「君の名は。」カフェバスは、順調にルートを進みます。
<<真夏の東京マニアック旅-01>
「君の名は。」所縁のスポットが数多く点在している新宿エリア、次から次へと、息つく間もなく、聖地へと行き着きますw
非常に蒸し暑かった、真夏の夕暮れ時にもかかわらず、冷房のよく効いた車内から汗をかくことなく、見どころを巡ることのできた、快適な聖地巡礼でした!
時間の経過も忘れて作品の世界に浸り続けた、正味1時間半の所要時間はあっという間に経過し、この上ない幸せな気分に包まれて、出発地の東京駅附近へと終着しました。
<君の名は。カフェバス in 東京>
<映画『君の名は。』公式サイト>
この記事の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
※ この記事には、ネタバレの記述も含まれておりますので、ご注意ください。
※ この記事では、比較・検証の目的のため、作品の一部画像を引用しています。
引用した画像を含む作品の著作権は全て、「君の名は。」製作委員会に帰属します。
新宿まで到達した「君の名は。」カフェバスは、なお西へ向けて、走行を続けます。
歌舞伎町の交差点を、通過。
交差点の北を望むと、TOHOシネマズ新宿の入っているビルの、見覚えのある姿が、目に留まります。
9か月前の平成28年(2016年)11月に、「君の名は。」を含む、新海誠監督が手掛けた5作品のオールナイト一挙上映を鑑賞しに、訪れました。
あれから、もう9か月…時の経つのは、本当にあっという間ですね。
新宿大ガード東交差点の南東角の、ユニカビジョン。
作中では、通りの北側、西武新宿駅方向から南を一望する、やや俯瞰気味のアングルでしたね。
カフェバスで通過時は、当然ながら、下から見上げる構図に。
ここに、糸守町の被災後高校へ避難した人達が映ったりしていましたね。
この後カフェバスは、新宿大ガードをアンダーパス、新宿西口のエリアへと進んで行きます。
大ガードをくぐって、新宿大ガード西交差点へ。
これより西、靖国通りは、青梅街道となります。
この交差点では、割れた彗星を、大勢の人々が見上げるシーンが、印象的でした。
幻想的なイメージの彗星…作中全般に渡る、芸術的ともいえる光の処理が、新海誠監督作品の真骨頂ですね。
新宿大ガード西交差点を通過してすぐ、新都心歩道橋下交差点へと至ります。
この、新都心歩道橋上でも、ドラマチックな出逢いが、演出されていましたね。
雪の舞う夜に、瀧と三葉がこの歩道橋上で、互いに気付かずすれ違い。
すれ違った後で、ずっと探していた「誰か」の気配を感じたのか、2人とも振り返るも、そのタイミングがずれて、結局やり過ごしてしまう…新海監督らしい、細やかな心の機微を感じさせる演出でした。
…それにしても、上段の画像と中断の画像とは、縦に連続するイメージで撮影したつもりでしたが、全く繋がっていませんね(爆)
撮影時のこの場所では、前方の車の、一斉に点っていたテールランプの赤い重なりが、情感深い眺めに見入っていました。
1つのスポットを通り過ぎると、立て続けに次のスポットが現れる、新宿エリア。
新都心交差点から、一旦西へ迂回し、西から回り込むようにアプローチした、新宿警察署裏交差点。
散文的な名称とは裏腹に、交差点を囲うような、サークルのオブジェ?が目を引く、印象的な交差点です。
視点の高い2階席だけに、交差点のサークルのすぐ下をくぐる格好に。
2階建てバスならではの眺望を、堪能します♪
作中とは微妙に異なるアングルで、ロケ地のイメージがより豊かに蓄積されて、作品やこの場所自体に、新たな魅力を抱くことができました^^
新宿警察署裏交差点を過ぎて、少し進んだ所で、一旦停車。
明治神宮外苑でオープンエアとなった天井を、ここで再び閉じます。
このルーフの開閉は、てっきり自動で動作するものと思っていたのですが、明治神宮外苑で開放した時と同様に、ガイドさんがルーフのバーを握って、バスの後方から結構重たげに前方へとスライドさせていきました;
私1人のために、本当にありがとうございます!
