京都府北部に位置する中丹地域で、初の「ジビエフェア」が開催されていると聞き、域内の飲食店の手になるジビエ料理をいただいてきました♪
初めて訪れた、福知山と綾部でそれぞれ1件ずつのお店で、丹波鹿の美味しさを、心ゆくまで堪能しました!
「中丹地域では美味しいジビエが食べられる」という地域イメージの確立を図るべく、今年(平成27年/2015年)初めて催された、「京都@中丹ジビエフェア 2015」。
「美味しいジビエが食べられる」と聞いては、座して見過ごす訳にもいきませんw
…ということで、やって来ました福知山。
京都から特急で、1時間強程の所要時間で、初めて訪れる街の地に立ちました!
フェアに参加した中丹地域(福知山市・舞鶴市・綾部市)の28飲食店の中から、訪れたお店は、福知山の「地中海レストラン ソレイユ」。
プリントアウトした、フェアの詳細に掲載されていた提供料理の写真を見て、このお店に決定しました^^
店内は、カウンター、テーブル、個室に分かれて、とても広々。
カウンター越しに見える厨房エリアには、ピッツァや釜焼き料理に使う、大きな釜もありました!
ジビエ料理を中心に幾つか注文をして、心躍りながら料理を待ちます。
まずは、スープをいただきます♪
「丹波鹿のダブルコンソメ 丹波豚の自家製ベーコン添え」です。
ダブルコンソメだけあって、見るからに濃くかつ澄んだ、豊潤な香りも高いスープが、食欲を大いにそそります。
深い色だけでなく、濃厚なコクの力強さにビックリ!
濃厚な旨味ですが、さっぱりとした後口の心地良い美味しさが素晴らしかったです(^o,^)
ベーコンも、コンソメの風味を一段と円やかに引き立てていました。
続いて、一番のお目当ての料理が運ばれてきました。
「丹波鹿のラグー 牛蒡と金時豆入ペンネリガータ」。
見るからにじっくりと煮込まれたジビエと、太めのペンネとが絡み合って、堪らなく美味しそうな光景がお皿の上に広がっていました(^г^)
この写真が、フェアの詳細に掲載されていたのですよね~♪
福知山行を決定させたメニューですw
ペンネの下に、煮込まれた丹波鹿のお肉がゴ~ロゴロ^^
「早く食べておくれ」と言わんばかりの、色艶の魅惑的な輝きには、抗う術はありません。
それでは、いただきます!
流石に、野山を駆け巡っていたであろう鹿の肉は、良く締まって弾力があり、「肉」そのものの深いコクを味わえたような気がした、素晴らしい美味しさでした!
野生肉にありがちな臭みも全く感じることなく、寧ろビーフに近い豊かな風味を、タップリと楽しむことができて、鹿肉の美味しさがしっかりと、脳裏に焼き付きましたw
ゴボウというのも、肉の旨味を実に良く引き出す、肉との相性が素晴らしいのですよね^^
これは、クセになりそう…!
欧米の方々がジビエを好むのも、納得です。
美味しいものをいただくと、食欲も旺盛になるみたいですねw
魚も一品オーダー。
「本日の舞鶴港からの魚」、この日は、サワラでした。
先程の釜で焼いた一品、香ばしい香りに、飛び付きますw
ジューシィな食感を保った、新鮮な身の瑞々しさを心ゆくまで堪能しました♪
野菜もタップリで、苦手な玉ネギまでも、その甘味を楽しむことができました!
デザートも、個性的^^
「ボネ」という、北イタリアの、チョコレート風味のプリンとのこと。
プリンの中には、アマレッティが混ぜられていて、その独特の食感が印象的な、ドルチェでした。
バニラアイスは、とても濃厚で重厚な甘い風味が美味しい自家製です!
あっさりしたボネと、円やかなバニラの、対照的な美味しさが互いを引き立て合う、素敵なデザートで、素晴らしい夜の食事を締め括ることができました^^
期待以上の味わい豊かなジビエ料理を、ごちそうさまでした!
