被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

お米届きました。

2011年03月31日 | 地域社会起業育成支援
 

津別町の今井農場さんのお米が NPO法人北海道でてこいランド さん と NPO法人北海道ふるさと回帰支援センター さん のご協力で、遠野に届きました!
10Kが50袋! ありがとうございます。
震災避難者用、遠野市内からのボランティア支援用、被災地のねおすスタッフ用に使わせていただきます。

明日、鵜住居地区で家が流失した避難者はすでに別の避難所に移動したけれど、家が流されなかった方々が、孤立している集落へ持って行きます!

おとといの宮本・ジョイが訪ねた時は、電気、水道、通信もまだ回復していなかったそうです。 燃料、コメ、味噌、生鮮食材を届けてきます。  遠野ヤードにペットボトルたくさんあったのに・・失敗した・・持って来なかった・

水ポリはあったかな・・?

支援物資

2011年03月31日 | 地域社会起業育成支援

全国からも様々な物資が届いています。しかし、当地では衣類はもう収納するスペースもありません。

必要なモノを必要な時にに配達する 御用聞きをしています。 新拠点についてすぐお届けに走ったのは、ホウレンソウ、人参、白菜、豆腐、ケチャップ、コンニャク・・・遠野で電話を受けてスーパーで仕入れました。 食材は、内陸に行けば調達ができます。

それから、黒松内のジャガイモも!! 北海道のジャガイモは美味しいし、保存が効くので大人気です。

 何度も私のブログやツィッターでも書きましたが、不足しているのはガソリンです。 それも手に入るようになってきましたが、被災者に車が流された人が多いので、自立しつつある避難所の支援のひとつは、御用聞きです。

 明日は、洗濯機、そして消耗品を保管するテントを搬入する予定です。テントは、全国の自然体験活動・エコツーリズムの仲間のネットワークを通じて(山形ほっし-、仲介ありがとう!)探してもらった、山形天童のNPOストックヤードにあったモンベルさんのテントです。 それも、モンベルさんが遠野のヤードまで運んでくれることになりました。

ありがとうございます!


新拠点

2011年03月31日 | 地域社会起業育成支援

これまで栗林地区の消防団のKさんの口利きで使わせて頂いていた栗林児童館は、実は地域の保育園を兼ねています。 4月1日より地域の子ども達を対象とした釜石市の保育園が始まるので、私達も引っ越しをすることになりました。

 同じ地区の栗橋基幹集落センター(栗林と橋野の間だからかな)の一室を利用させて頂くことになりました。明日からの子どものケア活動はこちらを拠点にします。

物資資材に囲まれて部屋も狭いのですが、晴れていれば外の活動をメーンにする予定です。

遠野のヤード

2011年03月31日 | 地域社会起業育成支援

 これが遠野市にある物資の保管ヤードです。

市が管理する物資保管庫にNPO系で持ち込まれた物資も保管させて頂いています。両者の物資は必要があれば、どちらでも持ち出せることになっています。市は丁寧に数量管理がされており、受け渡しに書類が必要ですが、NPOは特別な書類はなく、かなり迅速に持ち出しができます・・。つまり必要なモノをすぐ持って行けるシステムになっています。

NPOヤードは衣類はもうほとんどありませんが、市のヤードには大量の衣類が積まれています。 下着類は新品が山積みとなっています。一方、古着も多数あります・・これは現地では差し上げることはできません。

内陸部の商品物資は潤沢になっており、すべてのスーパーや資材DIYショップは普通に営業しています。

物資不足に関する情報は今も溢れているようですが、物資SOSの情報は、ぜひとも現地への確認を複数から情報入手してください。今日なくても、次の日大量に・・例えば介護用パンツが届くこともあります。

大量の廃棄物になってしまうモノ達が田舎に残らないように・・したいものです。

第6陣札幌出発

2011年03月31日 | 地域社会起業育成支援
NPO法人あそベンチャースクールのばばっちが運転し、昨日、第6陣が札幌を出発しました。
スタッフには北海道NPO被災者支援ネットの上田さん、小沼さんが加わります。

第6陣の主な資材・・・文房具100セット(被災地の子供たちへ~ 『from Hokkaido』プロジェクト第2弾
             ジャガイモ10ケース
             掃除機(黒松内町より
             スタッフ用備品



ねおす事務局ではスタッフの小林と中村が支援業務引き継ぎ終わりました。 

児童館から引っ越します

2011年03月30日 | 地域社会起業育成支援

このごろお決まりになってきた散歩の山道コースに
散歩に出ました。畦道にはヨモギが出始めていて
昨日は、みんなでまだ小さなヨモギを袋いっぱい摘んで
おやつにヨモギ団子を作って食べました。
とても鮮やかな緑色に、みんなびっくりしていました。

