被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

北海道・ねおすボラジャンパー

2011年04月07日 | 地域社会起業育成支援
スタッフジャンパーができました! これで、怪しまられずに地域内を動いて、「北海道からきた人達」を定着させてゆきます。

昨日のお仕事
◆子どもの居場所づくり 午前と午後 
◆大空喫茶は、人員不足で午前中は臨時休業、午後から開店
◆被災者の御用聞きとお話し聞きボラ(上栗林)
◆釜石市街への被災者の送迎(車の免許関係、孤立している集落・箱崎から)
◆フリーマーケットの棚卸し入れ替え
◆ディケア打ち合わせ(藤原、栗小避難所)
◆北海道からのお土産を持って地域リーダーへのご挨拶と情報交換

漁師のKKさんとお話をじっくりしました。私と同年代です。家も家財も、船も漁具も全て失っています。でも、再興への計画を目をキラキラさせて話してくださいました。
私と同じ歳です。

「ここで終わるわけいかないでしょ!」
「船1艘からみんなで協力する漁をはじめる。うまい人ばかりが獲るんじゃなくて、とったもんは皆でわける・・」
「まずは、アワビからだ・・そして・・・」

お父さんがなくなった話し、車三台流された話、避難所の生活、地域のボランティアさんからのいろいろ○○話・・・ ここに3週間以上定着し活動をしてきたので、「北海道の人達」として安心してくれるようになってくれたのでしょう。

漁師のお父さんの話を聞いている部屋に、背中に大きく赤い字で「心の相談」と書き込んだジャンバーを来た4人の一団が来ましたが、窓口のYYさんに「大丈夫です」と断られていました。この避難所はKRさんというリーダーの元にいろいろな生活仕事、捜索や片付け仕事が動いていてコミュニティ維持がされています。 ですから、いつもと違うけれどいつもいるコミュニティ以外の私達のような存在が時々現れてお話し相手になることの方が皆さん気楽なようです。そんな役割も出てきています。

信用して頂ければ、片付け仕事のお手伝いもこれから無理なく参加してゆけるかもしれません。壊れてしまった家や家財を知らない人に勝手に機会的に触られたくはないですよね・・

被災者の身になれば・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