福知山で1泊した翌日の午前は、少々空いた時間を利用して、福知山城へ。
福知山駅から、徒歩約15分位の所にあります。
天正8年(1580年)頃に、丹波を平定した明智光秀により最初に築かれたとされる福知山城、天守は明治に取り壊されましたが、昭和61年(1986年)に再建されました。
福知山城から、福知山駅まで戻ってきました。
冷え込みも厳しい2月、駅前にも所々、雪が残っていました。
福知山から普通電車で約10分で、綾部に到着。
ここで一旦下車します。
綾部も初訪問の街です。
お昼時に合わせて訪れた綾部で、ジビエのランチタイム♪
伺ったのは、「麻里也」というお店。
カジュアルな定食屋さん、といった雰囲気で、寛げました。
「鹿の和風地元産野菜のスープカレー」をいただきます!
定食のようなセットで、運ばれてきました^^
こちらのメニューは、どんなお味なのか、ワクワクしながらいただきます。
野菜がタップリの、とてもヘルシーなスープカレーです♪
玉ネギ、人参といった、カレー定番の野菜の他に、白ネギ、大根、里いも等々、メニューどおりに和風な野菜たちがタップリ!
どの野菜もしっかりと煮込まれていて、スープカレーに旨味が良く溶け込んでいました。
程良い歯応えと、やはりビーフのようなしっかりとしたコクを堪能した、鹿肉。
肉本来の締まった食感を、じっくりと味わいました^^
スパイシーなスープカレーとの相性もバッチリで、和風野菜のあっさり出汁と鹿肉の豊かな味わいとの素敵なコラボを、舌の上で存分に楽しむことができた、スープカレーでした。
ジビエをいただくのは、一昨年のカレー以来(元祖 鹿カレー&鹿肉の竜田揚げカレー)ですが、改めて、その味わい深い美味しさの虜になりました!
今回のジビエフェア、平成27年(2015年)2月22日までの期間限定なので、慌ただしいお出掛けとなってしまいましたが、次回の開催も心から望みつつ、このフェアの狙いである、「美味しいジビエを食べられる」中丹のイメージを是非確立していただきたいです!
初めて訪れた、福知山と綾部でそれぞれ1件ずつのお店で、丹波鹿の美味しさを、心ゆくまで堪能しました!
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「中丹地域では美味しいジビエが食べられる」という地域イメージの確立を図るべく、今年(平成27年/2015年)初めて催された、「京都@中丹ジビエフェア 2015」。
「美味しいジビエが食べられる」と聞いては、座して見過ごす訳にもいきませんw
…ということで、やって来ました福知山。
京都から特急で、1時間強程の所要時間で、初めて訪れる街の地に立ちました!
フェアに参加した中丹地域(福知山市・舞鶴市・綾部市)の28飲食店の中から、訪れたお店は、福知山の「地中海レストラン ソレイユ」。
プリントアウトした、フェアの詳細に掲載されていた提供料理の写真を見て、このお店に決定しました^^
店内は、カウンター、テーブル、個室に分かれて、とても広々。
カウンター越しに見える厨房エリアには、ピッツァや釜焼き料理に使う、大きな釜もありました!
ジビエ料理を中心に幾つか注文をして、心躍りながら料理を待ちます。
まずは、スープをいただきます♪
「丹波鹿のダブルコンソメ 丹波豚の自家製ベーコン添え」です。
ダブルコンソメだけあって、見るからに濃くかつ澄んだ、豊潤な香りも高いスープが、食欲を大いにそそります。
深い色だけでなく、濃厚なコクの力強さにビックリ!
