ちょっと落ち込む出来事が起こった。
でもパートの仕事もある。仕上げなければ。
母親のノートPC(Win7Home)がなぜかWindowsUpdateが壊れてしまった。
数年前にVistaからVersionUpしたPCでそれもGatewayという珍しいPCだ。兄が母親に買ってあげた物だ。普通ならリカバリーCDとかで、中身を総入れ替えすればすむわけだが、そのVersionUpのDVDが見つからない。仕方がないので、ネットでWindows7を買おうと探した。
通常、Windows7HomePremiumで一万円ちょっとだと思う。でもできれば最安値で買いたいと思うのは人情である。検索を続けると「ダウンロード版4980円」という品物が引っかかってきた。「4980円??」怪しい」、怪しすぎる。しかしネット店舗はちゃんとした×天とか△hooショッピングとかいうネット上商店にちゃんと所属していた。
ネットで評判も検索してみると意外とちゃんとしているらしい・・・。「えぇい!! 買ってしまえ!!!」とクリックしてしまった・・・・・。
買った後で、支払いについてちょっと気になった点があったので、店に電話をかけた。「もしもし、さっき注文をだした者ですが・・・」「は・い・・・わかりました」なんだこいつ、中国語なまりだぞ。怪しい・・・。
クレジット決済にすると、すぐにプロダクトキーとダウンロードサイトを記したメールが送り返されてきた。早速ダウンロードサイトに接続すると「えっ?これってフリークラウドエリアじゃん??」と怪しさが満載になってきた。しかもISOとかEXEとかではなく「7z」という圧縮データである。怪しい・・・。しかし買ってしまった物だ。お金を払っているのだ。怪しくたってダウンロードするしかない。約2Gのファイルをダウンロードした。
ダウンロードして当然だがファイルを解凍する。しかし解凍して出てきたのは「rar」というこれまた圧縮ファイルである。しかもそれが4つだ。rarを解凍してもちゃんとしたwindowsデータにまとまらない。仕方がないので、お店に電話。でない。さらに仕方がないので、メールで問い合わせ。
某フリーの解凍ソフトを指定してくる。そんなのわかるか!! はじめから書いておけよ!!!
このソフトを使って解凍すると4つのファイルがひとつのデータにまとめられた。あぁ、やっとインストできるよ。一応ねんのため、ISOにしてからDVDに焼く。
電源を入れたがブートでは動かない。仕方がないので壊れているWindows7HomePremium上でセットアップファイルを開く。クリーンインストールはできないが仕方がない。でもちゃんとインストールが進んでいく。時間はかかったがインストール完了。シリアルナンバーを書き込むときちんと登録できた。怪しいけれど、確かにwindows7Professionalの設定ができた。パッチのSP1導入済みではなかったので、アップデートにえらく時間がかかる。あとHomePremiumじゃなくProfessionalなので、起動時間がながく、ちょっと重たくなった。これも仕方がない。
結局、よい買い物だったのか悪い買い物だったのかよく分からない。しかし明らかなのはある程度のPC能力を持っている人でないと、このwindows7Professionalはインストールまでたどり着けないだろうと思う。大変に疲れた。
大学生の頃の話である。
ある日、大学近くの坂道を歩いていると、子猫が倒れていた。
頭に大きな陥没があり、自動車にぶつかったのか、誰か人間に棒のようなもので殴られたか、そんな感じだった。
青息吐息という感じで、仕方なく自分のアパートまで連れ帰った。
いまにも死んでしまいそうで、こたつに横たえたが身動きもせずに、また食べ物も食べず、何日か寝たままであった。
しかし動物の生命力は大したもので、一週間ほどで餌を食べられるようになり、アパートの中を駆け回るようになった。
問題だったのは爪をアパートの部屋の壁で研ぐようになってしまったことだ。
そもそも動物不可の物件であるアパートだった。困っていると、女の子の友人がこの子猫(にゃ~たん)を貰ってくれることになった。
にゃ~たんを引き渡すその日ににゃ~たんを抱えて、ちょうどにゃ~たんを拾った坂道を通りかかった。
すると、一匹の子猫がボクの足下に駆け寄ってきた。そして足に飛びかかるようにじゃれてきたのだ。
どうやらにゃ~たんの兄弟であるように思えた。まるで「にゃ~たん!にゃ~たん!」と叫んでいるように見えた。
道の反対側に視線を移すと、にゃ~たんの模様によく似た大人のネコがじっとこちらの方を見ている。ああ、このネコはたぶんにゃ~たんの親猫なのであろうと感じた。
動物に人間と同じような兄弟愛や親子愛があるのかわからないが、ネコにもそんな感情があるのかなぁと思わせるような、不思議な体験だった。
昔、仕事をしているときには、「うつ病」と診断されていた。従って、抗うつ剤(SSRIなど)を処方され、なんとかかんとか仕事をしていた。
状態が寛解(病状の軽減・消失)しているときに、トラブルを起こしてしまった。そのときに何人かの人たちに「bowbowさん、どうしちゃったの?」と尋ねられた。
こちらとしては、至極まっとうに仕事をしているつもりであったが、たぶんそのときには双極性障害(躁うつ病)でいうところの「軽躁状態」で、抗うつ剤もあいまって軽い躁状態であったと思う。その意味で、双極性障害(躁うつ病)にとって、抗うつ剤は結構やばい薬である。
震災の頃、松本龍復興大臣が宮城県知事に対して奇行を行い更迭されたが、あれは後に九州大学病院によって「双極性障害」の「躁状態」と診断をされた。ボクも彼の状態に近かったのかもしれない。
その後、地元にもどって医者を替わったときに、抗うつ剤を結構たくさん処方され、その時には酷い躁転をしてしまい、電話をしまっくったりモノを壊したり自傷行為をしたりと、大立ち回りをしてしまった。悲劇的なのはこの躁転で自分が躁うつ病であることを認識したことである。友人や家族からの信頼をそうした行為で失ってしまった。
双極性障害(躁うつ病)は自覚しづらい病気である。だって、躁状態のとき、特に軽躁の状態の時には、自分自身は「調子がよい」と感じているからだ。しかし放置していると次第に躁とうつの間隔が短くなったり、躁とうつの振れ幅が大きくなったりする。
自分の経験的には適切な治療を受けることができれば、双極性障害(躁うつ病)はコントロール可能な病気である。
しかしその病気を医者も本人も双極性障害(躁うつ病)と自覚するのに非常に時間がかかるというところに悲劇がある。
最近では脳モニターをすることで、双極性障害(躁うつ病)を診断することが可能になっているが、これは大病院にでもかからなければ診断はできない。もっと簡単に診断することができれば、双極性障害(躁うつ病)による悲劇は減るだろうと思う。
最近のお気に入り。アニメ「たまゆら~hitotose~」のエンディングテーマ。
大江千里の作詞・作曲です。