今日は、ドッジボールが出来る場所を丘の上に
探したのですが、シカの糞があちこちに落ちていたので
みんな嫌がって、児童館に戻ってから小学生はドッジボール。
3歳の子たちは、明日、小学校の卒業式を迎えるK君・Mちゃんと
いっしょに滑り台やタイヤの周りで遊びました。

10日ほど使わせていただいた栗林児童館の通常の保育が4月1日から
始まるので、私たちは近くの栗橋基幹集落センターの一室に引越します。
そのため、今日は午前中だけの保育でした。
明日も一日お休みして、引越しを済ませなければいけません。
新しい場所の周りにも、みんなで遊びに出られる場所が
あるといいのですが…そんな探索もしなければ。
一日半みんなに会えないのは淋しいなぁ。

「Qちゃん、いつ北海道に帰っちゃうの?」と
何回も聞いてくるH君。
「まだ、帰らないよ」と言いつつちょっと切ないです。
子どもたちにとってスタッフは、なるべくころころ
変わらないほうがいいですが、難しい。
子どもたちも、いずれはそれぞれの場所に行くのですが。

高橋Q



3/28(月)現在 募金情報

2011年03月30日 | 復興プロセスの記録
皆さまからたくさんの温かいお気持ちに感謝申し上げます。
募金の状況をお伝えします。

【東北地方太平洋沖地震 被災地支援募金】

受付総額  4,300,178円 (平成23年3月28日現在)


NPO法人ねおすでは、東北地方太平洋沖地震 被災地支援「ねおす募金」について、
募金者の方のお名前を随時ご紹介いたします。
口座に振り込みいただいた募金については、
お名前は入力されたカタナカ表記に従い、50音順に
また、ねおす事務所に直接お持ちいただいたり
日頃より、ねおすの活動にご賛同くださっているみなさまからの募金については
お名前はお預かり時に伺った表記に従い、50音順に並べています。【3月25~28日受付分】 ※敬称略


※画像をクリックすると一覧をみることができます

本日、高木を代表とする第6陣がフェリーに乗り、被災地に向かいます。
今後の活動内容は、こちらのブログでお伝えいたします。

小林

『from Hokkaido』プロジェクト第2弾

2011年03月30日 | 地域社会起業育成支援
第6陣が今夜19時半苫小牧発のフェリーで秋田に渡り
その後 釜石市に向かいます。

今回は 被災地の子供たちへ~ 『from Hokkaido』プロジェクト第2弾として
宝島旅行社さんと三好商会さんとの協働で被災地の子供たちに文房具を届けます。

シャープペン、シャープ芯、ボールペン、消しゴム、ノート、
バインダー、クリアファイル、糊やはさみ、ホチキスなどをセットにし
『from Hokkaido』というシールを貼ったケースに入れたものを100セット準備しました。

子ども達は、学校も折しも春休みに入るので、都会の親戚等を頼ってどんどんと疎開避難をしているようです。
それでも地域内に残る子ども達がいるので、その子たちへの慰問袋として、お届けしたいと思います。 高木



速報!! 読売新聞裏一面で私たちの活動が紹介されています

2011年03月29日 | 地域社会起業育成支援
おはようございます。宮本です。栗林キャンプの朝は余震もなく、おだやかな朝です。
みなさんや地元の方々と協力して行っている活動が、今日読売新聞全国版裏一面全体を使って紹介されております。ブログで書ききれていないところも出ております。事務局よりPDFで配信されると思いますが、待ちきれない方で読売新聞をとっていない方は、今すぐ??コンビにまたはキヨスクへ 宮本

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事務局よりお知らせ
PDFデータのリンク先はこちらです→3月29日付 読売新聞 裏一面



今日の児童館

2011年03月28日 | 地域社会起業育成支援
第5次隊で昨日、栗林地区に入った高橋Qです。
私は主に、栗林児童館でも子ども活動に従事します。

朝、初めて避難所の栗林小学校に子どもたちを歩いて迎えに行きました。
200人ほどが滞在している体育館は、だいぶ落ち着いていて静かでした。
春休みになり、親戚などを頼って避難所を離れていく人たちが増え
子どもたちの数は少なくなってきているようです。

ところどころで2~3人ずつ固まっている子どもたち(兄弟や友達同士)に
「児童館に行って遊ぶ?」と声をかけて回ります。昨日までのスタッフと
違うせいか、3歳から新3年生までの4人が集まり、地元地区から遊びに来た
1人と合わせて5人が午前中のメンバーです。

