田んぼを耕したので見られなくなりましたが、つい先日までれんげの花が咲いてました。
勝手に咲いているものではなく、農家が種捲きをしていますが、最近はこんな光景を見るのも少なくなりました。
蓮華には根っこのところどころに「根粒」というこぶがあり、このこぶの中に「根粒菌」という細菌がいます。
根粒菌には、空気中の窒素を植物の成長に必要な養分に変える能力があり、蓮華草自体、根粒菌から養分をもらっています。
つまり、蓮華草自身が、窒素をたくさん蓄えた肥料みたいなもので、それを機械で土の中に混ぜ込むことで、土の中の肥料分が多くなる。
こうやってたくさんの肥料を蓄えた土に水が張られ、苗が植えられていきます。
きょうの音楽は、 戦火の止まないウクライナへ一日も早く春が訪れるよう切望する。
「ウクライナ国立歌劇場バレエ団」でチャイコフスキーの「花のワルツ」。風に揺れる蓮華草を見てこの曲を思い起こしました。
「くるみ割り人形」17/21 キーウバレエ団、モスカレンコ、第2幕第13曲/Waltz of the Flowers "Nutcracker" Kiev Ballet, Moskalenko