後も定期的にやっていけるようにしていきたいです

富田

 


初店頭販売のお手伝い

2011年08月13日 | 地域社会起業育成支援

★浜のミサンガ

ミサンガ「環(たまき)」は浜の女性たちの

手作り。

漁網製で、販売価格の半分は女性たちの工賃。

インターネットで、個数限定販売していて、

わずか数時間で2,000個が完売するほどの人気商品。

この日は、釜石市青葉ビル通りでの

、釜石復興祈願祭に出店

店頭販売は初

地元の方々にも買っていただきたいとの

思いから、限定100個を販売

都留文科大生の、元気のいい売り子で

完売!!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

富田

 

 


気持ちの時期

2011年08月13日 | 地域社会起業育成支援

★バトルトーク

参加者は釜石・大槌の若者、

市の振興局、

釜石市民、

都留文科大の学生、

計30名ほど

今後の釜石はどうなっていくのが一番いいのか

考え方を学び、みんなで考えました。

前を見て、しっかりと歩みだそうとする人

外からの視点で、話を聴き、新しい意見を出す人

ホッとしたときに、身内を亡くしたことを思い出して悲しみがどっとくる人

現在の自分の生活で精一杯で、未来のことが考えられない人

仮設の生活に馴染めない人

ひとくくりで対応では出来ないが

それぞれにアプローチの仕方

を慎重に選んでいかないといけない

富田