明治神宮外苑から新宿西口まで、約30分間の、気持ちの良いオープンエア走行でした。
ルーフを閉じて、カフェバスは出発地である東京駅へと向け、再び走行を開始。
甲州街道へと出て、新宿駅南口を通過します。
瀧に入れ替わった三葉が、瀧の通う高校へ初めて登校する時に降り立って東京を実感したり、ラストのクライマックスで、瀧が三葉を探しに改札口からこのルミネの前を走り抜けていくシーン等、印象的な場面で登場する新宿駅南口。
「君の名は。」のおかげで、私にとっては、すっかりお馴染みのスポットの1つとなってしまいましたw
新宿駅南口で、正面の画像を連写した後、直ちに横を向き、対向車線側に建つバスタ新宿を撮影。
聖地巡礼で、いやという程歩き回って培った土地勘を、遺憾なく発揮w
バスタ新宿からの眺めは、こちらの記事をどうぞ。
新海誠監督作品では頻出のランドマークである、ドコモタワーは、バスタ新宿ののりばからも、はっきりと見ることができます。
新宿駅南口から甲州街道を東進、新宿四丁目交差点を通り過ぎ、新宿御苑の北辺部をトンネルで抜けた先は、往路(最下段の画像)でも通過した、四谷四丁目交差点です。
復路では、何とかドコモタワーの尖塔の全容を、画像に収めることができました(^^;)
時刻は、18時45分頃。
19時を前にして、車窓を流れる風景は、徐々に明るさを減じつつあります。
車窓には、照明に照らされた車内の様子が、かなり明るく映し出されるようになっていました。
ここも、クライマックスでの1シーンとなった、名高いスポットですね。
分かれ道と、その分岐の場所にあるポストとが、目立つアクセントとなって、印象に強く残るのかもしれませんね。
コースのルートが、新宿通りを一路東へと走行するというので、この場所を新宿通りから、一瞬ですが、小さな交差点通過時に眺めることができることも分かっていたので、コンデジを構えて、その「一瞬」をじっと待っていましたw
これも、聖地巡礼の賜物かw
ご覧のとおり、かなりブレましたが、視界に飛び込んできた、分かれ道の様子や赤いポスト、駐車場の看板等の情景から、三葉を探して駆け回る瀧の心情共々、クライマックスのドキドキ感を頭の中に呼び覚ますには、十分でした!
やがて、カフェバスは、四ツ谷駅のある四谷見附交差点へ到着しました。
画像中央やや右に、四ツ谷駅赤坂口の階段が見えていますね。
四ツ谷駅の構内も、やはりおかげさまで、かなり理解が進みました!
この場所へと到達した頃には、私の意識は、思い出していた「君の名は。」の作品世界に、ほぼ侵食されていましたw
瀧と奥寺先輩との初デート時や、瀧が就活中に奥寺先輩に呼び出された時の待ち合わせ場所を、引用した作中シーンでは瀧の後方となる、反対方向から眺めています。
画像のほぼ中央、駅舎へ向けて延びているアプローチの右側の辺りで、初デート時は瀧が、瀧の就活中に会った時には奥寺先輩が、相手を待っていましたね。
正に「カタワレ時」、灯りの点った情景の中に佇む、四ツ谷駅赤坂口。
昼と夜とが混ざったようなカタワレ時(黄昏時)の、どこか謎めいた雰囲気に満ちた風景に、魅せられます。
コースでは、四ツ谷駅で途中下車も可能でしたが、せっかくのカフェバス独占ツアー状態でもあり、最後まで乗車することにしました。
四ツ谷駅から東京駅までの区間は、夜に支配され始めた東京都心の、光と影とのコントラストが美しい眺めを、楽しむラストスパートでした。
皇居の半蔵門に突き当たる新宿通りの東端から内堀通りへと入り、三宅坂交差点では、ライトアップされた国会議事堂の、ピラミッド型をした屋根がヒョッコリと、暮れゆく空をバックに、浮かび上がっていました。
思っていた以上に存在感を感じる建物だなぁ、と実感中w
赤坂見附に聳える高層ビル、プルデンシャルタワー最上階の辺りが、車窓からも確認することができました。
永田町と赤坂見附はすぐ隣のような位置関係。
この時に、往路ですぐそばを通過した弁慶橋の袂に立てば、最下段の作中シーンのような趣のある眺めを、堪能することができたことでしょう。
国会前交差点の、南方向の眺め。
画像右方向に国会議事堂、画像左側は霞が関の官庁街となっています。
国の中枢部を間近に眺める機会もそうそうないので、この広々とした眺めを、記憶に焼き付けます。
一列に並ぶビルが、高さを揃えて横一線に、巨大な壁のような迫力を感じさせられた風景。
街路樹と街路樹との間に垣間見えた、一瞬の光景でしたが、インパクトのある眺めに、視線が惹き付けられました。
一見無秩序に、夥しい数の、様々な姿をしたビルが林立する東京の風景、私は嫌いではないです!
