前回のブログ "3.11が運命の分岐点…" のアンサーブログとなります。
放射性物質による被爆や食品添加物に対し、私個人の結論は「YES」でも「NO」でも無く、「?」です。
そう。「わからない」と言うのが、私の率直な答えなのですが、実はこの判断は私たち人間にとっては重要な答えなんです。
前回のブログでも書きましたが、『わからない物には手を出さないこと!!』と言うのが自分の身体を守る唯一の防衛策。
かつてのチェルノブイリ原発事故による被爆をはじめ、水俣病や四日市喘息、アスベストによる中皮腫問題、血液製剤による薬害エイズ…
いつの時代も、世に蔓延る大きな問題は存在します。『わからない』と言う選択肢は決して恥ずかしい事ではありません。
むしろ、『きっと大丈夫だろう』と言う勝手な思い込みで失落していく方がよっぽど、哀れに感じてしまいます。
いつの時代も科学は蓄積されたデータがあって初めて、確実性を得られる訳ですから、何十年の経過観察を経て安全が確認されている代物なら、私も安心して利用します。
しかし、今、日本が直面している福島原発の放射能汚染、被爆に対する行為はあまりにも無謀過ぎると感じざるを得ません。
せめて、チェルノブイリ原発事故で得られたデータを教訓とした規制に基づくなら、若干の信頼も生まれるのでしょうが、薄っぺらい御用学者の意見を採用して安易な「終息宣言」を行い、数値改ざんまでして『食べて応援』を推進する国の行為には、ある意味『人体実験を行っているのか?』と勘ぐりたくなる程、疑念を持ってしまいます。
特に日本の食文化は世界的に注目を浴びてるだけに、安全を即時、"人体実験"で確かめたい思惑も判らない訳ではありません。何せ、安全データを取るには莫大な金額と長い月日が必要な訳ですから…
そして当然ながら、この問題で被害が出てしまったとしても、誰も責任を取る事は無いでしょう。
何度も書きますが、かつてのチェルノブイリ原発事故による被爆をはじめ、水俣病や四日市喘息、アスベストによる中皮腫問題、血液製剤による薬害エイズと言った過去の事例では、まともに解決した経緯はありません。どの問題も未だに引きずり続け、犠牲者となった方々は今も尚、苦しみ続けています。
国や東電は巧妙に情報を操作して、被爆を恐れる者をまるで"悪人"の様に仕立て上げてます。放射線量の高い地域に住む者、そして、放射線被曝を逃れて離れる者も本来なら被害者同士です。その国民を仲違いさせ、自分たちは高見の見物であたかも仲裁に入る良識者を装う...
『本当の加害者...そして犯罪者』は
"国"に携わる者と"東電"と言う組織なのです。騙されてはいけない...
これではまるで、どこかの"低能な民族"の性格そのもの...
純粋な日本人である私たちは「絶対に騙されない!!」
もう、いい加減に詐欺師連中の罠から脱出しましょう!!
『わからない物には手を出さないこと!!』歴史は私たちに教えてくれてます。
危険を回避する事は決して恥ずべき行為ではなく、生きるための大切な知恵なのです。