ニュース#107
NASAの研究者によると、2005年は過去100年間で世界の平均気温が最も高かったようです。
2005年は特に北極地域で気温が異常に上昇しました。
上の画像は、過去の気温の変動を表すグラフと、世界各地の気温の変化を色で示した地図です。
2005 Warmest Year in Over a Century
http://www.nasa.gov/centers/goddard . . . 本文を読む
ニュース#106
ESAのX線観測衛星XMMニュートンは打ち上げられてから5年にわたって観測を続けていますが、その観測データに基づく一流雑誌に掲載された論文数が1000を超えました。
その優れたX線スペクトル分解能(わずかな波長の違いを検知できる能力)により、原始星やγ線バースト、中性子星、銀河中心部などの観測で、数多くの成果をあげてきました。
XMM-Newton scores 1000 . . . 本文を読む
ニュース#105
1月28日に土星が衝を迎えました。
衝とは、地球から見て惑星が太陽とちょうど反対側にくるときのことをいいます。
したがって、太陽が沈むとともに現れ、一晩中見ることができるわけです。
しかもこの頃地球に最も近づき、太陽の光が当たる面を正面から見ることになるため、とても明るく見える時期でもあります。
6月辺りまでは土星の観測シーズンです。
Ringside Seats for S . . . 本文を読む
ニュース#104
NASAの火星探査機マーズ・エクスプロレーション・ローバーの1つ、オポチュニティーが撮影したエルブス・クレーターのパノラマ写真です。
砂丘や、露出した岩盤などが見られます。
上の画像はカラー画像で、下の画像は3Dステレオ画像です。
Erebus Panorama
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/opportunit . . . 本文を読む
ニュース#103
これらはNASAの土星探査機カッシーニが撮影した画像です。
上の画像の中央に見えるのは、氷の小衛星エピメテウスです。
この画像の左下に見えるのは衛星ディオネです。
細いFリングの内側に見える小さな衛星はプロメテウスです。
左に見える衛星はテティスで、表面には巨大な断崖イサカ・カズマが見えます。
画像の中央、Aリングのすぐ外側に見えるのは氷の小衛星アトラスです。
I . . . 本文を読む
ニュース#102
ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターのブライアン・ガエンスラー教授に、AASニュートン・レース・ピアス賞が送られました。
ピアス賞は天体から放出される放射線の観測に基づいて研究を行っている人に毎年送られている賞です。
ガエンスラー氏はマグネターの研究を行ってきました。
マグネターは強力な磁場を持つパルサーの一種で、超大型の恒星が死んだ後に残る天体です。
上の写真はマグネタ . . . 本文を読む
ニュース#101
上の写真はNASAのWB-57F航空機です。
あまりよく調べられていない熱帯地方の超高層大気を調べるための航空機です。
この領域は、オゾン層や世界の気象の予報に重要な情報を与えてくれます。
NASA to Fly Into Portal to the Stratosphere
http://www.nasa.gov/centers/goddard/news/topstory/ . . . 本文を読む