bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

躁転あるいは陽性症状。

2015-07-13 21:47:34 | 双極性障害・躁うつ病

友人が一週間ほど上がり気味だったが、正常を通り越して躁転、あるいは陽性症状になってしまった。「あるいは」というのは彼の病名をボクが知らないからだ。

個人的には躁うつ病の躁転(急に酷い躁状態を起こすこと)に近い気がするが何とも言えない。

クリニック2階で面接をして1階に戻ろうとすると、その友人の怒号が鳴り響いていた。他のメンバーたちを相手に怒鳴っていたようだ。「死にたい」とも言っていたので躁うつ病でいる「混交状態(躁とうつが入り交じった状態)」に近いかも知れない。

結局、友人の担当医はその日いなかったので、別の先生が対応していた。

統合失調症や双極性障害(躁うつ病)を「脳の病」と考えるならば、友人が突然、躁状態に転位してしまったことも説明できるかも知れない。少なくとも一週間前には何の問題も友人には見受けられなかった。

自分も躁転を経験しているので人ごとではない。初めはうつが治ったと思って上機嫌になり、だんだん行動や買い物が加速していき、最後には近しい人たちを言葉で傷つけた。厄介なことその一連の出来事をボクははっきりと覚えていることだ。さらに厄介なのは今はネット時代であるから、ボクの躁転時の記録がメールに残っている。明らかに狂っていたんだと思う。

まるで躁うつ病の教科書通りに、ボクは躁転が終わったあと、急激にうつに突入した。そして自分がやらかしてしまった出来事が頭から離れず、何度も「死にたい」と思ったし、実際自傷行為にも及んだ。

その友人が「今回の出来事を覚えていなければいいな」と他のメンバーと話した。しかしたぶん少なからず記憶に残ってしまうと思う。この病は残酷だ。

クリニック・デイケアにはきっとしばらく来ることはできないだろう。ある他のメンバーは「Aさんの居場所はここしかなかったんだね。」と言っていた。尚更それならばクリニックに戻ってこられることを願わずにはいられない。


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