ロシア日記

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ウラルの風邪とトリッキーと達観

2014年09月19日 | 日記
 前回のブログに風邪に気を付けてなんて書いていたのに、まんまと風邪に飲み込まれてしまいました。
あの用心はなんだったのーというほどあっけなく風邪にかかり日本から持ってきたパブロンを飲む週末です。

 この季節の変わり目の9月はロシア人も半数以上が風邪にかかります。一昨日20度あった気候が昨日は6度に下がり、今日は零度というような土地です。もともと人間の体質に合わない地に無理して住み着いているものだから、風邪を引くのは当たり前、この土地2年目の新参者の私がどんなに気を付けたって風邪にやられてしまうもの。毎年決まって体調を崩すことにも慣れてしまったこの地に人々は、2週間、下手をすれば1っか月と続く病気には慣れっこです。私も2年目の経験者なので、去年のようには慌てず達観し、今日は一日引きこもって司馬遼太郎の『ロシアについて』を読みふけりました。

 それでもつくづく思います。健康が一番、だと。