従来より、タバコにはα線型”ポロニウム210”と言う放射性物質が含まれており、ニコチンやタールなどの発ガン性物質と相乗してガンを誘発することが分かっています。そして、今年4月より新たに放射能セシウムが仲間入りする事になりました。
これまで約50年に渡って黙認されてきた”ポロニウム210”はウランの300から330倍の強さの放射能であり、ごく微量でも強い放射能と昇華性のある内部被曝の危険が大きい事から、厳重な管理が必要な物質と言われています。
世界中の葉タバコに、収穫したときから含まれている”ポロニウム210”...
葉タバコの栽培は、タバコ会社と買取契約した農家だけが栽培を許されています。
そのときの契約書には、「使用してよい化学肥料は、これとこれだけ」と化学肥料の銘柄まで指定されている旨が明記されているはずです。
おそらく、肥料会社はイルミナティに大きく関わった人口削減計画で天然放射性元素に見せかけた物質を黙認し続けて来たのでしょう...これは、タバコ産業が一環としてドル箱だった証でもあります。
そしてタバコには、600種の添加物と7000種以上の煙成分が含まれています。
『肺がん、心臓病、肺気腫』と言った直接的な健康被害はこの危険物質とニコチン・タール値を小さくするために施される巻紙に使われる燃焼剤が主な原因なのです。そして、”ポロニウム210”はこれらの発がん性物質の誘発剤として喫煙者の肺に倍のダメージを与える事になります。
そして、日本たばこ産業株式会社 (JT) はこの4月からセシウム入りタバコを販売しました。
ちなみに今年2012年3月末までに工場から出荷されたタバコには、去年の原発事故で汚染された葉タバコは一切入ってなく、今年4月からは2011年に収穫された放射能葉タバコが使われているタバコが売られるようになったそうです。
日本たばこ産業株式会社 (JT) の認識としては、国産葉たばこの放射能暫定基準値を野菜類等と位置づけしており、社内暫定基準値(放射性セシウム: 500Bq/kg、放射性ヨウ素: 2,000Bq/kg)を超えなければ問題は無いとしてます。
2012年4月1日から食品の放射能・新基準値が採用されます。
今までの暫定基準値 新基準値
・米などの穀類 500ベクレル/kg → 100ベクレル/kg
・野菜 500ベクレル/kg → 100ベクレル/kg
・肉・卵・魚など 500ベクレル/kg → 100ベクレル/kg
・飲料水 200ベクレル/kg → 10ベクレル/kg
・乳児用食品 200ベクレル/kg → 50ベクレル/kg
ん?あれれ!?『あのぉ~、セシウムは空気清浄機を素通りしてしまうし、マスクも気化したセシウムはブロックできないんですけど...』
気化したセシウムガスは、日常生活をしている限りは、どんなことをしても防御できません。
特に、もっとも危険な"副流煙"の成分の97%がガス(気体)ですので、どんな最新の空気清浄機でも素通りしてしまいます。
家電メーカーの空気清浄機で「タバコの粒子を取り除く」という謳い文句は、単なる消臭効果のことで、タバコの極微粒子を吸い取ることはできません。
セシウムが気体になるのは671℃ですから、タバコの燃焼熱(700℃~900℃)によってセシウムは簡単に気体(ガス)に変わります。もう何をやっても、セシウムは防げないということになります。
従って、"副流煙"として攻撃して来る"セシウム毒ガス"から身を守るためには、その場を素早く立ち去る以外にないのです。
福島原発は深刻な放射能汚染に歯止め効かず、かなり深刻な状況まで陥ってます。それに相乗してこれからは喫煙者による放射性物質のばらまきが始まろうとしてます。喫煙者には是非とも、この真実を理解して周囲への配慮を意識して欲しいと思います。
セシウムの拡散分布状況
かつて、かなりのニコチン中毒・たばこ依存症だった私は声を大にして"脱・タバコ!!"を主張します。
ダイオキシンは、2004年9月、ウクライナ大統領選の野党候補ヴィクトル・ユシチェンコ元首相が選挙運動中に毒殺未遂事件で使用され、話題になりました。こちらは猛毒性のダイオキシンが、ユシチェンコ氏の食物に高濃度に混入されたのではないかといわれています。
当時、元々イケメンだった顔が一夜にして変貌してしまったという画像が話題になり、衝撃的でした。毒物を排出しようとする生体反応から、すさまじい吹き出物が顔中を埋め尽くしてしまったと思われます。
ダイオキシンはタバコにも含まれます。
紙巻きタバコが燃焼するときに、毒性の強いダイオキシンが発生するのです。
本人が吸い込むだけでなく、周囲にもまき散らす、ゴミ焼却場のような公害です。
ポロニウムという猛毒放射性物質は、2006年11月に、元KBG(旧ソ連の国家保安委員会) 情報部員のアレクサンドル・リトビネンコ氏の不審死により大きく世界に報道されました。リトビネンコ氏の身体からは致死量の100倍の量のポロニウムが検出され、暗殺説も叫ばれました。
げっそりとほほがこけ、髪も抜け落ちてしまったリトビネンコ氏