時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

2015 バスク・バルセロナ紀行-04~NH217便 ミュンヘンへのラストスパート

2016-01-23 08:28:41 | ビジネスクラス
 美味しい食事と快適な睡眠を楽しみながらのNH217便のフライトは、12時間を超える所要時間を苦痛に感じさせることもなく、順調にミュンヘンへと飛行を続けます。

 <<2015 バスク・バルセロナ紀行-03>

 ミュンヘン(München)到着まであと1時間半、といった頃に供された、2回目の食事を味わい、西に傾きつつある陽光によって朱く染められつつあった雲や地上の様子を眺め、着陸まで寛いでいました。

 NH217便は、定刻より少し早くミュンヘンへ到着。
 空港のラウンジで束の間一息ついてから、往路の目的地である、ビルバオ(バスク語:Bilbo スペイン語(公式名称):Bilbao)行のルフトハンザ(Lufthansa)機が待つ搭乗ゲートへと赴きました。


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 東京国際空港(羽田空港)を発ってから、既に10時間近くが経過…そろそろ、シベリアを含む広大なロシア(Россия)上空も抜ける頃です。

 雲が多くて、地上の様子は見えませんでしたが、日光に照らされた、変幻自在な雲の移ろいゆく姿を、飽くことなく眺めていました。



 エアショーを動画で撮ってみました。

 パーソナルディスプレイはタッチパネルとなっていて(リモコン操作も可能)、エアショーも3次元表示で色々なモードで楽しめる…技術の進歩にも、感嘆しきりでしたw

 もうミュンヘン到着まで、3時間を切っているのですね。
 快適な時間は、本当にあっという間に経過してしまいます。。。



 緑茶は、八女茶とのこと。
 ティーバッグではなく、湯呑みにいれていただけます。

 ここぞとばかりに、しばらくお預けとなる日本食を味わっていますw



 ミュンヘン到着まで、あと1時間半程となった頃に、2回目の食事が供されました。
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 今度の食事は、和食を選択してみました。
 綺麗な盛り付けに、纏められていますね♪

 口取り
  茶碗蒸し 秋刀魚蒲焼き 栗甘露煮
  牛肉味噌時雨煮 みつ巻き玉子
 主菜
  鯛蕪
 生姜時雨煮御飯
 味噌汁

 一品一品は少量でも、品数がたっぷりあった口取りは、いただいてみると、結構なボリュームでした。
 多様な美味しさを、少しずつ楽しむことができて、飽きの来ない和食のメニューです^^



 主菜の、鯛蕪です(^г^)
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 上品な風味のある鯛の身はもちろん、蕪の和らぎのある味わいを、じっくりと堪能しました。

 …主菜の背後にある口取りに、ピントが合ってしまっていますね(爆)



 純粋に御飯を味わう機会も恐らく、このNH217便から降機してしまえば、帰国時に再びミュンヘンからANAの帰国便に搭乗するまで、なさそうです。
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 ご飯の友の生姜時雨煮との抜群の相性で、あっという間に平らげてしまいました(^^;)



 うっすらと広がる雪雲のような雲、大きな塊から細切れのように千切れていくかのような雲…刻々と姿を自在に変える雲の姿に見入っていました。

 日光に映える様子も雲によってまちまちで、異なるグラデーションの折り重なる光景は、とても幻想的でした。



 ドイツ(Deutschland)へ近付く程に、飛び交う飛行機を見掛ける頻度も、高くなります。

 長い尾のような飛行機雲の航跡を曳いて、あっという間に飛び去っていく姿の美しさは、感動的でした!



 人間には真似のできない、大空の芸術作品。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 西日に輝く雲の情感と、高い空の蒼との素晴らしいコントラストには、眺めているだけで幸福感に満たされてしまいました!



 ミュンヘンへの着陸態勢に入っています。
 NH217便は、高度を下げ続け、地上の様子も手に取るように、くっきりと判別することができるまでになってきました。

 広大な田園地帯も、既にトワイライトに染め上げられつつあります。
 現地の時刻は、16:30近く。
 ドイツ、晩秋の夕景です。



 エアショー上でも、遂にミュンヘンに重なりました!

 間もなく、ミュンヘン到着です。



 NH217便、ミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(Flughafen München Franz Josef Strauß)へ、タッチダウン!

 「あっという間」のロングフライトでしたw
 着陸したのは、16:30頃。
 快晴の夕焼け空が印象的な、夕暮れ時を迎えたミュンヘン空港です。



 ミュンヘン到着の定刻は、16:55でしたので、約20分の早着でした。

 周囲がほとんどルフトハンザ機で固められた中、1機だけトリトンブルーを纏った機体は、とても目立っていました。
 数時間の休息の後、東京へととんぼ返りする機体との別れを惜しみます。
 とても快適なフライトでした!
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 翼を休める、NH217便として東京から飛んできた、ANAのボーイング787-9。

 ゆっくり休んでね~^^

 この時は、てっきりこれで撮り納めのお別れかと思っていましたが、そうではありませんでした。



 ドイツとスペイン(スペイン語:España カタルーニャ語:Espanya バスク語:Espainia)は、共にシェンゲン協定加盟国なので、シェンゲンエリア最初の到着国である、ここドイツで入国手続きを済ませました。

 ミュンヘン空港の、シェンゲンエリア行の搭乗エリア。
 流石にミュンヘン、展示してある車も、地元メーカーのものですね!



 ミュンヘンでの、ビルバオ行のフライトへの乗り継ぎ時間は2時間半程と、それ程長くはありませんでしたが、ルフトハンザのラウンジで休むことにしました。

 ミュンヘンの空港は、フランクフルト(Frankfurt am Main)のそれと並ぶ、ドイツの一大ハブ空港。
 平日の夕刻とあって、ラウンジは、スーツ姿のビジネスマンで大混雑;

 シンプルで飾り気のないインテリアに、実用的なドイツのお国柄を実感します。
 地元バイエルン(Bayern)の山並みが描かれた天井…目を遣る人は、ほとんどいませんでした。。。



 ラウンジで1時間半程休息した後、ビルバオ行のフライトが出発するゲートへと向かいました。

 こちらも、ルフトハンザ仕様の、シンプルなデザイン。
 オープンな雰囲気の漂う搭乗口です。



 ミュンヘンからビルバオまで搭乗するのは、LH1828便。
 ルフトハンザのフライトです。

 ルフトハンザの利用は、2011年(平成23年)のクロアチア(Hrvatska)旅行以来、4年ぶりとなります。

 いよいよ間近に迫ってきたビルバオ入りを前に、テンションを上げながら、ビルバオへと誘う飛行機へ乗り込みました。

 <2015 バスク・バルセロナ紀行-05>>



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2016-01-27 05:29:57
ヨーロッパと日本、同じ空なのに雲の感じが全然違いますよね。
フランスに遊びに来た姉が、ヨーロッパの雲は面白い!と雲の写真ばかり撮ってました(笑)
機内食と言われなければ、どこかの高級和食店の食事だと思ってしまうほど、品のある盛り付けですね。
これは日本から積んだ食事だから納得ですが、ドイツ積みの帰りの機内食がどれぐらいのレベルなのか、今から楽しみです。
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タヌ子さん。 (taろう)
2016-01-27 22:04:03
やはり、水蒸気が豊富に供給されるからなのか、日本→欧州のルートでは、ロシア西部~バルト海付近にかけての辺りが、様々な表情を見せてくれる雲がたくさん浮かんでいるような気がします。
普段は気にも留めない雲ですが、一旦気になり出すと、その表情の虜となってしまいますよね。
ANAの盛り付け、乱れるということがありませんでした!
制約の多い機内食で、味や見栄えをここまでのレベルに保つのが、日系の矜持のようにも思えてきました。
ドイツ発のANA便では、このレベルを維持できるのか、この後乗り継ぐビルバオ行ルフトハンザ便の機内食共々、お楽しみに^^
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