ライ麦のパンとパネトーネを焼きました。娘宅へ送ります。
不思議なことにどうも同じことをしていても物事には時流によって優勢・劣勢が必ずある気がしていて、それは物事の進め方であったり、管理の問題であったり、気持ちや、体調や、運など自己内外様々なものが作用して表面に出てきます。特にパンを作っているとそう思うことが多いし、日常の仕事の中でもそのように感じたことが多々ありました。
能楽を大成させた世阿弥は、これを「男時(おどき)」、「女時(めどき)」という言葉で表現し、その弟子たちに残しています。
「男時」とは、自らに勢いがある幸運な状態のことを言います。そういう時は油断せず、細かな小さなところに細心の注意を払わなければなりません。反対に「女時」とは、自分にどうも自信が無く、不安で仕方が無い、あるいは競合する相手のほうに勢いがある衰運のときのことを言います。その場合、例え不調が続いていても、失敗を恐れず、大胆に行動することが突破口になります。
大雪が降るようなことを予報では言ってましたが、当地は積雪はなし。霙です。しかし鳥取との県境付近の峠は、30センチ以上あるそうです。同じ県でもかなり違います。