濃厚な旨味ですが、さっぱりとした後口の心地良い美味しさが素晴らしかったです(^o,^)
ベーコンも、コンソメの風味を一段と円やかに引き立てていました。
続いて、一番のお目当ての料理が運ばれてきました。
「丹波鹿のラグー 牛蒡と金時豆入ペンネリガータ」。
見るからにじっくりと煮込まれたジビエと、太めのペンネとが絡み合って、堪らなく美味しそうな光景がお皿の上に広がっていました(^г^)
この写真が、フェアの詳細に掲載されていたのですよね~♪
福知山行を決定させたメニューですw
ペンネの下に、煮込まれた丹波鹿のお肉がゴ~ロゴロ^^
「早く食べておくれ」と言わんばかりの、色艶の魅惑的な輝きには、抗う術はありません。
それでは、いただきます!
流石に、野山を駆け巡っていたであろう鹿の肉は、良く締まって弾力があり、「肉」そのものの深いコクを味わえたような気がした、素晴らしい美味しさでした!
野生肉にありがちな臭みも全く感じることなく、寧ろビーフに近い豊かな風味を、タップリと楽しむことができて、鹿肉の美味しさがしっかりと、脳裏に焼き付きましたw
ゴボウというのも、肉の旨味を実に良く引き出す、肉との相性が素晴らしいのですよね^^
これは、クセになりそう…!
欧米の方々がジビエを好むのも、納得です。
美味しいものをいただくと、食欲も旺盛になるみたいですねw
魚も一品オーダー。
「本日の舞鶴港からの魚」、この日は、サワラでした。
先程の釜で焼いた一品、香ばしい香りに、飛び付きますw
ジューシィな食感を保った、新鮮な身の瑞々しさを心ゆくまで堪能しました♪
野菜もタップリで、苦手な玉ネギまでも、その甘味を楽しむことができました!
デザートも、個性的^^
「ボネ」という、北イタリアの、チョコレート風味のプリンとのこと。
プリンの中には、アマレッティが混ぜられていて、その独特の食感が印象的な、ドルチェでした。
バニラアイスは、とても濃厚で重厚な甘い風味が美味しい自家製です!
あっさりしたボネと、円やかなバニラの、対照的な美味しさが互いを引き立て合う、素敵なデザートで、素晴らしい夜の食事を締め括ることができました^^
期待以上の味わい豊かなジビエ料理を、ごちそうさまでした!
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福知山で1泊した翌日の午前は、少々空いた時間を利用して、福知山城へ。
福知山駅から、徒歩約15分位の所にあります。
天正8年(1580年)頃に、丹波を平定した明智光秀により最初に築かれたとされる福知山城、天守は明治に取り壊されましたが、昭和61年(1986年)に再建されました。
福知山城から、福知山駅まで戻ってきました。
冷え込みも厳しい2月、駅前にも所々、雪が残っていました。
福知山から普通電車で約10分で、綾部に到着。
ここで一旦下車します。
綾部も初訪問の街です。
お昼時に合わせて訪れた綾部で、ジビエのランチタイム♪
伺ったのは、「麻里也」というお店。
カジュアルな定食屋さん、といった雰囲気で、寛げました。
「鹿の和風地元産野菜のスープカレー」をいただきます!
定食のようなセットで、運ばれてきました^^
こちらのメニューは、どんなお味なのか、ワクワクしながらいただきます。
野菜がタップリの、とてもヘルシーなスープカレーです♪
玉ネギ、人参といった、カレー定番の野菜の他に、白ネギ、大根、里いも等々、メニューどおりに和風な野菜たちがタップリ!
どの野菜もしっかりと煮込まれていて、スープカレーに旨味が良く溶け込んでいました。
程良い歯応えと、やはりビーフのようなしっかりとしたコクを堪能した、鹿肉。
肉本来の締まった食感を、じっくりと味わいました^^
スパイシーなスープカレーとの相性もバッチリで、和風野菜のあっさり出汁と鹿肉の豊かな味わいとの素敵なコラボを、舌の上で存分に楽しむことができた、スープカレーでした。
ジビエをいただくのは、一昨年のカレー以来(元祖 鹿カレー&鹿肉の竜田揚げカレー)ですが、改めて、その味わい深い美味しさの虜になりました!
今回のジビエフェア、平成27年(2015年)2月22日までの期間限定なので、慌ただしいお出掛けとなってしまいましたが、次回の開催も心から望みつつ、このフェアの狙いである、「美味しいジビエを食べられる」中丹のイメージを是非確立していただきたいです!
以前プラハにあるジビエレストランへ行った時、日本で食べて以来、絶対に好きではないと思っていた鯉を勇気を持ってオーダーしたところ、あまりの美味しさに2皿目をオーダーしたくなってしまったほどでした。おそらく鯉の種類が異なるのかもしれません。
こう書きながら野生ではなく家畜のウサギや鴨もジビエのレストランでは出されるのだろうかと考えてしまいました。
ペンネも牛蒡と金時豆という和風なアイテムでイタリアンに仕上げている所がいいですね♪
臭いが残っていないという事は下処理もしっかりなのですね。以前ドイツで鹿のシチューをお呼ばれしましたが私には・・・・。ラム肉やレバー系も苦手なのでなかなかジビエはハードルが高いですが、こちらのお店のその他のメニューも美味しそうなのでそちらを^^
鳥取の日本海側に抜ける際に福知山を通るので次回のランチ候補店です!
もう一度食べたいw
オーストリアに近いチェコ南部では、養鯉が盛んであったように記憶しています。
プラハでも、鯉料理がでるのですね。
淡水魚は、どうも独特の臭みが気になることが多くて、敬遠しがちなのですが、プラハの鯉、験してみたいです^^
その肉が、本当にジビエかどうかは、お店を信じる他なさそうですね。。。
野生獣の肉だけに、一定量を継続的に確保しておくのも大変そうですが、ジビエを出す程のレベルのお店のモラルに賭けたいです。
そこで、京都府が音頭を取って、地産地消の地域振興という一石二鳥を狙ったフェアの開催となったようです。
ジビエは、臭みが苦手という方が多いですよね;
上手に処理をすれば、鹿肉など高級食材になる訳ですが、こちらの2店共に、臭みも感じずに、豊潤な風味と心地良い締り具合な食感で、とても美味しかったです!
福知山のお店は、パスタやピッツァ、一品もののメニューも豊かで、ピッツァにも使われる厨房備え付けの釜で焼かれた、釜焼きの品が美味しかったです♪
是非お試しになってみてください^^
鹿やイノシシが繁殖しすぎて猟期が伸びているけれど個人消費ばかりで、レストランには回らないのかもしれません。
ドイツやオーストリアでは鹿肉を提供するレストランが多いですが、その殆どが農場で買われているものだとか。
野山を動き回った鹿と、囲いの中で動きが制限された鹿とでは肉の食感も大分違うでしょうね。
牛蒡は香りが高いので、ジビエの匂い消しにも一役買ってるのかもしれませんね。
カレーも同じ理由で、鹿肉の匂い消しにはピッタリ。
私も来年の冬に、鹿肉でカレーを作ってみよう。
それでも、良く締まって美味しい肉なので、個人の狩猟家には好まれて、ジビエの存在が希少化して、高級食材と扱われるのでしょう。
日本でジビエを出すレストランが中々増えないのは、一定量を安定的に確保できないのも一因だそうで、レストランの数も恐らく段違いの欧州では、鹿肉も飼育のものがなければ、レストランでは幻の食材となりそうですね。
100%野生の鹿肉であった今回のジビエ、弾力のしなやかさに驚きました!噛む毎に解け蕩ける素晴らしい食感に、きちんと処理、調理をしたジビエの美味しさを堪能しました^^
その上で、香味野菜やスパイスと上手に組み合わせれば、美味しくならない方が不思議ですよね。
来年も開催されれば、もちろん行きたいですw