みんなで自己紹介をして、やりたいことミーティングをやってから、
天気がいいのでお散歩に出ることにしました。畦道には、春の野草が
たくさん顔を出し始めていました。小高い丘に登りながら、
ヨモギやフキノトウを摘みました。
おやつを食べて、一度子どもたちを避難所へ帰してから、午後再び迎えに行きます。

午後は1歳から12歳までの11人の子どもたちが集まり、
それぞれに遊びが始まりました。
室内でボードゲームなどのゲーム、外でサッカーや遊具。
午前中に摘んだヨモギでよもぎ団子を作ろうと思っていましたが
熟れたバナナの大量な差し入れが来たので予定変更。
バナナ入りホットケーキをみんなで協力して焼きました。


子どもたちは、落ち着いている子もいれば、妙に落ち着きがない子もいます。
集団としては関係が出来始めて浅いし、年齢の幅もあるのでなかなか
まとまった遊びはしにくいような感じ。それでも、おやつ作りはそれぞれ
楽しんでいたようです。
明日は、よもぎ団子作りに挑戦できるかな。

遊び始めるとすぐにいろいろ話しかけてきてくれる子どもたち。
どんな状況にあっても、子どもは楽しいことが大好き。
それでも、それぞれの子どもたちの境遇がはっきりしてくると
なんとも言えない気持ちになってきてしまうのです。
それぞれの身に何が起こったかを聞くことは出来ませんが、子どもの
生活の日常を少しでも取り戻すような活動をすることや、心の動きを
注意深く見守りたいと思います。

高橋


小袋届けました!!

2011年03月28日 | 地域社会起業育成支援
LLCのこたべやいろいろな方に協力をいただいた「こぶくろ」。
第1段は上栗林集会所に避難している片岸地区の方々にお届けしました。

「ふくろもそのままもらってもいいの??」
「これいいよね」とエッセンシャルオイルとつけてみたりと
特に女性に喜んでいただきました。


ふくろつめしてくれた みんな きちんと届けましたよ。
                           宮本


NPO法人 岩木山自然学校 高田さんに多謝!!

2011年03月28日 | 地域社会起業育成支援
NPO法人岩木山自然学校 の高田さんがねおす栗林キャンプから帰って行きました。
私が後方支援を最初にお願い(すがりついた)した方です。「宮本に頼まれたんだからあいつがくるまで帰らない」とこの児童館に移ってから今日まで、1週間の長きに渡り、このキャンプを守っていただきました。「お前ら 飯食わないと仕事になんないぞ」とスタッフのまかないを一手に担って、頼れる「長」的存在でした。若いスタッフを気づかい、まとめていただき、本当にありがとうございました。
私たちが支援活動に力を発揮できるのもこのようなバックスタッフをかってでてくれる方がいるおかげだとあらためて感謝申し上げます。

上栗林集会所(避難所)3月28日

2011年03月27日 | 被災地情報
「おめもひかりさないときにくればたいしたよかったのに」
「俺の頭を見て言ってるよね」「おじさんも冗談いえるなら もう大丈夫だよ」
「次は酒さもってこねばだめだよ」「はいはい」
少し余裕が出てきたのか。こちらが馴染んできたのか。ちょっと明るい雰囲気がでてきました。

写真の右が今回実家が被災しながらも地域のためにがんばる ねおす 柏崎
写真左 地元のおじさんと区別がつかない??のが 私 宮本です。

この集会所には川下にある片岸地区の方が現在70人ほど避難しております。

給油管

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
みなさんからいただいた給油管は半分を遠野のストックヤードに置き、遠野から避難所や被災地にガソリンを小分けして運ぶのに役立てています。

残りはガソリンを入れて、私たちが活動している鵜住居川流域の各避難所や被災地に直接私たちが届けるのにたいへん重宝させてもらっています。                        宮本

第4陣スタッフ紹介(3/26現在)

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
第4陣のメンバーを紹介します。
(クリックすると大きい画像で見られます)
札幌から荒井、東川から山口、高野で向かいました。
既にいる、黒松内からの柏崎、佐藤と合流して合計5名です。

その他、都留文科大学の高田先生、
アースコンシャスの加藤さん、
NPO法人森の遊学舎の大西さん、
工房草の大関さん
一橋大学の川田さんなど
自然体験活動の分野で活動する人たちが集まってきて
合同合宿形式での活動となりました。


私たちねおすは主に子どもの活動と栗林地区の地域の皆さんとの関係づくり
その他のメンバーは、物資の供給と新しい地域のニーズ把握という役割分担で進めました。

今日、他のメンバーは帰りました。
私たちも明日、いったん帰ります。
明日からは、ねおす第5陣とバトンタッチです。

荒井