世界一の人口を擁する巨大な都市圏を形成しながら、その都心部には、心和ませる水や緑も多い東京の街の景観。
夜の帳が降り始め、皇居のお堀には、ビル群に加えて、点った街灯の美しい光の列が、幻想的に映し出されていました。
暖色系の彩りにライトアップされた、カフェバス内装とのコントラストの妙に酔いしれた、コース終盤でした。
霞が関を抜けて、日比谷、有楽町と通過し、カフェバスは出発地・丸ノ内鍛治橋駐車場近くの、東京高速道路ガード下へ到着。
唯一の乗客であった私1人の貸切状態となった、「君の名は。」カフェバスで巡る快適な東京聖地巡礼、ここに終了です!
到着時刻は、ちょうど19時を回った頃。
社内のBGM最後の曲(映画ラストと同様、RADWIMPSの「なんでもないや」でしたw)が終わったと同時に、カフェバスが停止。
ガイドさんの、恐るべき正確さのタイミング把握スキルwに、脱帽しました!!
まるで夢のように、ただひたすらに楽しい体験だったw、あっという間の1時間半の行程…まだまだ乗っていたい名残惜しさでいっぱいでしたが、「君の名は。」カフェバスとは、ここでお別れ。
一風変わった、面白い東京見物を楽しませてくれて、ありがとう(^o^)
「君の名は。」カフェバスの旅をナビゲートしていただいた、2名のガイドさん。
プロフェッショナルかつフレンドリーな対応に加えて、撮影とブログ掲載を快諾してくださり、本当にありがとうございました!
それから、ゆったりとリラックスして車窓風景を満喫することができた、終始安全かつ快適な運転に徹してくださった運転士さんにも、篤く感謝申し上げます。
思っていた以上に、作品の世界を思い出して、そこにドップリと浸かった気分でマニアックにw楽しめた、「君の名は。」カフェバスでの東京巡り。
申し込んで本当に良かった!と、心底思った、ゴキゲンなイベントでした。
<真夏の東京マニアック旅-03>>
【2017-08-27 追記】
この記事を投稿したのは、8月26日―ちょうど1年前のこの日(2016年8月26日)が、「君の名は。」の公開初日でした。
公開初日の1年後の同じ日付の日に、「君の名は。」関連の記事を上げることができて、幸せです!
<<真夏の東京マニアック旅-01>
「君の名は。」所縁のスポットが数多く点在している新宿エリア、次から次へと、息つく間もなく、聖地へと行き着きますw
非常に蒸し暑かった、真夏の夕暮れ時にもかかわらず、冷房のよく効いた車内から汗をかくことなく、見どころを巡ることのできた、快適な聖地巡礼でした!
