西村ニュース58号できました。📰
今号は自治体学校分科会で参加した基地視察について書きました。🪖
内容は以下の通りです。
神奈川県内の米軍基地を視察
第66回自治体学校in神奈川が7月20、21日横浜市で開催されました。オンラインを含め全国の地方議員、自治体職員、研究者ら1300人以上が参加しました。分科会では神奈川県内の米軍基地の視察に参加しました。
横浜ノースドッグ
横浜市神奈川区瑞穂埠頭に「横浜ノースドッグ」という兵站・物流積み出しに使われる米軍基地があります。戦後直後横浜市内では112施設が米軍に接収され、未だに返還されていない施設が4つあり、その1つがノースドッグです。横浜中心部からほど近い便利な港湾で、米軍からすると最後まで手放したくないのでしょう。戦争する国づくりの下、この港に揚陸艇部隊が配備されるようになりました。揚陸艇は、例え砂浜であっても座礁することなく接岸し橋げたを架けて、船から大量の兵員、戦車、装甲車を揚陸するものです。ヘリや輸送機では比べ物にならないほどの大量の部隊・物資の輸送が可能です。地元では揚陸艇部隊配備反対と基地の全面返還のたたかいが繰り広げられています。
横須賀海軍基地
横須賀は旧海軍の基地があったところですが、敗戦により米軍に接収され今に至っています。横須賀海軍基地を一望できる安針台(あんじんだい)公園があり、「横須賀版・安保の見える丘」といわれ、横須賀平和委員会ではこの場所から軍艦の監視活動をしているそうです。横須賀は日米海軍の主力部隊が集中し、空母を中心とした出撃基地になっています。
オスプレイ飛行反対厚木基地集会にも参加
その後、キャンプ座間、厚木基地を回り、最後に大和駅前で「オスプレイ飛行再開反対厚木基地集会」にも参加しました。オスプレイは墜落事故後飛行停止になっていたものの、厚木基地では5月20日に試験飛行が強行されたそうです。厚木基地はオスプレイの整備拠点でもあり、従来から米軍機による爆音がひどかった所。住民の不安は大きく飛行再開に強く抗議をしていました。ちなみに厚木基地は厚木市にはなく、大和市と綾瀬市にあります。それなのになぜ厚木基地なのかは諸説ありはっきりしないそうです。オスプレイを日本から全て撤去させない限り、また矢臼別演習場にも来てしまいます。全国の基地のまちと連帯して撤去を目指して頑張ります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます