見出し画像

は・な・う・た・ま・じ・り

ビタミンカラー

この時期、チューリップやタンポポの花を見ていると元気が湧いてきます。
そして、あちこち咲いているタンポポを見ながら、金子みすゞの「星とたんぽぽ」
という詩を思い出していました。

「星とたんぽぽ」

青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
  見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬものでもあるんだよ。

散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。
  見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬものでもあるんだよ。

金子みすゞ

この詩もとても深いと思います。
「見えぬけれどもあるんだよ」それは見えぬもの。
例えば、絆、親子の絆、友との絆、お父さん、お母さんの愛、優しさ・・・等々、
人によって取り方が違うでしょうけど、それこそが大切なもの、みすゞはそれをこの詩に
表現したのではと思います。

先日の広島、私は日帰りでしたが、平戸と旭川の元同僚は広島の繁華街、流川につかってました(やはりな)
再会の日のランチを私がスパゲッティ屋に行こうと言うと、「おい岡山(私)、今はパスタというんじゃ」と平戸。
旭川は、「どっちでもええやん、腹が減った」、そんな話から、昔と呼び名が変わったものに話が飛んだ。
サッカーのロスタイム→アディショナルタイム、えもんかけ→ハンガー、ジーパン→デニム
みんな同世代、ランチはその話で盛り上がる。「見えぬけどあるんだよ」同僚との絆。
あとで平戸からラインで画像が送られてきた。いつまでも気持ち若く、時代についていこう!と書き添えられて。

コメント一覧

ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
fairy333さん

こんにちは。
ありがとうございます。

スチュワーデス物語懐かしく思います。
アテンションプリーズもよく観てましたし、
あれを観て客室乗務員にあこがれた方も多いと聞きますね。
未だにシンクロナイズドスイミングの今が覚えられません。
メジャーリーグのクリーブランドインディァンズもチーム名が変わっていました。クリーブランドガーディアンズに。ポリ・コレですね。
母子健康手帳も親子手帳に。

昔の名前で出ています!でないとわからない世代・時世になってきましたね。知らずに使用している言葉がきっとあると思います。

ken
fairy333
ken様

おはようございます。
呼び方が変わったリスト、大変興味深く見させて頂きました。
キャビンアテンダントなどはスチュワーデスの方が格好良いのにな。
私達が学生時代は、スチュワーデスという花形の仕事に憧れたものです。
昭和のドラマ「スチュワーデス物語」は大ヒットしました。
そのスチュワーデスが死語になってしまって、とても残念です。

スパゲッティもいつの間にかパスタに変わり、時代について行けません。
精神の病気も変化があり、精神病院は精神科病院になり、精神分裂病は統合失調症に変わりました。
分裂病という言葉に問題があったようです。

これからまたまだ新しい言葉が出回るでしょうから、私などアタフタしっぱなしだと思います。
ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
aoisora725さん

おはようございます。
そうでしたか、そうなるまでの心の苦しみや葛藤
がおありなのにコメントにかいてくださる勇気に
感服します。
見えないけれども間違いなくあるものが存在しますからそれを見逃さないよう生きて行きたいと思う次第です。

ken
aoisora725
おはようございます。
この唄を読んで、すぐ頭に浮かんだのが
絶縁した実母と息子でした。
憎いけど記憶に出てくる........
切ったと思った絆も、見えないけれどあるのかもしれないですね......
血の繋がりは消したくても消えませんからね。
その事についてはまだ受け入れられる状態ではないけど、響きました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「日記・ひとりごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事