時間の経過も忘れて作品の世界に浸り続けた、正味1時間半の所要時間はあっという間に経過し、この上ない幸せな気分に包まれて、出発地の東京駅附近へと終着しました。
<君の名は。カフェバス in 東京>
<映画『君の名は。』公式サイト>
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※ この記事には、ネタバレの記述も含まれておりますので、ご注意ください。
※ この記事では、比較・検証の目的のため、作品の一部画像を引用しています。
引用した画像を含む作品の著作権は全て、「君の名は。」製作委員会に帰属します。
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新宿まで到達した「君の名は。」カフェバスは、なお西へ向けて、走行を続けます。
歌舞伎町の交差点を、通過。
交差点の北を望むと、TOHOシネマズ新宿の入っているビルの、見覚えのある姿が、目に留まります。
9か月前の平成28年(2016年)11月に、「君の名は。」を含む、新海誠監督が手掛けた5作品のオールナイト一挙上映を鑑賞しに、訪れました。
あれから、もう9か月…時の経つのは、本当にあっという間ですね。
新宿大ガード東交差点の南東角の、ユニカビジョン。
作中では、通りの北側、西武新宿駅方向から南を一望する、やや俯瞰気味のアングルでしたね。
カフェバスで通過時は、当然ながら、下から見上げる構図に。
ここに、糸守町の被災後高校へ避難した人達が映ったりしていましたね。
この後カフェバスは、新宿大ガードをアンダーパス、新宿西口のエリアへと進んで行きます。
大ガードをくぐって、新宿大ガード西交差点へ。
これより西、靖国通りは、青梅街道となります。
この交差点では、割れた彗星を、大勢の人々が見上げるシーンが、印象的でした。
幻想的なイメージの彗星…作中全般に渡る、芸術的ともいえる光の処理が、新海誠監督作品の真骨頂ですね。
新宿大ガード西交差点を通過してすぐ、新都心歩道橋下交差点へと至ります。
この、新都心歩道橋上でも、ドラマチックな出逢いが、演出されていましたね。
雪の舞う夜に、瀧と三葉がこの歩道橋上で、互いに気付かずすれ違い。
すれ違った後で、ずっと探していた「誰か」の気配を感じたのか、2人とも振り返るも、そのタイミングがずれて、結局やり過ごしてしまう…新海監督らしい、細やかな心の機微を感じさせる演出でした。
…それにしても、上段の画像と中断の画像とは、縦に連続するイメージで撮影したつもりでしたが、全く繋がっていませんね(爆)
撮影時のこの場所では、前方の車の、一斉に点っていたテールランプの赤い重なりが、情感深い眺めに見入っていました。
1つのスポットを通り過ぎると、立て続けに次のスポットが現れる、新宿エリア。
新都心交差点から、一旦西へ迂回し、西から回り込むようにアプローチした、新宿警察署裏交差点。
散文的な名称とは裏腹に、交差点を囲うような、サークルのオブジェ?が目を引く、印象的な交差点です。
視点の高い2階席だけに、交差点のサークルのすぐ下をくぐる格好に。
2階建てバスならではの眺望を、堪能します♪
作中とは微妙に異なるアングルで、ロケ地のイメージがより豊かに蓄積されて、作品やこの場所自体に、新たな魅力を抱くことができました^^
新宿警察署裏交差点を過ぎて、少し進んだ所で、一旦停車。
明治神宮外苑でオープンエアとなった天井を、ここで再び閉じます。
このルーフの開閉は、てっきり自動で動作するものと思っていたのですが、明治神宮外苑で開放した時と同様に、ガイドさんがルーフのバーを握って、バスの後方から結構重たげに前方へとスライドさせていきました;
私1人のために、本当にありがとうございます!
