精神障害とされる病気は目に見えない。
たとえば事故で足を失った人は物理的に足が存在しない。癌という病巣を持つ人は、いまの高度医療の中では3次元的にも病巣を見せられることもある。可視化できるのだ。
しかし精神障害は可視化することができない。これは病気を患っている当事者もそうであるし、周囲で看病する家族もそうである。
可視化できない、あるいは病気と健常のラインが見た目には極めて曖昧な病気とつきあわなくてはならない。
今日も「なんでこんなことをできないのだろう?」と自分自身思っていたが、ボクは病人なのだ。薬を飲んで脳の働きを抑制している。自殺未遂するくらい重い病に罹っているのだ。
できないことも進まないことも多くて当たり前なのだろう。
昔と比べるのでもなく、人と比べるのでもなく…
そして、その上で今できる事を楽しむ…
これが煩悩が邪魔をしてなかなかできないで、みんな苦しいのです。
bowbowさんだけじゃないですから大丈夫です。
「無我」というのが理想なのですかね。
その「無」の部分は何によって埋められるのでしょう。