は・な・う・た・ま・じ・り

男時・女時

ライ麦のパンとパネトーネを焼きました。娘宅へ送ります。


不思議なことにどうも同じことをしていても物事には時流によって優勢・劣勢が必ずある気がしていて、それは物事の進め方であったり、管理の問題であったり、気持ちや、体調や、運など自己内外様々なものが作用して表面に出てきます。特にパンを作っているとそう思うことが多いし、日常の仕事の中でもそのように感じたことが多々ありました。

能楽を大成させた世阿弥は、これを「男時(おどき)」、「女時(めどき)」という言葉で表現し、その弟子たちに残しています。
「男時」とは、自らに勢いがある幸運な状態のことを言います。そういう時は油断せず、細かな小さなところに細心の注意を払わなければなりません。反対に「女時」とは、自分にどうも自信が無く、不安で仕方が無い、あるいは競合する相手のほうに勢いがある衰運のときのことを言います。その場合、例え不調が続いていても、失敗を恐れず、大胆に行動することが突破口になります。

大雪が降るようなことを予報では言ってましたが、当地は積雪はなし。霙です。しかし鳥取との県境付近の峠は、30センチ以上あるそうです。同じ県でもかなり違います。

コメント一覧

nice_day002
ぴあ野さん

こんばんは。
世阿弥の言葉、今の私たちにも通じますね。
向田邦子さんは、あ・うんやドラマ化もされた、阿修羅のごとくはよく観ていました。
パネトーネをお孫ちゃんが気に入ってくれるかどうか。です。

ken
mkdiechi
kenさん、こんにちは、ぴあ野です。
タイトルを拝見したとき、向田邦子さんの話かなと思いました。
若い頃に読んだ、向田さんの小説集(新潮文庫)に『男どき女どき』があるんです。
kenさんの御記事を拝読して、ああ、なるほど・・・と
合点がいくくらいですから、言葉の意味も、もっというなら小説も当時は理解できていなかったんでしょうね💦
良いことを教えていただき、どうもありがとうございました。

パネトーネですか!?ますますおいしそうです❣
娘さんも大喜びでしょうね!
nice_day002
アナザン・スターさん

こんにちは。
ありがとうございます。
そうですね。旧暦は身体に感じるものがあります。
北から南まで、大根や白菜、レンコン、海の幸の牡蠣は全国3位の生産高、恵まれています。
今年もあっという間でした。集団風邪も流行っているようですが、マスクや手の消毒、うがいを欠かさないようにしています・

ken
goo327anazann
自然の摂理・成行きにも、風向きや気温の差で
随分とだったり、微妙な違いがありますね。

旧暦や暦を参照していると、身体自体が感じて
備える有様です。

こちらは、那岐山から津山経由で来ると凍てます。
瀬戸内海からだと暑く蒸せる。
季節の到来にも、変化があり愉しいです。
食材も、葱や牛蒡に大根・白菜等、旬の物満載です。

先日、市内の丸善まで出かけましたが、流感にも罹らず
現状維持です。
食の大切さを痛感してます。

何時も訪問・応援を感謝申します。
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