明治神宮外苑から新宿西口まで、約30分間の、気持ちの良いオープンエア走行でした。
ルーフを閉じて、カフェバスは出発地である東京駅へと向け、再び走行を開始。
甲州街道へと出て、新宿駅南口を通過します。
瀧に入れ替わった三葉が、瀧の通う高校へ初めて登校する時に降り立って東京を実感したり、ラストのクライマックスで、瀧が三葉を探しに改札口からこのルミネの前を走り抜けていくシーン等、印象的な場面で登場する新宿駅南口。
「君の名は。」のおかげで、私にとっては、すっかりお馴染みのスポットの1つとなってしまいましたw
新宿駅南口で、正面の画像を連写した後、直ちに横を向き、対向車線側に建つバスタ新宿を撮影。
聖地巡礼で、いやという程歩き回って培った土地勘を、遺憾なく発揮w
バスタ新宿からの眺めは、こちらの記事をどうぞ。
新海誠監督作品では頻出のランドマークである、ドコモタワーは、バスタ新宿ののりばからも、はっきりと見ることができます。
新宿駅南口から甲州街道を東進、新宿四丁目交差点を通り過ぎ、新宿御苑の北辺部をトンネルで抜けた先は、往路(最下段の画像)でも通過した、四谷四丁目交差点です。
復路では、何とかドコモタワーの尖塔の全容を、画像に収めることができました(^^;)
時刻は、18時45分頃。
19時を前にして、車窓を流れる風景は、徐々に明るさを減じつつあります。
車窓には、照明に照らされた車内の様子が、かなり明るく映し出されるようになっていました。
ここも、クライマックスでの1シーンとなった、名高いスポットですね。
分かれ道と、その分岐の場所にあるポストとが、目立つアクセントとなって、印象に強く残るのかもしれませんね。
コースのルートが、新宿通りを一路東へと走行するというので、この場所を新宿通りから、一瞬ですが、小さな交差点通過時に眺めることができることも分かっていたので、コンデジを構えて、その「一瞬」をじっと待っていましたw
これも、聖地巡礼の賜物かw
ご覧のとおり、かなりブレましたが、視界に飛び込んできた、分かれ道の様子や赤いポスト、駐車場の看板等の情景から、三葉を探して駆け回る瀧の心情共々、クライマックスのドキドキ感を頭の中に呼び覚ますには、十分でした!
やがて、カフェバスは、四ツ谷駅のある四谷見附交差点へ到着しました。
画像中央やや右に、四ツ谷駅赤坂口の階段が見えていますね。
四ツ谷駅の構内も、やはりおかげさまで、かなり理解が進みました!
この場所へと到達した頃には、私の意識は、思い出していた「君の名は。」の作品世界に、ほぼ侵食されていましたw
瀧と奥寺先輩との初デート時や、瀧が就活中に奥寺先輩に呼び出された時の待ち合わせ場所を、引用した作中シーンでは瀧の後方となる、反対方向から眺めています。
画像のほぼ中央、駅舎へ向けて延びているアプローチの右側の辺りで、初デート時は瀧が、瀧の就活中に会った時には奥寺先輩が、相手を待っていましたね。
正に「カタワレ時」、灯りの点った情景の中に佇む、四ツ谷駅赤坂口。
昼と夜とが混ざったようなカタワレ時(黄昏時)の、どこか謎めいた雰囲気に満ちた風景に、魅せられます。
コースでは、四ツ谷駅で途中下車も可能でしたが、せっかくのカフェバス独占ツアー状態でもあり、最後まで乗車することにしました。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
四ツ谷駅から東京駅までの区間は、夜に支配され始めた東京都心の、光と影とのコントラストが美しい眺めを、楽しむラストスパートでした。
皇居の半蔵門に突き当たる新宿通りの東端から内堀通りへと入り、三宅坂交差点では、ライトアップされた国会議事堂の、ピラミッド型をした屋根がヒョッコリと、暮れゆく空をバックに、浮かび上がっていました。
思っていた以上に存在感を感じる建物だなぁ、と実感中w
赤坂見附に聳える高層ビル、プルデンシャルタワー最上階の辺りが、車窓からも確認することができました。
永田町と赤坂見附はすぐ隣のような位置関係。
この時に、往路ですぐそばを通過した弁慶橋の袂に立てば、最下段の作中シーンのような趣のある眺めを、堪能することができたことでしょう。
国会前交差点の、南方向の眺め。
画像右方向に国会議事堂、画像左側は霞が関の官庁街となっています。
国の中枢部を間近に眺める機会もそうそうないので、この広々とした眺めを、記憶に焼き付けます。
一列に並ぶビルが、高さを揃えて横一線に、巨大な壁のような迫力を感じさせられた風景。
街路樹と街路樹との間に垣間見えた、一瞬の光景でしたが、インパクトのある眺めに、視線が惹き付けられました。
一見無秩序に、夥しい数の、様々な姿をしたビルが林立する東京の風景、私は嫌いではないです!
世界一の人口を擁する巨大な都市圏を形成しながら、その都心部には、心和ませる水や緑も多い東京の街の景観。
夜の帳が降り始め、皇居のお堀には、ビル群に加えて、点った街灯の美しい光の列が、幻想的に映し出されていました。
暖色系の彩りにライトアップされた、カフェバス内装とのコントラストの妙に酔いしれた、コース終盤でした。
霞が関を抜けて、日比谷、有楽町と通過し、カフェバスは出発地・丸ノ内鍛治橋駐車場近くの、東京高速道路ガード下へ到着。
唯一の乗客であった私1人の貸切状態となった、「君の名は。」カフェバスで巡る快適な東京聖地巡礼、ここに終了です!
到着時刻は、ちょうど19時を回った頃。
社内のBGM最後の曲(映画ラストと同様、RADWIMPSの「なんでもないや」でしたw)が終わったと同時に、カフェバスが停止。
ガイドさんの、恐るべき正確さのタイミング把握スキルwに、脱帽しました!!
まるで夢のように、ただひたすらに楽しい体験だったw、あっという間の1時間半の行程…まだまだ乗っていたい名残惜しさでいっぱいでしたが、「君の名は。」カフェバスとは、ここでお別れ。
一風変わった、面白い東京見物を楽しませてくれて、ありがとう(^o^)
「君の名は。」カフェバスの旅をナビゲートしていただいた、2名のガイドさん。
プロフェッショナルかつフレンドリーな対応に加えて、撮影とブログ掲載を快諾してくださり、本当にありがとうございました!
それから、ゆったりとリラックスして車窓風景を満喫することができた、終始安全かつ快適な運転に徹してくださった運転士さんにも、篤く感謝申し上げます。
思っていた以上に、作品の世界を思い出して、そこにドップリと浸かった気分でマニアックにw楽しめた、「君の名は。」カフェバスでの東京巡り。
申し込んで本当に良かった!と、心底思った、ゴキゲンなイベントでした。
<真夏の東京マニアック旅-03>>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
【2017-08-27 追記】
この記事を投稿したのは、8月26日―ちょうど1年前のこの日(2016年8月26日)が、「君の名は。」の公開初日でした。
公開初日の1年後の同じ日付の日に、「君の名は。」関連の記事を上げることができて、幸せです!
確かにこういうツアーの場合は直前の申し込みもある可能性が高いから、ギリギリまで待つしかないのかもしれないけれど、一人バス貸し切りツアーって思いっきり赤字ですよね(笑)
改めて映画の画像、実際の画像を見比べてみましたが、よくぞまあここまで忠実に映像を再現したなと感心することしきり。
聖地を実際に知っている人と知らない人ではやはり感動の仕方もちょっと変わってくるのでしょうね。
私は東京都心は良く知らないけれど、今後都心に出るたびに、taろうさんのお蔭で、『あ、ここ、どこかで見た風景だな』と感じることが多くなりそうです。
とはいえ、こうしたツアーは、参加者同士、共通の話題で盛り上がるのも期待のうちなので、その点では、残念でした。
車上から、昨年の聖地巡礼のおさらいをしていた実感で、ルートマップ記載のスポット以外でも、個人的に思い入れのある場所を眺めては、感慨に耽っていました。
私も、「君の名は。」のおかげ(作中の精緻な描写や聖地巡礼等)で、だいぶ東京都心の地理に明るくなりましたw